和歌山製造所における持続可能な航空燃料(SAF)の製造に関する基本設計について
ENEOS株式会社(代表取締役社長: 山口 敦治、以下「ENEOS」)と三菱商事株式会社(代表取締役 社長:中西 勝也、以下「三菱商事」)は、ENEOS和歌山製造所(和歌山県有田市)における持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下「SAF」)の製造検討に関し、建設フェーズへ進むための基本設計(Front End Engineering Design、以下「本基本設計」)を共同で実施することに合意しましたので、お知らせいたします。
ENEOSは、2022年より和歌山製造所におけるSAF製造の事業化調査を行ってまいりました。この検討を次のステージへ進めるにあたり、かねてよりSAFの社会実装に向けた事業化を共同で検討していた三菱商事と、2社で本基本設計を実施いたします。ENEOSが有する製造技術・原料調達に関する知見および販売網に、三菱商事が有する国内外でのSAF原料調達に関する知見を組み合わせることで、国産SAFの量産供給体制の構築を目指し、検討を加速させてまいります。
本基本設計の対象となる設備では、廃食油、獣脂といった廃棄物や副産物などを主な原料として、 2028年度以降に年間約30万トン(40万KL)のSAFを中心に、一部ナフサや軽油留分の製造を想定しています。
ENEOSと三菱商事は、気候変動問題への対応を重要な経営課題と捉え、脱炭素・循環型社会の実現に貢献するため、CO2排出量の削減に資する取り組みを積極的に推進しています。その一環として、 SAFの事業化検討を進めてまいります。
以 上
【参考】
2025年2月21日 「持続可能な航空燃料(SAF)の製造・供給体制構築支援事業」に採択されました
https://www.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20250221_02_01_0944355.pdf
2022年4月18日 持続可能な航空燃料(SAF)の社会実装に向けた事業化検討について
https://www.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20220418_01_01_2008355.pdf
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