短期トレードの後悔率は84%。暗号資産の利確で後悔する人・しない人の違いとは
利確ルール設定状況を733人に調査。明確なルールがある層ほど後悔を自覚しやすい傾向

株式会社Clabo(本社:東京都港区、代表取締役:上野 育真)は、暗号資産投資経験者733名を対象に「利確のタイミングと投資スタイルに関する実態調査」を実施しました。
調査の結果、利確ルールを「明確に決めている」投資家の後悔あり率が87.50%に達し、ルールを「決めていない」層の59.07%を28ポイント以上も上回るという、一見すると逆説的なデータが浮き彫りになりました。
とりわけ明確なルールを持つ層では「よく後悔する(52.21%)」という強い悔恨が突出しており、基準が厳格であるからこそ「ルールを破ってしまった」「あの局面で従うべきだった」といった自己反省が生まれやすい構造が可視化されています。
一方で、利確ルールを持たない層の21.43%(約5人に1人)が「これまでに一度も利確したことがない」と回答。
ルール設定者の11.98%と比較して約10ポイントの開きがあり、売却の基準がないことが「利益確定のタイミングを逃し、売るに売れない」状態に直結している深刻な実態も明らかになりました。
本レポートでは、感覚ベースと数値ベースで二極化する投資家の判断タイミングや、短期売買・長期保有といった投資スタイル別の後悔率の変化を徹底的に分析し、投資成果と向き合うための有益なデータを提供してまいります。
■ 調査内容
利確ルールを決めるほど後悔を体感。意外な逆相関の実態

「なんとなく」が過半数、ルール設定の実態

利確ルールを「明確に決めている」と回答した投資家は全体の18.55%にとどまりました。
「なんとなく決めている」が50.89%と過半数を占めており、多くの投資家が漠然としたルールのもとで売却判断を行っている現状がうかがえます。
「明確に決めている」と「なんとなく決めている」を合わせたルール設定者は全体の約69%に達しており、何らかの基準を持とうとする意識自体は広く浸透しています。
一方で「決めていない」も26.33%存在し、4人に1人以上がルールなしで利確に臨んでいます。
ルールの有無が投資成果や心理面にどのような影響を及ぼすのかが、続くデータで明らかになります。
後悔率76.5%、「たまにある」が最多

利確判断に対する後悔経験を尋ねたところ、「たまにある」が54.57%で最も多く、「よくある」の21.96%と合わせると76.53%が後悔を経験していました。
仮想通貨投資家の4人に3人以上が利確のタイミングに悔いを残している計算になります。
「ほとんどない」は16.10%、「まったくない」は7.37%にとどまり、後悔と無縁でいられる投資家は全体のわずか23%ほどに過ぎません。
ボラティリティの高い暗号資産市場では、「あの時売っていれば」「もう少し待てばよかった」という感情が日常的に発生しやすい環境にあります。
利確判断への後悔は、経験年数や投資額を問わず幅広い投資家に共通する課題であることが数値から読み取れます。
ルール設定者の後悔率87.5%、非設定者と28pt差
ルール設定状況別に後悔率をクロス集計した結果、ルールを持つ投資家ほど後悔率が高いという逆説的な傾向が確認されました。
「明確に決めている」層の後悔あり率は87.50%に達し、「決めていない」層の59.07%を28ポイント以上も上回っています。
とりわけ注目すべきは「明確に決めている」層における「よくある」の突出した高さで、52.21%と過半数がルール通りに売買できなかった場面への強い後悔を抱えています。
ルールが明確であるほど、「あの局面でルールに従うべきだった」「ルールを破って早売りした」といった具体的な悔恨が生まれやすいと推察されます。
「なんとなく決めている」層では「たまにある」が71.31%を占め、曖昧なルールゆえに判断の正否を振り返る機会が多いことを示唆しています。
ルールの存在は投資判断の質を高める一方で、自己評価の厳しさや後悔感度の上昇をもたらす側面があるといえます。
20代の後悔率82.6%がトップ、50代以降は低下傾向
年代別のクロス集計では、20代の後悔率が82.55%で最も高い水準を記録しました。
投資経験が浅い層ほど利確判断の基準が確立されておらず、結果的に「あの時売っていれば」という思いを抱きやすい構図が読み取れます。
30代から60代にかけては70〜79%の範囲で推移しており、年代が上がるにつれて後悔率はやや低下する傾向がみられます。
投資経験の蓄積によって利確判断に対する割り切りや冷静さが培われていく過程を映し出しています。
70歳以上では90.91%と特異な高さを示していますが、n=22と少数であるため解釈には注意が必要です。
いずれの年代でも後悔率は70%を超えており、利確への後悔は世代を問わない普遍的な感情であることを裏付けるデータとなりました。
感覚判断が約25%で最多、利確基準の二極化
「感覚で判断」がトップ、数値基準は約25%

利確を判断する主なタイミングとして最も多かったのは「特に決めておらず感覚で判断」の24.83%で、約4人に1人が明確な基準を持たないまま売却を行っていました。
「ニュースや相場の流れ」が19.24%、「価格が下がり始めたと感じたとき」が15.96%と続き、市場の空気感や感覚に依存する判断が上位を占めました。
一方で「目標金額に到達したとき」が12.82%、「〇%程度の利益が出たとき」が12.28%と、数値基準で利確する層も合計で約25%存在しています。
感覚ベースの判断と数値ベースの判断で投資家が二極化している様子が浮き彫りになりました。
「利確したことがない」も14.87%に達しており、暗号資産を購入したまま一度も売却に踏み切れていない層が一定数いることも特筆すべきポイントです。
含み益を抱えながらも「売り時」を見極められないまま保有を続ける投資家の姿が透けて見える結果となりました。
ルールなし層の3人に1人が感覚頼り

ルール設定の有無で利確タイミングを比較すると、判断基準に明確な構造差が確認できました。
ルールなし層では「感覚で判断」が33.93%と最多を占め、3人に1人が何の指標も持たないまま売買しています。
ルールあり層では「目標金額」15.52%、「〇%利益」14.74%と、数値基準を採用する割合がルールなし層の約2倍に達しています。
ルール設定者は価格や利益率といった定量的な指標を自身の判断軸に据えている傾向が強いです。
注目すべきは、ルールなし層で「利確したことがない」が21.43%に上る点です。
ルールあり層の11.98%と比較して約10ポイントの差があり、売却判断の基準がないことが「売れない」状態に直結している可能性が高いです。
数値基準の有無が、利確のタイミングだけでなく「利確に踏み切れるかどうか」自体を左右している構造が浮かび上がりました。
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短期売買の後悔率84%で最高、スタイル別の明暗
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まとめ
上記内容を含め、アンケートの詳細なレポートは記事本文をご確認ください。
■ 調査概要
調査実施日:2026年2月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:国内在住の男女(暗号資産に投資している人、投資したことのある人)
有効回答数:733名
実施機関:株式会社Clabo
■ 調査設問項目
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あなたはこれまでに仮想通貨へ投資した経験がありますか?
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現在の主な投資スタイルに最も近いものを選んでください。
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利確(売却)を判断する主なタイミングはどれですか?
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利確ルールは事前に決めていますか?
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実際の利確判断に後悔した経験はありますか?
■ 暗号資産投資に関する免責事項
本レポートは情報提供を目的としており、いかなる投資勧誘や助言を構成するものではありません。暗号資産投資には高いリスクが存在し、投資判断は自己責任で行ってください。本レポートの内容の正確性、完全性、有用性について、いかなる保証も提供いたしません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の判断で行い、必要に応じて専門家の助言を求めてください。
また、株式会社Claboではウォレットの復旧を始めとする、セキュリティ対策、保全手順、暗号資産に対する相談を承っております。
暗号資産に関わるお悩みがお有りの方はぜひ当社の初回無料相談窓口をご活用ください。
詐欺をはじめとするトラブルについてもご相談いただけますが、以下の公的・行政相談窓口のご活用もご検討ください。
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調査主体:株式会社Clabo
公式レポート:https://www.clabo-inc.co.jp/media/articles/crypto-profit-taking-regret-survey
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000178703.html
Claboへのご相談(初回無料):https://www.clabo-inc.co.jp/contact
■ 会社概要
株式会社Clabo
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木一丁目4番5号 アークヒルズサウスタワー16階
代表取締役:上野 育真
設立:2025年7月
X(旧Twitter):https://x.com/clabo_inc
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