【子供の頃に楽しかった遊びランキング】社会人500人アンケート調査
子供の頃に楽しかった遊びに関する意識調査
株式会社 R&G(埼玉県さいたま市、代表:吉田 忠義)は、社会人の男女500人を対象に「子供の頃に楽しかった遊びに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
あなたは子供の頃、どんな遊びをしていましたか?今は、昔と遊び方が変わってきていると言われていますが、実際にどのように変化してきたのでしょうか?
そこで今回、株式会社R&G( https://r-andg.jp/ )は、社会人の男女500人に「子供の頃に楽しかった遊び」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、一般社団法人感情マネージメント協会( https://kanmane.jp/ )代表理事の片田智也氏よりご考察いただいております。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社R&G」の公式サイトURL( https://r-andg.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:社会人の男女
調査期間:2024年12月24日~26日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性344人/男性156人)
回答者の年代:10代 1.2%/20代 17.6%/30代 34.0%/40代 27.2%/50代以上 20.0%
【調査結果サマリー】
・子供の頃に楽しかった遊び1位は「鬼ごっこ」
・子供の頃によく遊んだ場所は「公園」
・子供の頃は「ほぼ毎日外で遊んだ」が63.8%
・昔の遊びの魅力1位は「外で思いきり体を動かせた」
子供の頃に楽しかった遊び1位は「鬼ごっこ」

・鬼ごっこ。単純なものもあったけれど、いろいろなバリエーションやルールがあった(50代以上 男性)
・ドロケイ。泥棒と警察に分かれて鬼ごっこのような遊び(30代 男性)
・小学生の頃よく遊んだのが、ドッジボール、かくれんぼ、缶蹴り、ケイドロ(30代 女性)
・キャラクターになりきったりするごっこ遊び(20代 女性)
・お医者さんごっこ(20代 女性)
社会人500人に「子供の頃に楽しかった遊び」を聞いたところ、1位は「鬼ごっこ(22.2%)」、2位は「ドッジボール(15.4%)」でした。
大勢の友達と体を思いきり動かす遊びが、多くの支持を集めました。
とくに「鬼ごっこ」は、シンプルなルール以外にも、高おに、色おに、氷おに、手繋ぎおに、ドロケイなどさまざな遊び方があるため、多くの人が「楽しかった」と回答しています。
また女性からは、リカちゃんやシルバニアファミリーなどを使った人形遊びや、「先生ごっこ」「お母さんごっこ」「セーラームーンごっこ」など、自分自身が役になりきる「ごっこ遊び」が楽しかったという声も多数。
一方、現在多くの子供が夢中になるゲームに関しては、当時は支持が少なめでした。
子供の頃によく遊んだ場所は「公園」

・マンション横の公園(20代 男性)
・近くの公園。団地に住んでいたので、団地の前の芝生でもよく遊んだ(50代以上 女性)
・自宅前の私道で近所の子供達と遊んでいました(50代以上 女性)
・小学校のグランド。放課後も解放されていたので、いったん帰ってからまたグランドに遊びに行っていた(40代 女性)
・自宅の庭が近所の子供たちの遊び場になっていた(40代 女性)
・知らない空き地(40代 男性)
子供の頃によく遊んだ場所のダントツは「公園(45.4%)」で、全体の4割以上を占めました。2位「自宅・友人宅(29.4%)」、3位「校庭(26.4%)」も多くなっています。
公園や校庭といった広々とした場所が遊び場の中心となっており、とくに公園は多くの子供にとって身近な存在だったようです。遊具が充実しているだけでなく、当時は公園での遊びに対する規制が少なく、ボール遊びや鬼ごっこなども伸び伸びと楽しめる環境だったことが、公園が親しまれた理由のひとつと考えられます。
一方で自宅や友人宅で遊んだという人も多数。当時は今よりも、友人宅を行き来するのが自然な環境だったのでしょう。「誰が遊びに来るのか」「どこの家に遊びに行くのか」に対して、親が過剰に気を配ることも少なく、日常の一部として受け入れられていたことが伺えます。
子供の頃は「ほぼ毎日外で遊んだ」が63.8%

・ほぼ毎日で薄暗くなるまで遊んでいました(30代 男性)
・雨の日も風の日も、ほぼ毎日外で遊んでいました(30代 女性)
・習い事をしていなかった時は、ほとんどの放課後と休日(50代以上 女性)
・天気の良い日は、ほぼ毎日(50代以上 男性)
・週に数回であとはほぼ家で遊んでいた(30代 女性)
・外遊びが好きな友達が遊びに来る時だけ(40代 女性)
子供の頃、外で遊ぶ頻度はどれくらいだったかという問いには、6割以上の人が「ほぼ毎日(63.8%)」と回答しました。
学校が終わると公園や校庭に行き、誰かが来るのを待つまでもなく遊びが始まるといった光景が、当時は当たり前だったのかもしれません。「天気の良い日はほぼ毎日」「ほとんどの放課後と休日は外で過ごした」といった声もあり、外遊びが日常に根付いていたことがうかがえます。
一方、習い事をしていたり、家で遊ぶのが好きだったりといった理由から、「外で遊ぶのは週に数回」という人もいました。
昔の遊びの魅力1位は「外で思いきり体を動かせた」

昔の遊びの魅力を聞いたところ、もっとも多かった回答は「外で思いきり体を動かせた(50.4%)」、2位は「気軽に集まり大勢で遊べた(41.6%)」でした。
外で自由に走り回り、友達と一緒にのびのびと遊べたことが、当時の遊びの大きな魅力だったことがわかります。
また、「創造力を活かして遊ぶ楽しさがあった」といった意見もあり、自由度の高さが当時の遊びをより魅力的にしていたことがうかがえます。
さらに「昔は今よりも大人の干渉がなく、遊びの制限も少なかった」という声もありました。
<1位 外で思いきり体を動かせた>
・屋外で友達と一緒に体を動かす遊びが楽しくて、よく時間を忘れた(50代以上 女性)
・体を動かす遊びが多く、季節問わず全力で遊んだこと(30代 女性)
・外で走り回ったりする遊び方は大人になってからはほとんどしなくなるので、子供ならではの魅力だと思います(30代 女性)
・男女問わず体を使った遊びが楽しかった。ケガもたくさんしたけど(50代以上 女性)
「とにかく外で走り回っていた」「暗くなるまで思いっきり遊んだ」といった声が多数寄せられました。友達と一緒に夢中になって走り回ったことが、多くの人にとって「楽しい記憶」として残っていることがうかがえます。
大人になると、思いきり走ったり、全力で遊んだりする機会はなくなるため、子供の頃の自由な時間が懐かしく感じられるようです。
<2位 気軽に集まり大勢で遊べた>
・大勢の友達と一緒に遊ぶことが多かった(40代 男性)
・約束しなくても公園など自然に集い遊べたのも良かったです(40代 男性)
・公園で遊んでる間に、同じ年くらいの子が来ると一緒に遊んだりして、一緒に遊ぶ友達が自然と増えていくのが良かったなと思います(30代 女性)
・誰かが来られなくても違う誰かが来たので、来なかった理由など細かいことは気にしなかった(40代 女性)
約束をしなくても、公園に行けば誰かしらがいて一緒に遊べる環境だったことが、多くの人にとって魅力的だったようです。
「公園で遊んでいるうちに新しい友達がどんどん増えた」「年齢も男女も関係なく遊んだ」といった声も寄せられました。
遊ぶ相手を限定せず、その場の流れでさまざまな人と関わることができたことで、自然とコミュニケーション力や協調性が育まれたという意見も。
自由で柔軟なつながりが自然に育まれていた点も、昔の遊びの良さだったようです。
<3位 工夫しながら遊びを生み出せた>
・自分たちで新しいルールを作って、アレンジして楽しめた(40代 男性)
・身近にあるものを使って、どう遊べるか工夫を凝らした遊びが多かった(20代 女性)
・少ない道具をもとに、自分たちで遊びを発展させることができたこと(50代以上 女性)
・自分たちで面白いことを考えて遊ぶところ(40代 女性)
今は、スマホやゲームがないと遊べないと感じる子供たちも少なくありません。しかし今の大人たちが子供の頃は、「特別な道具がなくても、自分たちで遊び方を考えて楽しんでいた」という声が多く寄せられました。
空き地でかくれんぼをしたり、小石や木の枝を使って遊びを考えたりと、身近なもので工夫しながら夢中になっていたようです。
遊びそのものを作り出す楽しさがあり、決まったルールや道具がなくても、自由に楽しめたことが、今とは違う魅力だったのかもしれません。
<4位 お金がかからなかった>
・全くお金をかけずに、自分たちで楽しむ方法を見つけていたところ(20代 男性)
・お金がかからない単純な遊びで楽しめたこと(20代 女性)
・人がいればお金もかからずにずっと遊べていた(40代 男性)
昔の遊びは、お金をかけずに楽しめる点が大きな魅力だったようです。友達とただ集まるだけで、お金をかけなくても十分楽しい時間を過ごせたという声が多く寄せられました。
今振り返ると、「何もなくても、友達と遊べたあの頃が懐かしい」と感じる人も多いのではないでしょうか。
<5位 ルールや制限が少なくのびのび遊べた>
・公園でボール遊びして大声で遊んでいても怒られなかったし禁止されていなかった(30代 男性)
・外で大声ではしりまわったりボール遊びしてた。今はすぐ苦情がきそう(30代 男性)
・今では危険で禁止されそうな玩具もたくさんあった(50代以上 男性)
・空き地なども多く、ちょっとした場所を秘密基地として使えた。今では怒られそう(40代 男性)
・親の干渉や習い事などなく、友達だけでのびのびと遊べた(30代 女性)
現在は、安全面を考慮して遊具が減少したり、ボール遊びが禁止されている公園も増えています。また、公園や住宅地で子供が大きな声を出していると、近隣住人からの苦情を受けることも。
こうした状況では、安全面や周囲の目を気にする場面が多く、かつてのようにのびのびと遊ぶ機会が減少しています。
そのため、制限がなく自由に遊べた子供時代を懐かしく感じている人も多くなりました。
まとめ
調査結果から、今の社会人が子供の頃は、外で体を使って遊ぶことが中心だったことがうかがえます。とくに「鬼ごっこ」や「ドッジボール」など、みんなで一緒に遊んでいた記憶が、多くの人の心に残っているようです。
しかし現在では、安全への配慮や規制が強まり、「周囲の目を気にすること」や「してはいけないこと」が増えているという現実があります。大人や社会の寛容さが失われたと感じる人も多く、その結果、「子供たちが昔のように自由に外で遊ぶ機会が減った」と考える声も多く聞かれました。
遊びの形が時代とともに変わることに懐かしさを覚える一方で、みんなで目一杯体を動かして遊んだあの頃のような時間が過ごしづらくなったことに、寂しさを感じている人も多いようです。
■片田智也氏の考察
大声で追いかけっこをしたり野山を駆け回ったり、一昔前の遊びはとにかく体を動かすことが多かったですよね。安全面や地域の方に配慮するのはもちろん大事なのですが、自由に遊べる環境が減っているのはちょっと残念な気がします。
子猫はおもちゃで遊ぶことを通じて狩りの練習をしています。それと同じで、子どもにとって遊びとは大人になるための練習です。中でも大切なのは社会性を学ぶこと。つまり友達と一緒にワイワイ騒くことで、順番を守ったり、相手に対する配慮を覚えたりしているんですね。
子どもが自由に遊べる環境を用意してあげるのは大人の仕事ですから、多少騒がしくても、(私たちもそうやって大きくなったわけですから)少し寛容な目で見守ってあげられるといいかもしれませんね。
▼監修者紹介

片田智也
・一般社団法人感情マネージメント協会( https://kanmane.jp/ )代表理事
・公認心理師としてこれまでのカウンセリング実績はのべ1万5千人以上
・企業等における研修や講演、セミナーの受講者は累計2万名を超える
・『「メンタル弱い」が一瞬で変わる本』(PHP研究所)は4ヵ国で翻訳出版
・「よみかき、感マネ」を理念に、感情マネージメント技術の普及活動を行う
20代で独立起業するが、ストレスから緑内障を発症、視覚障害者に。同年、うつ病と診断された姉が自死。姉の死の真相を理解するために精神医学や心理療法を探求し、後に心理カウンセラーに転身する。
厚生労働省ストレスチェック制度、防衛省メンタルサポートなどメンタルケア関連の公共事業に多数参画。精神障害を持つ方のカウンセリングから経営者やアスリートのメンタルトレーニングまで、心の問題解決に幅広く取り組む。
【書籍紹介】
「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣(PHP研究所)
ズバ抜けて結果を出す人だけが知っている感情に振り回されないための34の「やめる」(ぱる出版)
何があっても疲れない心をつくる 職場ですり減らないための34の「やめる」』(ぱる出版)
弱メンタルでも職場でうまいことやる方法を教えてください!』(明日香出版社)
仕事で疲れた心がすっと軽くなる「頭の中のひとりごと」言いかえ図鑑(ぱる出版)
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■株式会社R&Gについて
株式会社R&Gは埼玉県大宮を拠点に製造業、物流業、通訳、機械系エンジニア等に特化した人材派遣サービスを提供しています。一般の派遣会社と違い留学生等の外国人派遣でご案内しております。あわせて外国人の生活を来日から就職・その先まで一貫したサポートも行っています。
※事業内容の詳細はこちら
https://r-andg.jp/business.php
■会社概要
社名 : 株式会社 R&G
所在地 : 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-51-1 三石ビル4F
代表者 : 吉田 忠義
創業 : 2015年9月
資本金 : 2,000万円
事業内容: 人材派遣業・人材紹介事業・コンサルティング業
URL : https://r-andg.jp/company.php
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