MI-6、素材産業における研究開発の革新を支援、ノリタケ株式会社の導入事例を公開
MI活用により120年分の“眠れる技術資産”を価値あるデータとして掘り起こす

マテリアルズ・インフォマティクス(以下MI)のプラットフォーム「miHub®︎(エムアイハブ)」を提供するMI-6株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:木嵜基博、以下MI-6)は、ノリタケ株式会社の導入事例を公開しました。
サマリ
創立120年以上の歴史を有し、洋食器の製造で世界に名を馳せるノリタケ株式会社は、‟事業を通じて社会に貢献する”という理念のもと、先端技術産業や基幹産業に至る幅広い分野に技術と製品を提供しています。高度化・複雑化する顧客ニーズに応えるため、2023年にmiHub®︎を導入しました。
今回は、導入背景やMI活用の成果、今後の展望について、研究開発センター 山田様、工業機材事業本部 森田様にお話を伺い、インタビュー記事として公開しました。
開発が行き詰まっていたテーマでMIを活用することで、蓄積されてきた社内データの潜在的な価値を、MIが引き出してくれたと語っていただいています。
本事例の対象者
本事例は以下のようなお悩みや関心をお持ちの方に特に役立ちます。
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MI導入に向けて検討を進めている、もしくは進めようとしている
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MIの組織的な展開・推進に苦労している
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MIを導入した企業のリアルな声を知りたい
MI導入の背景
MIの導入を検討した背景について、下記のように話していただきました。
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挑戦すべき開発領域そのものが広がり続けている中で、「高品質な製品をより速く開発するためには、データやMIといった新しい開発手法が不可欠である」と認識していました。
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MIは実験を繰り返しながら答えに近づく性質上、専門家だけでなく、開発者自身が直接ツールを使いこなせることが重要だと考えました。
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MIを独学で学ぶ難しさを感じていた私にとって、MI-6の分かりやすいホームページや動画コンテンツはまさに求めていたもので、"直感的にスムーズに利用できる”というコンセプトが自身の課題意識と合致したのです。
MI活用の効果例
インタビューでは、効果例について紹介いただいています。
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従来1年かけても達成できなかった目標の性能を、短期間で達成し、開発期間を半分以下に短縮できました。
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具体的な成果が、他の開発メンバーの「自分も挑戦してみよう」という意欲に火をつけ、"MIが人を育てる”ことにも繋がると実感しました。
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失敗データも価値ある情報として活用できる、そして「まずは進めてみよう」という試行錯誤が推奨される。この明快さが研究者のモチベーション向上に繋がり、“働きがい改革”にも通じると考えています。
<miHub®︎とは>
miHub®︎は、「研究者のドメイン知識とMIを融合しデータドリブンな研究開発を組織のものに」をコンセプトとし、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)による高度なデータ解析と、研究ナレッジの蓄積を実現するSaaS型実験計画プラットフォームです。研究員が直感的に操作することができ、さらにMIを用いた解析を含めた検討、コミュニケーションや意思決定の過程を記録できます。これらのコラボレーション機能でチーム全体の知識として実験のノウハウを効果的に共有でき、組織レベルで研究開発力を向上させます。
<会社情報>
会社名:MI-6株式会社
代表者:木嵜 基博
設立:2017年11月17日
所在地:東京都中央区日本橋小舟町8-13
事業内容:マテリアルズ・インフォマティクスやロボティクス技術などを応用したサービスおよびソフトウェアの研究・開発・提供
コーポレートサイト:https://mi-6.co.jp/
オウンドメディア『miLab』:https://milab.mi-6.co.jp/
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