18歳が行く、難民問題を伝え、募金を集めるヒッチハイク一人旅―難民支援募金活動Hitchifunding for Refugee実施のお知らせ
2016年4月23日~5月2日 in 西日本
3月に高校を卒業したばかりの吉岡大地さんが、4月23日~5月2日の10日間にわたってHitchfunding for Refugee という難民支援活動を行います。滋賀を出発し、ヒッチハイクで西日本を旅しながら国内外の難民問題について出会った人に伝え、共に考え、募金という形でアクションを起こして日本から支援するといった取り組みです。
<目的>
①ヒッチハイクで西日本を旅しながら国外の難民問題についてより多くの人に現状を伝え、募金という形で日本から支援する。
②国内にある難民問題について一緒に考え、難民に対して寛容でない今の日本を変えていくことに寄与する。
③日本人がどのような意識を持って難民を受け入れていけばいいか、受け入れる準備として何を変えていかなければならないかということについて旅を通して出会った人と一緒に考えていく。教育支援という形で難民の方たちを支援することで長期的な視点での難民問題の解決に寄与する。
<プロジェクト立ち上げの動機>
難民についてのドキュメンタリー番組で本当に命からがらシリアから周辺国へ、トルコからヨーロッパへ避難していく難民の映像を見て「自分にも何かできないか!」と強く思ったことが最初のきっかけです。
ヒッチハイクという人のやさしさに触れられる旅を通して、いま同じ地球の上で苦しんでいる人たちの存在を、彼らが助けを必要としている事実を伝えていきたい。その上で募金を集め実際に支援したいと思っています。
<難民問題の現状>
シリア内戦が始まって5年、これまでに約400万人のシリア人が故郷を追われ難民として苦しい生活を強いられています。そのうち51%が18歳未満であるといいます。これに対する人道支援は不十分であり、最近では空爆の危険のある祖国へ金銭的や精神的など様々な理由から帰還して行くシリア難民の数が増えてきています。
また、難民問題は国外の問題だけではありません。日本国内も厳しい難民申請手続き、移民局がなく入国管理局が対応しているという構造上の問題、そもそも日本人の多くが難民の受け入れに対して冷たい、などといった問題を抱えています。
<旅程>
自宅のある滋賀を出発し岡山、広島と山陽を抜け、北九州、長崎、熊本、鹿児島、別府と九州を一周し、尾道、高知と四国経由で京都まで戻ってきます。
<募金活動の詳細>
助けてくださるドライバーさんと難民問題について話をし、最後に募金の協力の依頼もすることで集めていく。それに加え、旅で訪れる各地の協力者、協力団体と一緒にイベントや街頭募金で集める。
集めた募金は公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)さんがされているヨルダンにある難民キャンプでのインフォーマル教育の事業に寄付させていただく。
<協賛団体>
各地の団体と共催イベントを開催します。
・公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)―寄付先
・難民ナウ!―ラジオ番組の放送
・Café Kenya/326―岡山市で難民問題を語るイベントを開催
・日本国際学生協会(ISA)九州支部―北九州市でシリア料理を作るイベントを開催
・神代悠夜さん(高知大3年生)―高知でバブルマップを作成するイベントを開催
・Wake Up Japan―別府市で難民についてのディスカッションイベントを開催
・PASTEL―京都で高校生対象のディスカッション兼旅の報告会を開催
プロフィール
吉岡大地 Hitchfunding for Refugee発起人
京都外大西高校国際文化コース卒業。在学中にユネスコESD高校生国際会議に関西地区代表として参加。さらに、関西高校模擬国連2015にブロックリーダーとして参加し、さまざまな国際問題について学ぶ。
また、東北被災地ボランティア、祇園祭ごみゼロ大作戦、TEDxKyotoなどのボランティア活動を多数経験。現在ドイツのUniversity of Freiburgに進学志望し勉強中。
Facebookページ: https://www.facebook.com/Hitchfunding-for-Refugee-1049754118380507/
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