日本のアニメ・Vtuberコンテンツの海外展開を支援するカプセルジャパン株式会社、シリーズBで資金調達 | 累計調達額は10億円超に

ー台湾・韓国・米国を中心に、海外コマース事業とグローバル人材基盤を拡充。日本コンテンツIPの“現地ファンダム形成から販売まで”を一気通貫で支援ー

カプセルジャパン株式会社

日本のアニメ・Vtuberコンテンツの海外コマースおよび現地プロモーションを展開するカプセルジャパン株式会社(本社:福岡市、代表取締役:埴渕修世、以下「CAPSULE」)及びCAPSULEグループは、この度、シリーズBラウンドにおいて、資金調達を実施したことをお知らせします。これにより、当社の累計資金調達額は約10億円となります。

今回のシリーズBラウンドでは、リード投資家として日本政策投資銀行グループのDBJキャピタル株式会社、既存株主として株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、GxPartners LLP、および三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社YMFGキャピタル、株式会社アルマビアンカ、Taipei Fubon Commercial Bank Co., Ltd.より、第三者割当増資および融資を実行しました。

■ 市場背景:日本アニメ・Vtuberの世界的拡大と“現地展開”の課題

NetflixやYouTubeを通じてコンテンツの世界同時配信ができるようになり、アニメを中心とした日本コンテンツに世界の人々が触れ合う機会が増え、日本コンテンツの海外ファン層・海外市場が急拡大しています。一方で、多くの日本のコンテンツ企業は、海外現地展開に必要なリソース不足等により、市場成長の恩恵を十分に受けられていない状況があります。

経済産業省が2025年6月に策定した「エンタメ・クリエイティブ産業戦略」(※)においても、海外売上20兆円を見据えた“現地展開支援”の強化が重要視されているところです。

(※)エンタメ・クリエイティブ産業戦略 ~コンテンツ産業の海外売上高20兆円に向けた5ヵ年アクションプラン~

■ CAPSULEの強み:海外人材100名強による“直接展開型”モデル

CAPSULEは、福岡本社 × 台北ヘッドクォーターという体制を軸に、台湾・韓国・米国でアニメ・Vtuber・ゲームIPのリアルイベント、コラボカフェ、マーチャンダイジング、マーケティングを展開しています。

  • 外国籍社員比率:90%超

  • 海外売上比率:90%超

  • IPの企画 → 現地クリエイティブ → イベント運営 → 販売 → ファンダム構築まで一気通貫

現地カルチャーを深く理解する外国籍人材が多数所属し、日本企業の海外展開を強力に支援しています。

■ 資金使途:海外コマース基盤の強化

今回の調達資金は、以下の領域に投資いたします。

① 海外人材の採用強化

台湾・韓国・米国での事業拡大に伴う専門人材の採用。

② グローバルサプライチェーン構築

海外向け商品の製造・物流・販売体制の整備。

③ 海外コマース事業の財務基盤強化

今回調達したエクイティを信用基盤とし、コマースのキャッシュサイクルに適した更なるデット調達を行い事業成長を加速。

■コメント

カプセルジャパン株式会社
代表取締役 埴渕修世

今回のシリーズB調達により、「海外のコンテンツビジネスにおけるバリューチェーンの川下」のケイパビリティ強化という、当社が推進するビジョンをさらに確実に推進してまいります。

アジア・欧米では、アニメを中心とした日本コンテンツに対する需要がかつてないほど高まっています。一方で、現地展開には文化理解や運営体制といった専門性が求められ、多くの日本企業にとって大きなハードルとなっています。

CAPSULEは創業以来、海外で事業を展開し、現地の文化を理解した100名以上の外国籍メンバーとともに、企画から運営・販売まで一気通貫で支援する体制を築いてきました。

今回の調達資金は、海外コマース基盤の強化と人材投資に重点的に活用し、より多くの日本コンテンツ企業が海外に進出しやすい環境をつくってまいります。

今回の調達における埴渕の思いはこちら(noteに遷移)

【リード投資家】 DBJキャピタル株式会社
シニア・インベストメント・マネージャー 石井隆宏氏

エンタメ産業の成長を支えるのは、グッズやイベントなど「リアル消費」を生み出す現場の力です。ファンの熱量を価値へと変換する努力こそが、市場を動かしています。

海外展開において重要なのは、単に「知ってもらうこと」ではなく、「価値を届けきる」こと。CAPSULEは現地ファンダムへの深い理解と、確かな企画力・オペレーション力を武器に、日本の魅力あるコンテンツを世界中のファンへ届ける挑戦を前に進めています。私たちはその挑戦を全力で支援して参ります。

■ CAPSULEの事業内容

海外コマース事業

2025年10月に韓国ソウル(弘大)で開催した『怪獣8号』ポップアップストア(ANIQUE社企画、CAPSULE運営)
  • コラボカフェ、ポップアップストアなど現地密着型のリアルイベントを展開

  • 世界中のファンに向けた限定グッズの企画・製造・販売

  • 台北・ソウルに所有するIPコラボレーションカフェ「OU-EN CAFE」の運営

主な事例・記事

「OU-EN CAFE/OU-EN EVENT」とは

CAPSULEが運営する、日本のIP(アニメ・VTuber等)の魅力を海外ファンに届ける体験型イベントシリーズです。コラボカフェやポップアップ等を通じてファンが集い、「応援(OU-EN)」できるオフラインの場を提供しています。

海外マーケティング事業

  • 台湾中心に海外インフルエンサーが45組以上所属

  • 台湾・香港・韓国・タイのネットワークを活用した現地最適化プロモーション(オフライン含む)

主な事例・記事

■今後の事業展望

CAPSULEは、日本のアニメ・Vtuber等のコンテンツ企業が海外現地展開を容易に実現できるような、包括的なプラットフォームとなることを目指しています。今回の資金調達を機に、コマース・イベント・マーケティングを統合した海外現地展開プラットフォームの強化を進めてまいります。グローバルでの事業基盤をさらに強固にし、日本の魅力あるコンテンツを世界中のファンに直接届け、新たな価値創造を推進してまいります。

■海外展開を検討しているアニメ・Vtuberコンテンツ企業の皆様へ

CAPSULEは、日本のアニメ・Vtuberコンテンツのファンダム形成からマーチャンダイジングによるマネタイズまであらゆるフェーズでの海外展開(台湾・韓国・米国)を支援しています。

提供する具体的なサービス

・コンテンツの海外現地展開の可能性に関する初期ご相談(現地ファンの規模感・熱度・浸透度)

・認知度獲得及びファンダム形成のための海外現地でのプロモーション(オンライン・オフライン)

・海外コアファンのファンダム形成強化ためのファンミーティング

・期間限定のポップアップストア等のイベント(CAPSULEが海外現地のオペレーションを実施)

海外展開をご検討されている場合、下記までお気軽にご相談くださいませ。

カプセルジャパン株式会社

IP海外展開担当:三ヶ島・古賀

Email:ml_jp@capsulecorporation.cc

■コンテンツ x グローバル領域で挑戦したい方を募集

CAPSULEは、「コンテンツ x グローバル」領域で挑戦されたい方々を募集しています。勤務地は福岡市、台北市、ソウル市です。詳しくは下記Wantedlyの募集ページよりご確認くださいませ。コンテンツを愛する各国のメンバーが皆様のご応募をお待ちしています。

CAPSULE募集ページ

https://www.wantedly.com/companies/Capsule/projects

【会社概要】

会社名:カプセルジャパン株式会社

代表者:代表取締役 埴渕修世

設立:2013年

日本URL:https://jtg.capsuleinc.co/

台湾URL:https://capsuleinc.co/

韓国URL:https://kr.capsuleinc.co/

事業内容:アニメ・Vtuber・ゲームIPの海外コマース、海外インフルエンサーマーケティング

所在地:

・福岡本店:福岡県福岡市中央区大名2丁目6−11 FukuokaGrowthNext

・台北子会社:105-59 台北市松山區八德路三段34號16樓

・ソウル子会社:76 Keunumul-ro, Mapo-gu, Seoul, South Korea

Xアカウント:

【本件に関するお問い合わせ先】

カプセルジャパン株式会社

広報担当:米澤・坂本

Email:pr@capsulecorporation.cc

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会社概要

カプセルジャパン株式会社

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URL
https://jtg.capsuleinc.co/
業種
サービス業
本社所在地
福岡県福岡市中央区大名2丁目6−11 Fukuoka Growth Next
電話番号
-
代表者名
埴渕修世
上場
未上場
資本金
5999万円
設立
2013年11月