現在独身で結婚願望のある人の割合はどのくらい?婚活で最も利用しているマッチングアプリや重視項目など
モニタス、「マッチングアプリに関する意識調査」を発表
顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするツール “シン・ネットリサーチ”『スパコロ』を提供する株式会社モニタス(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、全国18~59歳の独身者1,000名を対象に実施した「マッチングアプリに関する意識調査」の結果をご報告いたします。
日本の生涯未婚率は年々増加しており、内閣府が発表したデータによると1970年には男性1.7%、女性3.3%だった50歳時未婚率は、2022年には男性で28.3%、女性で17.8%となっています※1。また25歳から34歳の結婚しない理由の第1位は「適当な相手にめぐりあえない」(男性で43.3%、女性で48.1%)でした※2。この課題に対し近年では、日本政府が自治体のAI婚活事業の支援を行うことを発表したことを機に、県や市区町村などの自治体が運営者となったマッチング支援活動が急速に広まるなど、国をあげた取り組みが見受けられるようになってきています※3。
新型コロナウイルスの流行により、およそ3年もの間リアルの接点を持つような婚活は難しい状況にあったことが推察されますが、実際のところ婚活をしている人はどのように婚活をおこなっているのでしょうか。今回は婚活の実施状況を明らかにするとともに、マッチングアプリの利用意識の調査結果をお知らせいたします。
【出典】
※1 「令和4年版 少子化社会対策白書 全体版ー少子化の状況及び少子化への対処施策の概況-第1-1-10図 50歳時の未婚割合の推移」
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2022/r04pdfhonpen/pdf/s1-3.pdf
※2 「国立社会保障・人口問題研究所2021 年社会保障・人口問題基本調査 <結婚と出産に関する全国調査>第16回出生動向基本調査 結果の概要」
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16gaiyo.pdf
※3 「埼玉県、市町村、企業等で構成する『SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会』 」
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モニタスでは、話題のサービスや商品から独自の選定基準で調査を実施し、消費者意識の可視化や認知率、利用率、顧客理解など様々なデータを発表しています。
モニタスが提供するサービス『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらに外部モニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになります。さらに顧客側はポイントやプレゼントなどのメリットを受けられるので、活性化にも繋がります。
https://monitas.co.jp/supcolo.html/
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《主な調査結果》
全国の独身者、結婚願望の有無は「とても結婚したい」(18.7%)、「やや結婚したい」(20.1%)
婚活の実施状況は「婚活している」(8%) 、「していないが、これからする予定」(21%)、「していないし、する予定もない」(71%)
マッチングアプリでの相手選びの基準TOP3は、上位から「人柄」(62%)、「年齢」(42%)、「清潔感」(36%)
マッチングアプリの「プロフィールAI添削」機能の利用割合は「利用したことがある」(16%)
マッチングアプリの「プロフィールAI添削」機能の印象は「便利そう」(23%)、「おもしろい」(15%)、「革新的」(12%)
■結婚願望がある人はどのくらい?
結婚願望についてを全国18~59歳の独身者に聞いたところ、結婚願望のある人の割合は38.8%、結婚願望のない人は37.1%でした。特に女性20代では「とても結婚したい」と回答した割合が全体平均よりも12.3ポイント以上高い、31.0%という結果となりました。
■婚活している割合はどれくらい?
全国の18~59歳の独身者に聞いた現在の婚活状況の結果は「していないし、する予定もない」が71.2%、「していないが、これからする予定」が20.7%、「婚活している」が8.1%でした。
全体のうち、現在婚活をしている人の割合は1割未満であることがわかる結果となりました。
■周囲にマッチングアプリで出会って結婚したカップルはどのくらい?
マッチングアプリで出会って結婚したカップルが周囲にいるかという質問には、16.4%が「いる」と回答しました。
特に女性20代は33.0%、女性30代は30.0%とどちらも全体平均よりも10ポイント以上高い結果となりました。
■マッチングアプリの認知・利用状況は?
各マッチングアプリで最も利用されているブランドTOP3は「Pairs(ペアーズ)」(39.1%)、「タップル」(30.8%)、「ゼクシィ縁結び」(26.7%)でした。
認知・利用経験・継続利用・最も利用の流れを見ても、「Pairs(ペアーズ)」は他2アプリと比較しても割合が高く、認知してから最も利用するユーザーの獲得ができていることがわかります。
■マッチングアプリでの相手選びの基準TOP10
マッチングアプリでの相手選びの基準TOP5は上位から「人柄」(61.5%)、「年齢」(42.4%)、「清潔感」(35.6%)、「共通の趣味」(33.1%)、「写真」(29.0%)でした。
2位から5位にはアプリ上から確認できる情報項目が挙がった一方で、1位には「人柄」が約6割に支持される形で選ばれており、アプリというインターネットを介したマッチング手段においても、コミュニケーションでしか知りえない「人柄」という内面的要素がもっとも重要視されることがわかる結果となりました。
■「プロフィールAI添削」機能、どれくらい利用されている?
最近ではマッチングアプリ上で表示するプロフィールをAIがプロフィールを添削し、より魅力的で効果的な表現に改善してくれる「プロフィール添削AI」を搭載したマッチングアプリが登場し話題となっています。このような「プロフィールAI添削」を利用したことがあるかを聞いたところ、「利用したことがある」が15.5%、「利用したことはない」が84.5%でした。
様々なシーンでAI活用が話題となっている今、マッチングアプリ内で「プロフィールAI添削」を利用したことがある人の割合は約2割となっていることがわかりました。
■マッチングアプリの「プロフィールAI添削」機能、どう思う?
ではこの「プロフィールAI添削」について生活者はどのような印象を持っているのでしょうか。「プロフィールAI添削」の印象TOP5は上位から「便利そう」(23.1%)、「おもしろい」(14.9%)、「革新的」(11.7%)、「不安」(11.3%)、「つまらない」(8.0%)でした。
1位から3位までは「便利そう」「おもしろい」「革新的」のようなポジティブな意見が集まった半面、4位以下には「不安」「つまらない」のような、AIを活用した新機能に期待をしないネガティブな意見もあることがわかります。
《総論》
今回は婚活の実施状況を明らかにするとともに、マッチングアプリの利用意識の調査を実施しました。
調査結果からは、全国の18~59歳独身者で婚活をしている人の割合は1割にも満たないこと、婚活している人の半数以上がマッチングアプリを活用して婚活をおこなっていることがわかりました。マッチングアプリにおいての相手選びの基準は「人柄」が約6割の支持を得て1位となっており、内面的な要素が最重要視されていることがわかりました。
また、最近話題となっているマッチングアプリの「プロフィール添削AI」サービスについて、「利用したことがある」と回答した人は約2割でした。このサービスについての印象としては、「便利そう」「おもしろい」「革新的」のようなポジティブな意見と、反対に「不安」「つまらない」のようなネガティブな意見が集まる結果となりました。
婚活業界においても、その他業界同様デジタル化の波をうけており、婚活者の約半数がマッチングアプリを活用しています。多くの業界でデジタル化に伴った様々な変化が起こっており、同時に生活者の意識もめまぐるしいスピードで移り変わっています。各業界をリードする企業ではこのような急速な変化に対応するため、自社のリサーチ工程をインハウス化し、市場と顧客を紐づけ、より効果的な調査を行うことが一般的になってきています。これらの取り組みをリーディングカンパニーだけのものと傍観せず、本質である”顧客理解”のためになにができるか、考えてみるのがよいかもしれません。
モニタスが提供するサービス『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらに外部モニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになります。さらに顧客側はポイントやプレゼントなどのメリットを受けられるので、活性化にも繋がります。
https://monitas.co.jp/supcolo.html/
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【調査概要】モニタス『マッチングアプリに関する意識調査』
調査方法 :全国 18歳~59歳 未婚者を対象としたインターネットリサーチ
調査期間 :2023年5月25日(木)~5月26日(金)
有効回答数 :1,000名
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■顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするツール
“シン・ネットリサーチ”『スパコロ』について
モニタスが提供する『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらに外部モニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになります。さらに顧客側はポイントやプレゼントなどのメリットを受けられるので、活性化にも繋がります。
データは一元管理が可能となるため、リサーチとマーケティングでバラバラになっていたデータをまとめ、活用できるようになります。これにより広範な意識調査と自社データの直接的な関連から仮説を立てたり、店舗のビーコンや位置情報・購買情報などと連動させたアンケートを実施したり、属性別ではなく意識別の調査やアプローチができるようになります。
サービスサイト:https://monitas.co.jp/supcolo.html/
DXを推進する事業会社においては、昨今のCookie規制などのデータ環境の変化により、データを収集・統合・格納する方法も変化しました。それに伴い、より良い商品・サービス提供を目的にデータを活用していく環境が整備されつつあります。
一方でマーケティングリサーチにおいては、多くの企業がこれまでの慣習を変えられずに、自社の保有するデータから分断された環境で聴取されたアンケート情報を利用し続けている現状があります。
モニタスはこれらの課題を解決すべく、自社会員組織を対象としたモニター化ノウハウやマーケティング支援システムの提供を行っています。ユーザーに紐づく意識データの収集・分析・データ連携をワンストップで利用でき、アンケ―トを通じた企業と消費者の最適なコミュニケーションの実現をサポートします。消費者インサイトの探索は、長く愛される商品・サービスを世に生み出す基本です。モニタスは、これからも進化し続けるデジタルテクノロジーと最適なソリューションを提供してまいります。
◇本件に関するお問い合わせ先◇
株式会社モニタス 広報室 村田まで
Email:info@monitas.co.jp
※本リリースはご自由に転載・引用頂けます。ただし必ずタイトル又は文中に『モニタス調べ』または『顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするツール “シン・ネットリサーチ”「スパコロ」を提供する株式会社モニタス』を明記いただくようお願いいたします。
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