ONODERA USER RUNの特定技能人財 航空分野・「空港グランドハンドリング」就労開始。
<特定技能に特化。現地無償教育、国内紹介・定着支援までワンストップで実施>
株式会社ONODERA USER RUN(代表取締役社長:加藤 順 所在地:東京都千代田区)は、OURフィリピンアカデミー・ダバオセンターで無償教育を経て、航空分野「空港グランドハンドリング」の特定技能評価試験に合格した29名(男性27名・女性2名)が、株式会社JALグランドサービス(代表取締役社長:上島 治 所在地:東京都大田区 以下、「JALグランドサービス社」)にて就労を開始いたします。引き続き、航空業界の人手不足解消を目指し、即戦力となる人財の教育に取り組んでまいります。
当該特定技能人財は、この取り組みをスタートするに際し、JALグランドサービス社の協力を得て、空港グランドハンドリング業務の基礎的な知識、また、現場での必要な知識やノウハウ(know how)、ノウホワイ(know why)について、対面による60時間以上の基礎・専門講義、及び集中プログラムによる特別カリキュラム編成・実施しています(無償教育プログラム)。
来日前には、日本の事情(生活、マナー、交通ルール、災害、金銭管理、防犯)や、ホスピタリティや多様性、異文化レジリエンス研修のほかに、JALグランドサービス社より、円滑に業務開始ができるよう、空港内でのオペレーションに係る来日前研修が実施され、即戦力となる人財の教育を行っております。
■JALグランドサービス社へ就労予定の特定技能人財のコメント
普段から授業に集中し、わからないことはすぐに先生に伺いました。わからないままでいることは勿体ないですし、それでは勉強の意味がないと思っています。授業後はいつも寮で2時間ほど復習し、専門的な言葉(用語)を覚えました。現在は、日本語能力試験JLPTのN3レベルなので、空港グランドハンドリングの仕事をしながらさらに日本語力を向上したいです。チャンスがあれば、JALグランドサービスで長く働きたいと思っています。
■受け入れ企業(株式会社JALグランドサービス)ご担当者様のコメント
ONODERA USER RUN社の特定技能人財については、真面目で素直な人間性に加え、日本で働くことへの意欲や期待があふれている印象があり、コミュニケーション力を感じました。
「安全」を踏まえた高品質なグランドハンドリングに必要なスキルを習得してもらい、今後の旺盛な航空需要に応えるJALグループの仲間として力を発揮してもらいたいです。また、日々のコミュニケーションを通し、日本人社員に対してもグローバルリテラシーの向上につながることを期待しています。
※JALグランドサービス社では、2023年度において、当社の他、複数の送り出し機関と連携し、特定技能人財における80名規模の採用を予定しており、グランドハンドリング人財の育成に努めています。
■航空分野の実情
航空分野に於いては、令和元年度から5年度まで8,000人程度の人手不足が見込まれ、5年間で2,500人程度の国内人材の確保(5年間で3,500~4,000人程度)を行っても、なお不足すると見込まれ、最大2,200人を上限として受け入れることになっています。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による大きな経済情勢の変化を踏まえ、本年度末までは、当面、受入れ見込数を最大1,300人とし、これを受入れの上限として運用されています。
近年の訪日外国人旅行者の増加や LCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)の事業拡大に伴い、航空需要は拡大を続けています。さらに、訪日外国人旅行者数の政府目標(2020年4,000万人、2030年6,000万人)の達成に向けた国際線旅客の更なる増加等に対応していくためには、これを支える航空分野の人材確保が極めて重要であるとしています。
しかしながら、航空分野においては、生産性向上や国内人材確保の取組を進めているものの、即戦力となる国内の航空専門学校の入学者数の定員割れが常態化しており、また、整備士の高齢化等による大量退職への対応も喫緊の課題となっています。また、地方の空港においても航空需要が拡大し、地方部の人手不足も深刻化していくと捉えられています。
航空輸送は社会経済活動や国民生活を支える基盤であり、航空分野の現場で即戦力となる人材は、安全・安定的な輸送の確保のための重要な役割を担っています。訪日外国人旅行者の増加等による航空需要の増加に対応が求められる中、一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れることが、当該分野の基盤を維持し、今後も発展させていくために必要不可欠であるとしています。
出典・引用 国土交通省航空局 分野別運用方針・運用要領 航空分野における特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針一部変更(令和5年6月9日)
特定技能のリーディングカンパニーである弊社は、現在、アジアに日本語及び特定技能に係る独自の無償教育拠点(OURアカデミー)を有し、各分野の専門教育を無償で行っております。
専門分野の教育は、多岐にわたる指導が求められますが、日本での就業意欲・意識の高い学生の希望を叶えるべく、スタッフ一同、力を合わせ、精一杯取り組んでいます。
これからも日本で働きたい若く優秀な対応力のある人財を育成し、安心・安全に、超高齢化社会における人材不足でお悩みの日本全国の事業者さまをつなげ、定着までをしっかりと支援することで、持続可能な共生社会づくりへの架け橋となるべく、OURグループ一体となって強く推進してまいります。
【ご参考 特定技能資格取得に係るOUR海外無償教育拠点】
【株式会社ONODERA USER RUNについて】
株式会社ONODERA USER RUNは2016年11月に設立。アジア各国における人財教育と、特定技能に特化した日本国内への人財紹介事業を展開※。2023年9月30日現在、学生数4,642名(入社済を含む)、特定技能試験の合格者を2,783名輩出し、2,816名が内定、1,798名(累計)が紹介先での就業を順次開始しております。日本語・特定技能教育から人材紹介、就業後の生活や資格取得の支援までをワンストップで行うことにより、安定して長く働ける人財をご紹介しております。
※ 当社は法務省が認定する登録支援機関です。
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番3号 大手センタービル14階
設立:2016年11月1日
資本金:1億円
代表者:代表取締役社長 加藤 順
【ONODERA GROUPについて】
ONODERA GROUPは1983年の創業以来、全国2,800ヶ所以上で食事提供を行う株式会社LEOCをはじめ、給食・外食・人財・再生医療・介護・スポーツなど、多彩な事業をグローバルに展開しております。「お客様に喜びと感動を パートナーに成長と幸福を 社会に貢献を」との企業理念のもと、一人ひとりの「幸せづくり」におけるリーディングカンパニーとして、さらなる挑戦を続けてまいります。
代表者:グループ代表 小野寺 裕司
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