物語運輸、「海外向け商品開発プロデューサー育成プログラム」で日本伝統文化検定と連 携
〜日本文化を体系的に学び、その価値を編集し、海外市場で売り切るまでを担う人材を育てる〜

物語運輸株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:五十嵐 勇、以下「物語運輸」)は、株式会社みらいワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡本 祥治、以下「みらいワークス」)と共同で2026年10月に開講する「海外向け商品開発プロデューサー育成プログラム」において、一般社団法人日本伝統文化検定協会が運営する「日本伝統文化検定」(以下「伝検」)と連携します。
本プログラムでは、伝検を通じて日本文化の歴史や背景、その根底にある考え方を体系的に学びます。あわせて、物語運輸が海外展開の現場で培ってきた商品開発、ストーリー設計、海外クラウドファンディング、越境ECのノウハウを、実践を通じて身につけます。
日本文化を「知る」だけで終わらせず、その価値をいまの生活者に伝わる形へ編集し、海外市場で試し、実際の売上につなげる。ここまでを一つの流れとして学べることが、本プログラムの最大の特徴です。
連携の背景 ― 海外で売るには、まず日本文化を深く知る必要がある
日本には、世界に誇れる伝統文化や技術が数多くあります。しかし、どれほど優れた技術や商品であっても、その背景にある歴史や地域性、職人の思想や美意識までは、なかなか伝わりません。結果として、本来の価値が国内外で正しく評価されないまま終わってしまう例も少なくありません。
海外展開を成功させるために必要なのは、市場調査や販売の知識だけではありません。まず、日本文化そのものを深く理解すること。そのうえで、文化的な背景や作り手の想いを、海外の生活者に届く商品・物語・価格・用途へと編集し直し、実際の市場で確かめていく力が求められます。
だからこそ物語運輸は、文部科学省・経済産業省後援の伝検と連携し、「文化を理解する力」と「海外で売り切る力」の両方を備えた人材の育成に取り組みます。本プログラムが育てるこうした人材を、物語運輸では「海外展開プロデューサー」と呼んでいます。
「文化を知る」から「世界で売れる」まで、6つのステップで学ぶ
本プログラムは、6つのステップを6か月の期間で学びます。
PHASE 1 ── CULTURE & STORY 文化を理解し、物語の核をつくる
MONTH 01 文化経済と海外市場
日本文化と地域産業がいま置かれている状況を押さえたうえで、海外市場の構造を学びます。日本伝統文化検定を通じて文化を体系的に理解し、自分が扱う文化資源をどう高付加価値化し、海外のどこに位置づけるかを見極めます。
▶ 成果物:文化資源分析 & 海外市場ポジショニングマップ
MONTH 02 文化理解とフィールドリサーチ
文化を自ら見て理解を深めるため、実際に産地へ赴き、作り手の話を聴きます。そのための職人インタビューの手法、地域文化の読み解き方、現場観察の視点を学び、技術の説明で終わらせない「職人の哲学を引き出す訊く技術」を身につけます。
▶ 成果物:文化インサイトレポート + 深掘りインタビューシート
MONTH 03 ストーリー&ブランド設計
集めた文化的背景を、言葉にしていきます。ブランドアイデンティティとストーリーを設計し、日本の文脈をそのまま訳すのではなく、海外の生活者に価値として伝わる形へ翻訳する方法を学びます。
▶ 成果物:ブランド・ストーリー コンセプトブック
PHASE 2 ── CREATIVE & GLOBAL 文化を表現し、世界市場へ実装する
MONTH 04 エモーショナル・クリエイティブ
物語を、見える形にします。スマートフォンでの映像制作から職人・産地の撮影、シネマティック編集、グローバル向けのコピーライティングまで、文化的な背景を短い尺で伝えきるクリエイティブを自分の手でつくります。
▶ 成果物:60秒プロモーション映像 + メインコピー
MONTH 05 グローバル・ローンチ戦略
世界のどこで、どう売るかを設計します。Kickstarter、Shopify、Faire、越境EC、海外展示会、SNSコミュニティ、訪日外国人向け販売といったチャネルの特性を比較し、物流と関税まで含めた実行計画に落とし込みます。
▶ 成果物:海外販売・クラウドファンディング 実行計画書
MONTH 06 文化実装・プロデュースプレゼン
最終月は、事業として成り立つかを問います。商品企画、ブランド戦略、海外販売戦略、収益モデル、プロモーションを一つの計画にまとめ、持続可能な事業設計としてプレゼンテーションを行います。
▶ 成果物:海外展開プロデュース・マスタープラン
修了した方には、「海外向け商品開発プロデューサー」の認定を付与し、産地の文化を読み解き、海外へ売り切るまでを一人で組み立てられる、まだ担い手のほとんどいない力が身につきます。
物語運輸は、本プログラムを通じて、日本文化への理解と海外展開の実践力をあわせ持つプロデューサー人材育成を広げてまいります。
育成した人材と、海外展開を目指す職人、地域企業、自治体、支援機関をつなぎ、商品開発、海外でのテスト販売、越境EC、販路開拓といった実践の機会をつくっていきます。
文化を知り、価値を編集し、世界へ届け、売上を生み、地域へ還元し、次の世代へ受け継ぐ。
物語運輸は、この循環を日本各地に広げることを目指します。

日本伝統文化検定(一般社団法人日本伝統文化検定協会)のコメント
漆器や陶磁器といった伝統的な日本の工芸品は、世代を超えて使い続けられることを前提に、古くから全国各地で職人たちが技を磨き、地域のなりわいを支えてきました。
しかし、安価な量産品が流通し、すぐに新しい物に買い替えることが当たり前となった現代社会では、その高い品質ゆえに敬遠され、今や産業としての存続すら危ぶまれています。
素晴らしいものづくりをしているのに、収入の低迷で作り手の生活が立ち行かなくなれば、先人から受け継いだ高度な技術と美の伝統は途絶えてしまいかねません。
そんな状況を変えていけるのは、今を生きる私たちだけです。
この講座を通して各産地が大切にしてきた想いを学ぶことは、日本の伝統文化を世界に向けて発信する上で大きな指針になるはずです。
物語運輸 代表取締役CEO・五十嵐 勇のコメント

日本には、世界に誇ることのできる伝統文化や技術が数多くあります。一方で、どれだけ優れたものを生み出していても、その価値を現代の生活者に伝え、海外市場で選ばれる形に編集し、実際の購買までつなげられなければ、産業として持続していくことはできません。
これまで私たちは、伝統工芸品や日本のものづくりに宿る価値を、ストーリーや映像によって再編集し、海外クラウドファンディングなどを活用しながら、海外市場での検証から販売まで取り組んできました。
その中で強く感じているのが、「日本文化を深く理解する人」と「その価値を世界市場でビジネスに変える人」の双方をつなぐ人材が、まだ圧倒的に不足しているということです。
海外展開に必要なのは、単に海外向けの販売ノウハウを持つことではありません。日本文化の背景や歴史、地域性、職人の思想まで理解したうえで、その本質的な価値を現代の生活者に伝わる形へ翻訳し、世界市場で新たな需要を生み出す力が必要です。
今回、日本伝統文化検定と連携し、文化について体系的に学ぶ機会と、海外市場で実践する機会を一つのプログラムとして提供できることを、大きな一歩だと考えています。
「日本文化を知っている人」を増やすだけではなく、「日本文化の価値を世界に届け、実際に売れるところまでつなげられる人」を増やす。
そして、その人材が全国各地の地域企業や職人と世界市場をつなぐことで、海外から新たな需要を生み、その収益が産地や地域に還元され、次世代の担い手が生まれる。
私たちは、この循環こそが日本の伝統文化を持続可能な産業として次世代につないでいくために必要だと考えています。
今回の取り組みを起点に、日本文化と世界市場をつなぐ「海外展開プロデューサー」のネットワークを全国に広げ、日本の伝統文化が世界で選ばれ続けるための新しいエコシステムを構築していきます。
物語運輸のこれまでの海外展開支援実績
物語運輸は、伝統工芸品や地域産品の海外展開を、商品開発から市場検証、販売、地域への還元まで一貫して支援してきました。本プログラムの受講生は、この一連のプロセスを実際の案件に近い形で学びます。
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支援プロジェクト |
30件超(2026年9月時点) |
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海外クラウドファンディング調達額 |
主要24プロジェクトの合計で約1億4,600万円 |
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1プロジェクトあたり |
最高調達額は1,773万円。1,000万円を超えたプロジェクトは4件 |
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平均販売額 |
当社が支援したプロジェクトの平均は約300万円。Kickstarterクラフト部門全体の平均(約30万円)の約10倍 |
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価格の実績 |
国内価格の3〜4倍の価格設定。支援者の約60%がセット購入 |
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支援した産地・分野 |
美濃焼、常滑焼、有田焼、山中漆器、輪島塗、西陣織・金襴、播州提灯、金沢の金箔、桐生の畳、浅草の雪駄、和歌山の棕櫚箒、静岡の屏風、甲冑 ほか |
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販売後の受け皿 |
越境EC「ナラティブ・プラットフォーム」で継続販売。Kickstarter購入者の約50%が、当社商品に関する継続的な情報提供を希望 |


物語運輸によるクラウドファンディング展開支援例:Kickstarter【kodai works – Ancient Beauty Reborn】
幸運と繁栄の象徴である招き猫を、日本最古級の伝統技法である漆と融合させ、現代のアートピースとして再解釈。縁起物としての背景を海外の生活者に伝わるかたちへ編集し、目標額を大きく上回る支援を集めました。
支援総額:約5,800,000円 支援目標達成率:約1,940%
関連セミナーには79名が申込。ビジネス人材の関心の高さを確認
本プログラムの背景と、「海外展開プロデューサー」という新しい役割を広く知っていただくため、物語運輸は2026年9月3日(木)、みらいワークス主催のオンラインセミナー「日本の伝統文化を世界へ。海外展開を仕掛ける『プロデューサー』という新しいキャリア」に登壇しました。
セミナーには79名からお申込をいただき、物語運輸 代表取締役CEOの五十嵐 勇が、伝統文化と地域産業が直面している課題、海外クラウドファンディングを活用した市場検証の進め方、海外顧客の獲得、そしてビジネス人材が地域支援に関わるための道筋についてお話ししました。

セミナー終了後のアンケートには26名からご回答をいただき、次の結果となりました(いずれも回答者26名に占める割合)。
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割合 |
回答内容(回答者26名) |
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81% |
セミナーの総合満足度に「とても満足」「満足」と回答 |
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88% |
「海外展開プロデューサー」という仕事に「とても関心がある」「関心がある」と回答 |
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23% |
育成プログラムに「すぐに申し込みたい」と回答 |
自由記述では、海外事業、商品企画、マーケティング、地域企業支援などの経験を、日本の伝統文化や地域産業のために活かしたいという声が複数寄せられました。日本文化や地域産品を世界へ届けるという考え方への共感、海外クラウドファンディングを使った市場検証への関心、副業や独立後の新しいキャリアとしての可能性を評価する声も目立ちました。
「海外向け商品開発プロデューサー育成プログラム」第1期 概要
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募集状況 |
募集中 |
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開講 |
2026年10月 |
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期間 |
6か月間 |
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実施形態 |
オンライン中心(一部、対面での実施を予定) |
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受講料 |
300,000円(税別) |
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対象 |
社会人、副業・兼業人材、フリーランス、地域ブランディングに関心のある方、日本文化を仕事にしたい方 |
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受講条件 |
日本伝統文化検定の受験が必須です。文化を体系的に学んだうえで、その価値を編集し、世界市場へ届ける実践力を身につけていただきます。 |
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主催 |
物語運輸株式会社/株式会社みらいワークス |
プログラムの詳細・お申込み:https://narrativeproducer.jp/
※本プログラムの修了は、特定の案件への参画や業務の受注を保証するものではありません。
物語運輸株式会社について
物語運輸は、「物語の力で、日本の伝統文化を世界へ轟かせる」をミッションに掲げる、伝統文化の海外展開プロデュース企業です。日本のものづくりに宿る美意識や職人の想いを現代のライフスタイルへ編集し直し、訪日外国人や世界市場へ届けています。
海外クラウドファンディングを活用した市場検証、越境EC「ナラティブ・プラットフォーム」の運営、インバウンド向けの文化体験、盆栽を活用した空間演出などを通じて、伝統文化の価値を経済的な価値へとつなぎ、その成果が職人や地域へ還る仕組みづくりに取り組んでいます。
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会社名 |
物語運輸株式会社 |
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所在地 |
東京都千代田区平河町2丁目5番5号 全国旅館会館1階 |
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代表者 |
代表取締役CEO 五十嵐 勇 |
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設立 |
2022年8月31日 |
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コーポレートサイト |

ナラティブ・プラットフォーム

ジャパンカルチャースタジオ
https://japanculturestudio.com/

BONSAI LUXE(盆栽ルクス)
日本伝統文化検定について
日本伝統文化検定は、日本の伝統文化を、歴史や技術の面からだけでなく、その内側にある存在価値まで掘り下げて理解し、いまの文化のあり方を見つめ直すことを目的とした検定です。工芸、建築、食文化、芸能など幅広い分野を扱い、日本人でも意外と知らない文化のルーツや、他の文化との関係・違いを体系的に学べます。文部科学省および経済産業省の後援を受けています。
日本伝統文化検定 公式サイト:https://denken-test.jp/
本件に関するお問い合わせ
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育成プログラムへの参加をご希望の方 |
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伝統工芸品・地域産品の海外展開をご検討の企業・団体 |
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事業提携・共同事業・出資等をご検討の企業 |
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報道関係者の皆さま |
E-mail:pr@monoun.jp |
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