深い趣のある表現が楽しめる黒白フィルムの新製品登場!世界最高水準の粒状性と立体的な階調再現で超高画質を実現黒白フィルム「ネオパン100 ACROS(アクロス)Ⅱ」

富士フイルム

 富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、世界最高水準の粒状性と立体的な階調再現で超高画質を 実現し、幅広い分野の撮影に適した、黒白フィルム「ネオパン100 ACROSⅡ(以下、「アクロスⅡ」)」を2019年11月22日に国内で発売いたします。「アクロスⅡ」は、35mmサイズ、ブローニーサイズの2種類を展開いたします。

 今回発売する「ネオパン100 ACROSⅡ」は、「Super Fine-Σ粒子技術」※1をはじめとする当社独自のテクノロジーにより、感度ISO100の黒白フィルムとして世界最高水準の粒状性と被写体の濃淡がはっきりと表現できる立体的な階調再現、優れたシャープネスを実現しました。光をとらえて像を形成するハロゲン化銀の構造を精密に制御して高感度化することや、サイズの異なる感光粒子を効率的にフィルムの受光層※2内に配置して高いシャープネスを実現することで、被写体の輪郭を強調しながら、質感の細部に至るまできめ細やかな描写が可能です。風景・山岳写真、ポートレート、製品写真、建築写真から、長露光撮影の天体・夜景写真など幅広い分野の撮影ニーズにお応えします。

 今後、深い趣のある表現が楽しめる「アクロスⅡ」の魅力をご体験いただけるイベントや写真展の開催を計画していきます。また、海外での販売も検討していきます。

 富士フイルムは、イメージング分野におけるリーディングカンパニーとして今後も“アナログからデジタルまで”幅広い分野において多様化するお客様のニーズにお応えし、より良い製品・サービスを提供し続けることで、「一枚の写真の持つ力、素晴らしさ」を伝えていきます。

※1 :写真フィルムに含まれるハロゲン化銀粒子のサイズと、その組成を精密にコントロールすることで、感度と
   優れた粒状性を両立させ、プリントの高画質化に寄与する技術。
※2 :撮影時にレンズから入った光に感光し、現像工程で黒白の銀画像を形成する層。



1.製品名:ネオパン100 ACROSⅡ
                35㎜サイズ(36枚撮り)
                ブローニーサイズ(12枚撮り)
2.発売日:2019年11月22日
3.価格:オープン価格

【「ネオパン100 ACROSⅡ」の特長】
・当社独自の「Super Fine-Σ粒子技術」を採用することにより、感度ISO100の黒白フィルムとして世界最高水準の粒状性を実現。
・当社従来品「ネオパン100 ACROS」に比べハイライト部の階調をメリハリのある設計とし、立体的な階調再現が可能。
・世界最高水準のシャープネスにより、被写体の輪郭を強調した描写が可能。

【発売の経緯】
 当社は、黒白フィルムの需要の減少と、生産に欠かせない原材料の入手困難により、黒白フィルムの販売を2018年秋に終了いたしました。しかし、黒白フィルム独特の風合いによる写真を好む多くの方から、当社の黒白フィルムの販売継続を望む声が多く寄せられたことを受け、あらゆる角度から販売再開に向けた検討を進めました。そして、入手困難になった原材料の代替品の研究や新たな原材料に合わせた製造プロセスの抜本的な見直しにより、黒白フィルム「アクロスⅡ」の開発、販売の実現に至りました。


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お客様 お客様コミュニケーションセンター TEL 050-3786-1711

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会社概要

富士フイルム株式会社

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URL
https://fujifilm.jp/index.html
業種
製造業
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111
代表者名
後藤 禎一
上場
東証1部
資本金
400億円
設立
2006年10月