エビデントが白色干渉計搭載 3D測定レーザー顕微鏡を発売
新製品LEXT™ OLS5500は、あらゆる表面解析において信頼性の高い測定を提供します。
【米国マサチューセッツ州ウォルサム – 2025年11月6日(現地時間)発】
株式会社エビデント(本社:東京都、社長:吉本浩之、以下「エビデント」)は、レーザー顕微鏡、白色干渉計、フォーカスバリエーションの3つの技術を1台に搭載した、白色干渉計搭載 3D測定レーザー顕微鏡「LEXT™ OLS5500」の発売を発表しました。本製品は、研究開発や品質保証、品質管理などの現場におけるニーズに対応するために設計されており、微細な表面形状の詳細な観察、トレーサブルな高精度測定、そして直感的に操作できるユーザーインターフェースを通じて、日々の業務の効率化と品質向上を力強く支援します。

OLS5500はレーザー顕微鏡および白色干渉計の双方において「正確さ」と「繰り返し性」を保証する世界初*のハイブリッドシステムであり、あらゆる表面性状において高精度な測定を可能にします。 また、ISO規格に準拠した測定ノイズの保証により、微細な表面性状も高解像度で捉えることが可能です。 更に、広範囲の測定が必要な場合も、OLS5500はレーザー顕微鏡および白色干渉計の双方において貼り合わせデータの正確さを保証します。
OLS5500は、エビデントが1世紀以上にわたって培った自社設計の光学技術により、卓越した高精度の画像を提供します。 LEXT専用対物レンズは、視野全体にわたって鮮明な画像と精密な3D形状取得を可能とし、正確な測定をサポートします。また、高NAの白色干渉対物レンズは従来のレーザー顕微鏡に比べて測定スループットを最大40倍高速化します。 本システムの高度な自動化、直感的なインターフェースにより、観察から検査・測定の一連の業務を効率的に行うことができます。
「私たちの目標は、本製品により、開発部門における微細構造の解析から高スループットが求められる品質管理での測定までを支援することです。」と、プロダクトマネジメントのバイスプレジデントであるシンディ・チャン氏はコメントしています。
* 2025年10月時点、当社調べによる
LEXTは株式会社エビデントまたはその子会社の商標です。
また、本製品は、様々な表面解析における信頼性の高い測定技術が評価され、公益財団法人日本デザイン振興会の2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。
製品に関する詳細はこちらよりご覧いただけます。
株式会社エビデントについて
私たちは、オリンパスとして100年以上にわたり、顕微鏡における光学精度の業界標準を築き、これまで見えなかったものを可視化することで、ライフサイエンスや医療、マテリアルサイエンスの発展に貢献してきました。現在はエビデントとして、優れた光学技術と最先端のデジタルイノベーションを組み合わせた高度なイメージングソリューションを通じて研究者や医療従事者、エンジニアの皆さんが「目に見えないものを可視化」ことを支援しています。
ライフサイエンス分野では、病理や教育での明視野顕微鏡から研究用途の高度な蛍光イメージングシステム、AI画像解析、デジタルパソロジーまで、多彩なラインアップを取り揃え、研究、臨床、教育をサポートしています。生命現象の解明や未知の領域の探求、製品の品質保証、そのすべてにおいて、「隠された答え」を解き明かし、新たな発見を支えるイメージングツールを提供することにより、次なる時代のイノベーションに貢献していきます。
エビデントは東京に本社を置き、日本、米国、ドイツ、中国に研究開発・製造の拠点を有するとともに、世界中に事業拠点と専任の販売・サービス拠点を展開しています。
詳細については、当社のウェブサイトEvidentScientific.comをご覧ください。
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