宮崎のアラタナ、新人事制度の導入半年で残業時間が18%減少。社員の6人に1人が副業を開始
~2018年4月1日には、新卒給与を18万円から25万円に大幅改定する制度をスタート〜
株式会社アラタナ(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役社長:濵渦 伸次、以下「アラタナ」)は、2018年4月1日より、採用強化の一環として新卒給与(学歴問わず)を18万円から25万円に大幅改定するとともに、エンジニアになりたい社員のキャリア形成のチャンスの場を提供する「エンジニアチャレンジ制度」を開始いたしました。
同時に、アラタナの社員に対して「副業の解禁」「フレックスタイム制導入」など、2017年10月1日より刷新していた新人事制度及び、社員の9割が宮崎本社で働く背景から、「宮崎で働くメリットとデメリット」についてのアンケート調査を実施しました。その結果、副業を開始した社員は約18%になったとともに、フレックスタイム制導入により、96%が「働きやすくなった」と回答し、全社員の月間平均残業時間は18%減となりました。
同時に、アラタナの社員に対して「副業の解禁」「フレックスタイム制導入」など、2017年10月1日より刷新していた新人事制度及び、社員の9割が宮崎本社で働く背景から、「宮崎で働くメリットとデメリット」についてのアンケート調査を実施しました。その結果、副業を開始した社員は約18%になったとともに、フレックスタイム制導入により、96%が「働きやすくなった」と回答し、全社員の月間平均残業時間は18%減となりました。
- “地方の働き方” を大きく変え「働き方改革」につながる新人事制度
アラタナは創業以来10年間、地方創生の実現のため、宮崎県内の雇用創出に向けて邁進してまいりました。しかし現在でも、宮崎における若者の県外流出率が高いという現状があります。その改善を目指し、2018年から新卒給与を18万円から25万円に大幅改定しました。
また、年間の平均残業時間/月は約10.6時間、産休育休からの職場復帰率は約80%と、子育てや趣味などの仕事以外の時間も充実した働き方を実現してきたアラタナは、さらにひとりひとりが働きやすい会社を目指して2017年10月、「副業(パラレルワーク)の解禁」「フレックスタイム制の導入」といった、従来の働き方を大きく変更し、多様な働き方を促進する新しい人事制度を開始しております。新人事制度の詳細は下記の通りです。
副業(パラレルワーク)の解禁
「働き方改革」の一環として、厚生労働省は昨年、副業を原則容認とする方針(※)を打ち出しました。アラタナは、多様な働き方を促進する企業として、副業(パラレルワーク)の解禁は必然だと考えています。具体的には、社外のプロジェクトに個人事業主として参加する、あるいは自ら法人を設立しサービスを開発するなど、本業に還元できる副業を公式に許可し、社外でも通用するより市場価値の高い人材の育成を目指します。
フレックスタイム制の導入
コアタイムに出社し、毎月所定の労働時間を勤務していれば、それぞれの生活や業務状況などに応じて始業時刻・就業時刻を分単位で設定でき、一部の部署を除いた正社員が対象となります。
エンジニアチャレンジ制度の導入
2018年4月1日より、エンジニアになりたい社員のキャリア形成のチャンスの場として、エンジニアチャレンジ制度を導入開始しました。プログラミングの未経験者でもエンジニアに職種転換できるように、希望者は半年~一年間の期間を設け、Webラーニングの受講や資格取得に向けた勉強など、エンジニアになるために必要な教育を受けることができるようになります。
※参照:厚生労働省, モデル就業規則
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/
- 【アンケート調査結果(1)】アラタナ社員の6人に1人が副業を開始し、フレックスタイム制導入で96%が「働きやすくなった」と回答
新人事制度を導入して約6ヶ月、アラタナの社員は制度をどのように活用し制度導入前と比較してどのような変化があったのかをアンケート調査いたしました。その結果、副業を開始した社員は6人に1人にのぼり、フレックスタイム制導入により96%の社員が「働きやすくなった」と回答し、新人事制度の導入が社員のより良い働き方に対して貢献できていると予想される結果となりました。
【アンケート調査概要】
・実施期間:2018年4月12日(木)〜2018年4月18日(水)
・対象者:アラタナの社員108名(回答86名、回答率79.6%)
■社員の6人に1人が副業開始
副業については「している」と回答した社員が18%となり、新人事制度導入によって社員の6人に1人が副業している結果となりました。副業をしている理由としては、副収入を得るためというよりも「スキルアップのため」や「会社以外の人との繋がりを作るため」といった自己投資を目的に副業をしている社員が多い傾向にありました。副業での収入は、「月に2〜3万円程度」という回答から「10万円程度」まで、副業の形態や頻度によっても様々なようです。
■フレックスタイム制導入で96%が「働きやすくなった」と回答、残業時間の減少率は18%
フレックスタイム制導入については、適用部署の社員(83名)のうち96%が「働きやすくなった」と回答。フリーコメントでは「子どもの送り迎えに余裕をもって対応できる」「出勤前に時間を作りやすくなったため、ジョギングなどが可能になり、体質が改善されたと思う」等、仕事の時間とプライベートの時間を自分のライフスタイルに合わせて調整していると思われる内容が多く見られました。
また、60%の社員がフレックスタイム制導入後に残業時間が減ったことを実感しており、具体的には、フレックスタイム制導入前後を比較すると、全社員の月間平均残業時間が11.6時間から9.6時間に減少し、減少率は18%となりました。
■約4割の社員が、2018年4月開始の「エンジニアチャレンジ制度」にチャレンジしたいと回答
エンジニア職以外の社員に対して「エンジニアチャレンジ制度」にチャレンジしてみたいか質問したところ、約4割の社員が「チャレンジしてみたい」と回答。
アラタナはファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイのグループ会社で、グループ内には、70億人のファッションを技術の力で変える新会社「株式会社スタートトゥデイテクノロジーズ」もあり、そうした最新のテクノロジーと関わる開発環境で仕事ができるということも、アラタナのエンジニア職以外の社員が本制度にチャレンジしてみたい理由になっていると考えられます。
- 【アンケート調査結果(2)】90%の社員が「プライベートの時間を充分に確保できている」
■90%の社員が「プライベートの時間を確保できている」と回答
プライベートの時間を充分に確保できているかという質問に対しては、90%の社員が「確保できている」と回答。仕事以外の時間に対する満足度が総じて高いことが見て取れます。
■プライベートの時間の使い方は「家族との時間」が52%
プライベートの時間の使い方で最も多かった回答は「家族との時間」(52%)、次いで「趣味」(38%)という結果となりました。仕事に注力する傍ら、家族との時間や趣味に使う時間を大切に考える社員が多いことが予想されます。
- 【アンケート調査結果(3)】宮崎にIターンして、ストレスが減った人は57%、趣味が増えた人は41%
他都道府県から宮崎へ移住してきた「Iターン」の社員のうち、宮崎に来てストレスが減った社員は57%、趣味が増えた人は41%という結果となりました。次章でもご紹介しますが、他都道府県と比較して宮崎の魅力は「ご飯がおいしい」「自然が多い」と回答した社員が多く、そうしたことも、ストレス減少や趣味が増える背景にあるのかもしれません。
- 【アンケート調査結果(4)】宮崎で仕事をするメリットとデメリット
■宮崎で仕事をするメリット1位は「通勤が楽」。63%の社員が「自転車」「徒歩」通勤
宮崎で仕事をするメリットをフリー回答で質問したところ、圧倒的に多かった回答が「通勤が楽」という結果となりました。下記はフリー回答の一部です。
・通勤時間が短い
・通勤ストレスが無い
・満員電車や路上での人混みがないので変に疲れない
・街中でも家賃が安いため、電車通勤不要
・(電車を使わないため)終電を気にせずにすむ
こうした背景には、アラタナの社員の全体の63%が通勤を「自転車」や「徒歩」で行い、片道20分以内の時間で通勤できる社員は全体の68%であることが関係していると考えられます。
■宮崎で仕事をするデメリットは「交通の便」
一方、宮崎で仕事をする際のデメリットについては「デメリットは感じない」という回答も多く見られた一方で、交通の便や、都心部などで開催されるイベントに行きにくいというコメントが挙がりました。アラタナでは、社内外のエンジニアを招いた勉強会を開催するなどの取り組みを行い、こうしたケースへの対応を行っています。下記はフリー回答の一部です。
・東京や大阪等で開催されるイベントに気軽に行けない
・勉強会などのイベントにいけないことが多い
・交通の便が悪い
・出張があった場合の交通手段が少ない
・特にデメリットはない
■宮崎の魅力は“住環境”の良さ
宮崎の魅力としては、「ご飯が美味しい」「自然が多い」「気候が穏やかで過ごしやすい」という声が多くの社員から上がりました。特に「ご飯が安くて美味しい」「食材が美味しいので料理をする人には嬉しい」といった「食」に関するコメントや、都心部に比べて広々とした家に住みやすいというコメントが多いことから、宮崎で働く社員の“住環境”の充実度が伺える結果となりました。下記はフリー回答の一部です。
・ゆったりのんびりとした雰囲気
・人柄があったかい
・物価、家賃が安い
・中〜大規模の公園が多く子どもを遊びに連れて行きやすい
・休日はきれいな海や山に気軽に遊びに行ける
・人混みに悩まされない
(アラタナ社員属性)
【アラタナについて】
アラタナはECサイト構築、WebマーケティングをはじめとしたECに関わるすべての領域においてサービスを展開しております。2007年の設立からECに関連したプロダクト、サービスの開発にフォーカスしております。2015年5月に、「ZOZOTOWN」を展開する株式会社スタートトゥデイのグループ会社になりました。
会社名 :株式会社アラタナ (https://www.aratana.jp)
本社所在地 :宮崎県宮崎市橘通東4丁目8番1号 カリーノ宮崎7階
代表者 :代表取締役社長 濵渦 伸次
事業内容 :ECサイト構築、Webマーケティング、Webセキュリティ 他
資本金 :9,900万円
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