睡眠に関する意識・行動調査
~日本人の半数は睡眠不足?~
睡眠は、脳や身体の疲労回復、成長ホルモンの分泌、免疫機能の向上など、心身の健康維持に重要な役割を果たします。しかしながら、経済協力開発機構(OECD)の2021年版調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分、加盟33か国中で最下位に留まっています。
睡眠に問題をかかえる日本人が多い中、最近では睡眠の質向上を製品が多く販売され、製品によっては入荷待ちとなるなど大きな話題となっていたり、スマートウォッチで睡眠データをとる人が増えているなど、睡眠の質に関することは身近な問題へと発展してきています。
そこで日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、消費者の睡眠に関する悩みや対策、コロナ影響、パートナーに対する悩みなど、睡眠に関する実態を把握するため、本調査を実施しました。
- 調査結果について
■主な調査結果
1.睡眠の悩みの有無
- 約半数が悩みあり(TOP2:49.2%)と回答。女性はZ世代中心の20代以下若年層で7割弱と悩む人が非常に多いのが特徴。また、女性では年代が上がるほど減少するが、男性は年代が上がるほど悩む人は増える傾向。
2.睡眠の悩みの種類
- 「悩みがある」では「睡眠時間が不足している」が55.9%、「最も解決したい悩み」でも22.1%と共に最も多い。女性20代以下では日中のだるさなど寝起き・寝つきの悩みが多い一方、男女とも40・50代は夜中のトイレ・いびきなど睡眠中の悩みが多い傾向。
3.不眠の原因
- 「ストレス」が52.2%と最も多く、「生活習慣の乱れ」38.4%、「運動不足」24.2%が上位に挙がる。「ストレス」は男性10代に多く、「生活習慣の乱れ」も男性10代、女性10・20代の若年層に多い。
4.睡眠対策:日頃行っていること
- 日ごろ行っていることでは、「特になし」が40.0%と多数であるが、「湯舟につかる」23.2%、「適度に身体を動かす」21.4%。
5.睡眠対策:今後行ってみたいこと
- 今後行ってみたいことでも「特になし」が44.9%だが、「スマホを見ない」17.0%、「枕にこだわる」14.9%があがる。男女とも10代の改善姿勢が積極的。
今回の調査では、約半数の方が 睡眠に対する悩みを抱えている、不眠大国日本の姿が浮き彫りになりました。若年層では睡眠不足からくる日中の眠気や寝つきや寝起きに悩んでいる一方、中高年は睡眠中親世代は、夜中に何度も起きてしまうといった睡眠の中断関連を多く挙げていることが特徴です。「睡眠の質を高める効果」を謳う製品が数多く発売されている昨今。悩みの種類をひとくくりにせず、今後は睡眠の悩みを細分化し、各々のニーズに合わせた製品開発が必要かもしれません。
以上、~日本人の半数は睡眠不足?~睡眠に関する意識・行動調査の結果を抜粋してお伝えしました。
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詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
ご希望の方はお問い合わせフォームからお気軽に問い合わせください。
https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/
■調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:16~59歳 男女
サンプルサイズ:975サンプル
調査方法:インターネット調査
調査実施時期:2022年5月18日~5月19日
レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。
■会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
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