ーWithコロナ時代の安心・安全な環境づくりを目指してー抗菌・抗ウイルスガラス「NSG Purity™」を京都府舞鶴市の医療機関及び神奈川県相模原市のテレワーク施設等へ寄贈
「NSG Purity™」は独自の技術でガラスをコーティングした、高い抗菌性能と優れた抗ウイルス性を有するSIAA認証を取得した製品です。「NSG Purity™」は、スマートフォンやタブレットをはじめ、レジ端末、ATM、エレベーター、医療機器、家電等の各種端末画面に貼付するカバーガラスとして用いられ、不特定多数の方が触れる機会のある様々なシーンでの接触感染対策ツールとして使用されています。
舞鶴市、相模原市はともに当社が事業所を構えるエリアであり、今回の寄贈は、日ごろの事業を支えてくださる地域の皆様に、このコロナ時代における感染への不安を当社グループの製品を通じて軽減したいとの想いで実現したものです。
舞鶴市では、2022年1月11日に舞鶴赤十字病院、舞鶴医療センター、舞鶴共済病院の3医療機関で現在使用されている外来受付機器、自動精算機、オンライン面会用タブレット等のタッチパネルに計14枚の「NSG Purity™」が貼付設置されました。
相模原市では、2021年12月7日に実証運営を実施しているテレワークセンター「森のイノベーションラボFUJINO(愛称 森ラボ)」の利用者貸出用モニターや、市内各所に設置されているSRIMS(相模原市道路情報管理システム)のタッチパネルモニターに計12枚の「NSG Purity™」が貼付設置されました。
今回の寄贈により、訪れる市民の方に少しでも安心を提供できればと考えています。
当社グループは、「中期ビジョン」として「高付加価値の『ガラス製品とサービス』で社会に貢献するグローバル・ガラスメーカーとなる」ことを掲げ、貢献したい3分野の一つとして「快適空間の創造」を定義しています。With コロナの時代に安心な環境作りの助けとなる抗ウイルスガラスなど高付加価値製品の販売を通じて当社グループの「中期ビジョン」実現を目指してまいります。
以上
[舞鶴市における寄贈の様子]
[相模原市における寄贈の様子]
NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業部の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズや、タイミングベルトの補強材であるグラスコードやガラスフレークを中心とする特殊ガラス繊維です。https://www.nsg.co.jp
<お問い合せ先>
(報道関係等) 広報部 Tel:03-5443-0100
(製品のお問合せ) ファインガラス事業部 Tel:042-775-1592
[NSG Purity™とは]
NSG Purity™(エヌエスジーピュリティ)(※1)は、抗菌性能・抗ウイルス性能と安全性について、SIAA(抗菌製品技術協議会)(※2)の基準をクリアした、独自のゾル‐ゲル法(※3)でコーティングしたガラスです。高い抗菌性能と優れた抗ウイルス性能両方を有します。表面硬度が高いため傷がつきにくく長持ちです。ガラスならではの高い透明性、高級感により意匠性を求められる用途にも適しています。
※1: NSG Purity™について
1) 抗菌・抗ウイルス機能の仕組み
- ガラス表面に塗布された銅含有膜が空気中の水分や酸素等と反応して活性酸素類(H₂O₂、OH・等)を発生
- 活性酸素の働きによってウイルスの持つエンベロープ膜の破壊や、脂質、タンパク質、遺伝子物質の分解を引き起こし、表面に付着した細菌やウイルスの増殖を抑制
<機能イメージ図>
2) 抗菌・抗ウイルス性能
- 優れた抗菌、抗ウイルス性能
抗菌/抗ウイルス共に、SIAA(抗菌製品技術協議会)の指定評価条件にてテスト実施し、
認証取得に必要な性能の発現を確認 - 優れた耐久性
独自のゾル‐ゲル製法による強固な膜(鉛筆硬度9H)により、摩擦や薬品などに対する耐久性を持ち、頻繁な接触操作やクロスなどでの拭き掃除なども可能 - 優れた光学、電気特性
無塗布のガラスとほぼ同等の透過率。静電容量式タッチパネル等にも使用可能 - 暗所でも機能を発揮
銅の作用により、紫外線(自然光)や可視光(蛍光灯)が当たらない暗所でも抗菌・抗ウイルス効果を継続的に発揮
3) 注意事項
- 本製品は、病気の治療や予防を目的とするものではありません。また、医療品や医療機器などの医療を目的としたものではありません。
- 抗ウイルス性能は、検査機関による試験結果であり、実際の使用状況により異なる場合があります。
- 本品は、ウイルスや細菌による感染を完全に防ぐものではありません。抗ウイルス・抗菌効果は本品の表面に付着したウイルスに対して発現するものであり、感染予防を保証するものではありません
※2: SIAA(抗菌製品技術協議会)
SIAA(抗菌製品技術協議会)は、適正で安心できる抗菌・防カビ・抗ウイルス加工製品の普及を目的とし、抗菌材などの薬剤、加工製品のメーカーや試験機関で結成された団体です。SIAAは国際基準ISO22196法(抗菌性の測定)及びISO21702法(抗ウイルス性の測定)にて定められた試験結果に基づき、ガイドラインにより品質管理された製品に対して「SIAA認証」マーク表示を認めています。
※3: ゾルーゲル法
ゾル‐ゲル法:溶液原料の化学反応により合成したゲル体を加熱処理により緻密化することで、セラミックスやガラス質のコーティングを作製する材料合成法の一つで、基板ガラスと同じシリカ構造の密着性の高い成膜が可能
[リリースPDF]https://prtimes.jp/a/?f=d54570-20220121-a07f2fca613dcc2b571f82cc77881059.pdf
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