産学連携の実践授業「卒業式袴展示会」学生主体の運営で売上前年比+209万円(専門学校日本ホテルスクール)
企業と連携し、展示会の企画から接客まで全て学生が担当
専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区/校長:石塚 勉)は、2025年10月8日(水)~10日(金)の3日間、夜間部ブライダル科2年生による産学連携授業「卒業式袴展示会」を校内で開催しました。本展示会は、協力企業2社との連携により学生が主体で運営する、2016年度から続く本校独自の実践教育プログラムです。
さらに、11月12日(水)には協力企業様とのフィードバック会を実施し、展示会運営の成果や改善点を振り返りました。このフィードバック会をもって、一連の産学連携プログラムが完結しました。
本プログラムは、卒業式で着用する袴やタキシードを対象に、学生が企画から集客、接客、売上管理までを担当する点が特徴です。扱う商材こそ袴ですが、実施内容はまさにドレスショップ運営そのものであり、ブライダル分野で求められる現場力の習得を目的としています。開催に先立ち、協力企業より商品知識や接客手法、心構えに関する講義を受け、学生たちは着付け練習・接客練習・売上計画の立案など入念な準備を重ねました。当日は現役スタッフの卒業生も来校し、仕事の楽しさや現場でのリアルな経験談に触れることで、学生にとって大きな刺激となりました。展示会期間中は、学生が来場者のニーズに合わせた提案や接客を行い、チームごとの運営を通して仲間と協力する重要性やマネジメント力を学びました。




今年度の展示会では、2社合計で 103組の契約 が成立し、売上は 約8,141,000円(前年比+2,090,000円) となり、平均単価も前年を上回る結果となりました。例年より高単価の商材提案が実現したことや、男性の利用が増加したことも特徴です。学生たちは売上目標を達成する過程で、実際の販売経験を通じて営業力や接客力を磨くことができ、展示会終了後にはフィードバック会で成果を振り返り、学びを整理しました。学生からは「実際に契約を結ぶ経験ができ、営業の難しさと達成感を得られた」「今回学んだことを卒業後の社会人生活で活かしたい」といった声が挙がりました。







本展示会は、学生が主体となって現場さながらの販売・接客・マネジメントを経験できる実践授業であり、ブライダル業界に必要な総合力を身につける貴重な機会です。全国的に見ても、学生が商品管理から接客、売上までを一貫して担う実践授業は非常に珍しく、本校ならではの産学連携として高く評価されています。

専門学校日本ホテルスクールは、1972年の開校以来、14,800名以上の卒業生を輩出してきました。ホテル・ブライダル分野における人材育成において、日本最大級のホテル単科専門学校として、完全就職や希望進路の実現に向け、蓄積したノウハウを基に学生を支援しています。本校は開校以来、「産学連携」を軸に、ホテル・ブライダル企業と連携した実践教育を提供しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像