メディアシークが独自開発したニューロフィードバックエンジン及びアプリを使用、千葉大学医学部附属病院痛みセンターの慢性腰痛の治療に関する研究論文が国際学術誌「Scientific Reports」に公開
株式会社メディアシーク(本社:東京都港区、代表:西尾直紀、以下「メディアシーク」)が提供する独自開発のニューロフィードバックエンジン「アルファスイッチ」と、そのエンジンを搭載したスマートフォンアプリケーションを用いた、千葉大学医学部附属病院痛みセンター(センター長大鳥精司教授)が実施する非特異的慢性腰痛の治療に関する研究論文が、この度、国際的学術誌「Scientific Reports」に査読付き論文として公開されましたのでお知らせします。
■研究論文
論文名:New treatment strategy for chronic low back pain with alpha wave neurofeedback
掲載雑誌: Scientific Reports (※1)
研究種別:前向き縦断、ランダム化比較試験(※2)
■研究内容
千葉大学医学部附属病院痛みセンターにて清水啓介特任助教の元、原因を特定できない非特異的慢性腰痛患者を対象とし、薬物療法、認知行動療法、運動療法などと並んで、ニューロフィードバックを用いた新たな治療戦略が検証されました。その結果、投薬やブロック注射など既存の標準的な治療法で治らない難治性の腰痛を持つ患者に対して、認知行動療法や運動療法にニューロフィードバックトレーニングを組み合わせた新しい治療法を行うことで、痛みの強さに大幅な改善が見られました。特に認知行動療法とニューロフィードバックを組み合わせて慢性化後早期に治療介入を行った場合の相乗効果は高く、ニューロフィードバックは認知行動療法など既存の治療法の治療効果を高める役割を果たしていることが分かりました。
生涯有病率が83%にもなる腰痛は日本人の国民病の一つとも言われ、その経済損失は年3兆円に上ると試算されています。本研究で腰痛に対してはニューロフィードバックを併用した新しい治療プロトコルが有効であるということが示されました。
医療機器製造業者として東京都に登録されているメディアシークは、本研究成果を活かしながら、ブレインテックを活用し独自の医療機器プログラムの開発を進める計画です。今後もニューロフィードバックエンジンを幅広い症例向けに研究を進め、開発提供してまいります。あわせて、治療アプリの開発サービスにも力を入れていく所存です。
※1 Scientific ReportsはNature Portfolio社が発行するオープンアクセスの科学ジャーナルで、世界最大の学術雑誌の一つです。自然科学の全ての分野を網羅し、投稿された論文の科学的妥当性のみを評価することを目的にしています。
※2 研究種別によって、その研究のエビデンスレベル(治療効果の確実性)も異なります。エビデンスレベルは信頼性の高さにより分類されますが、今回発表された研究は前向き縦断、ランダム化比較試験を約100名という多くの方に行ったものであり、信頼性が非常に高いレベルに分類されます。
論文名:New treatment strategy for chronic low back pain with alpha wave neurofeedback
掲載雑誌: Scientific Reports (※1)
研究種別:前向き縦断、ランダム化比較試験(※2)
■研究内容
千葉大学医学部附属病院痛みセンターにて清水啓介特任助教の元、原因を特定できない非特異的慢性腰痛患者を対象とし、薬物療法、認知行動療法、運動療法などと並んで、ニューロフィードバックを用いた新たな治療戦略が検証されました。その結果、投薬やブロック注射など既存の標準的な治療法で治らない難治性の腰痛を持つ患者に対して、認知行動療法や運動療法にニューロフィードバックトレーニングを組み合わせた新しい治療法を行うことで、痛みの強さに大幅な改善が見られました。特に認知行動療法とニューロフィードバックを組み合わせて慢性化後早期に治療介入を行った場合の相乗効果は高く、ニューロフィードバックは認知行動療法など既存の治療法の治療効果を高める役割を果たしていることが分かりました。
生涯有病率が83%にもなる腰痛は日本人の国民病の一つとも言われ、その経済損失は年3兆円に上ると試算されています。本研究で腰痛に対してはニューロフィードバックを併用した新しい治療プロトコルが有効であるということが示されました。
医療機器製造業者として東京都に登録されているメディアシークは、本研究成果を活かしながら、ブレインテックを活用し独自の医療機器プログラムの開発を進める計画です。今後もニューロフィードバックエンジンを幅広い症例向けに研究を進め、開発提供してまいります。あわせて、治療アプリの開発サービスにも力を入れていく所存です。
※1 Scientific ReportsはNature Portfolio社が発行するオープンアクセスの科学ジャーナルで、世界最大の学術雑誌の一つです。自然科学の全ての分野を網羅し、投稿された論文の科学的妥当性のみを評価することを目的にしています。
※2 研究種別によって、その研究のエビデンスレベル(治療効果の確実性)も異なります。エビデンスレベルは信頼性の高さにより分類されますが、今回発表された研究は前向き縦断、ランダム化比較試験を約100名という多くの方に行ったものであり、信頼性が非常に高いレベルに分類されます。
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