AIによるレストラン予約取次数が100万件を突破!「AutoReserve」利用ユーザーから読み取る予約トレンドも公開

AI技術への抵抗感の変化とレストラン需要の増加が、AIによるレストラン予約を後押しした形に

株式会社ハロー

株式会社ハロー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:播口 友紀)が運営するレストラン予約サービス「AutoReserve」では、AIによる予約取次件数が100万件(※)を突破したことをお知らせいたします。

これに合わせて、「AIによるレストラン予約」が進んだ要因と「AutoReserve」のユーザーデータから抽出した最新の飲食店トレンドと店舗リストを公開いたしました。

※自社調べ

AIによる予約取次数100万件突破の要因

AutoReserveでは、AIによる予約取次数が100万件を突破した要因を、「AI技術への抵抗感の変化」と「レストラン需要の増加」の2つに分けて紹介します。

AI技術が日常に

昨今のAI技術の進化と利用シーンの増加によってAI技術への抵抗感が薄れつつあり、その利便性を実感する機会が増えています。

令和6年の調査によると、今後の暮らしや娯楽における生成AIの活用意向について「ぜひ利用してみたい」「条件によっては利用を検討する」と回答した割合が6〜7割にものぼり、潜在的なニーズがあることが伺えました。(引用:総務省「情報通信白書」第5章第1節より

さらに、コロナ禍を経てデジタル化が進んだことでAI技術の重要性が認識され、AIを活用したサービスが広く普及するに至りました。

AI技術はもはや新しい技術ではなく日常的に利用されるツールとなり、AIによるレストラン予約サービス「AutoReserve」への利用障壁も下がった結果、予約取次数が伸びたと考えられます。

レストラン需要の増加

AutoReserveでの予約取次件数が増加したことのもう一つの要因は、レストラン需要の増加にあります。レストラン需要の増加の内訳について、「訪日観光客によるもの」と「日本人によるもの」に分けて紹介します。

1. 訪日観光客の増加

日本政府観光局(JNTO)の訪日外客統計(引用:https://www.jnto.go.jp/statistics/data/_files/20250319_1615-1.pdf)によると、2025年2月の推計値で訪日外客数が3,258,100人と、2月として過去最高だった2024年を大きく上回り同月過去最高を記録し、さらに2月として初めて300万人を超えました。引き続いて訪日観光客が増加している状況が伺えます。

そんな中で、「AutoReserve」では多言語対応による予約サポートを行なっており、言語と時間を気にせずレストラン予約を行うことができるため、訪日観光客による日本国内のレストランへの予約増を後押ししていると考えられます。

AutoReserveでは、訪日観光客の利用と考えられる「海外から日本のレストランへの予約」についてのトレンドを調査しました。

①海外ユーザーが予約した日本国内レストランの地域別予約件数ランキング

訪日観光客が日本国内のレストランを予約した件数の多い順に、都道府県別・都市別に分けてランキングを作成しました。

日本政府観光局(JNTO)が公表している「訪日旅行について調べるー都道府県別訪問率ランキング」によると、東京都・大阪府・千葉県・京都府・福岡県・神奈川県・奈良県・山梨県・北海道と上位を占めています。(引用:https://statistics.jnto.go.jp/graph/#graph--inbound--prefecture--ranking

これは、AutoReserve調べの結果とほぼ一致したことになります。

一方で、奈良県は大阪・京都から、千葉県・山梨県は東京からそれぞれ日帰りでの観光が可能で、観光客全体に占める日帰り観光客が多いエリアとして知られています。(※補足)一般的に日帰り旅行では、1旅行あたりの食事回数が宿泊旅行に比べて少なくなる傾向にあり、訪問率ランキングでは上位に入っていてもレストラン予約件数では上位にランクインしていない、という結果になったと考えられます。

また、特徴的なのは「小樽市」「野沢温泉村」の2地域で、これらは県庁所在地ではないものの、外国人から人気の観光スポットであることから上位にランクインしたと考えられます。

※2022年奈良県の観光客データでは、観光客929万4000人に対し、日帰り客が791万5000人で全体の85%以上を占めている。(引用:奈良市「2022年奈良市観光入込客数調査結果について」より)山梨県では、2023年の観光客2575万4000人に対し、日帰り客が1795万3000人で全体の70%を占める。(引用:「令和5年山梨県観光入込客統計調査報告書」より)千葉県では、2022年の観光入込客数1億398万6000人に対し、日帰り客が8241万8000人で全体の79%を占める。(引用:千葉県「令和4年観光客の入込動向について」より)

②海外ユーザーが予約した日本国内のレストランジャンル別予約件数ランキング

次に、訪日観光客が日本国内のレストランを予約した際に選択した「レストランジャンル」について、予約件数が上位の10種類をピックアップしました。

独特の風味と霜降りの肉質で高級食材として海外人気の高い和牛(WAGYU)を食べられる「焼肉店」が第1位となりました。そして第2位には、日本人との交流ができ、日本独特の文化を最も身近に感じられる「居酒屋」がライクインしています。

また、お寿司やしゃぶしゃぶ、すき焼き、鰻など、日本が誇る食文化を海外ユーザーが楽しんでいることが伺える結果となりました。

2.日本人の国内旅行・外食の需要増

累計予約件数100万件を突破した2つ目の要因として、日本人の国内旅行や外食への需要が増えたことが考えられます。

国内旅行への需要増として、円安の影響で国外旅行控えが起きたこと、そしてコロナ禍が収束し旅行への制限や意識が緩和されたことが要因と考えられます。

実際に、国土交通省の調査(引用:「旅行・観光消費動向調査」https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001724778.pdf)によると、2023年の日本人国内旅行消費額は前年比27.5%増の21兆8,802億円となっています。コロナ禍前の2019年(2兆1,931億円)に匹敵する数値まで回復したことが伺え、さらに宿泊旅行については2019年の1兆7,156億円を超えて直近10年で一番高い1兆7,766億円に上りました。

あらかじめ宿泊することが決まっている旅行においては、旅先で飲食店が確保できないことへの懸念から旅行前までにレストランを予約する人が多いと推測されます。国内旅行の需要増と事前予約の傾向が、AutoReserveの予約件数増を後押ししたのではないかと考えられます。

また、外食への需要もコロナ禍が収束した影響から高まりを見せています。

一般社団法人日本フードサービス協会の「日本フードサービス協会会員社による外食産業市場動向調査 令和6年年間結果報告」(引用:https://www.jfnet.or.jp/files/nenkandata-2024.pdf)によると、レストランの売上高は前年比108.4%、客数は104.3%と増加していることが伺えます。

AutoReserveでは、日本人が日本国内で予約したデータについても保有、調査によって日本人ならではのトレンドを掴むことができました。

①日本人ユーザーが予約した日本国内レストランの地域別予約件数ランキング

日本人がAutoReserveに掲載されているレストランを予約したデータから、予約件数の多い地域をランキング化。海外ユーザーとの違いが見て取れる結果となりました。

ランキングを見ると、京都府が都道府県としては4位にランクインしているにもかかわらず京都市が2位という結果で、観光地として有名な京都の市街地にあるレストランで特に予約が行なわれていることが推測できます。仙台エリアも同様に、都市別ランキングに仙台市がランクインしていることから、市街地のレストランに人気が集まっていると言えます。

一方で、今回のランキングでは、観光地だけでなく人口の多い都道府県やその県庁所在地も上位にランクインしています。特に、東京23区や大阪市、名古屋市などは、旅行者だけでなく現地に住む人の日常的な利用がランキングに反映されている都市として目立ちました。

②日本人ユーザーが予約した日本国内レストランジャンル別予約件数ランキング

次に、日本人がAutoReserveで予約したレストランの人気ジャンルを予約件数順に10位までご紹介します。

ランキングからは、居酒屋や焼肉などのカジュアルな外食文化とともに、寿司や日本料理などの伝統的な日本食が好まれていることが見受けられました。また、日本で根強く人気のあるイタリアン(パスタ、ピザも含む)が上位にランキングしているのも、日本ならではの特徴だと言えます。

今後の展望

今後もAutoReserveでは、AIを活用したレストラン予約サービスを提供し、ユーザーがより簡単に最適なお店と出会えるよう取り組んでいきます。

また、直近でフランスメディアへの掲載されたのを皮切りに、ヨーロッパをはじめとした海外での露出を増やしながらさらに多くの国々でAutoReserveのサービスをご利用いただけるように注力していきます。

メディア掲載の詳細はこちら

株式会社ハローのホームページに遷移します。


AutoReserveとは

AutoReserveは、AIによって日本国内および海外のレストラン予約を行うサービスです。

予約可能なレストラン数は200万件を超え、店舗の営業時間外でも、行きたいお店をAutoReserveで探してオンラインで予約可能。

移動中や仕事中でお店の営業時間内に予約ができない、外国語話者や、聴力に支障があって電話で予約ができない、といったレストラン予約の障壁を解消します。

AutoReserveはこれからも言語、時間、場所など、様々な制約からお客様を解放し、いままで出会えなかった世界中のおいしいお店を発見するサポートしていきます。

AutoReserveを開く

AutoReserveのホームページに遷移します。

AutoReserveでは、飲食店向け業務支援サービス「Respo by AutoReserve」への送客を無料で行なっており、Respoの予約台帳も無料でご利用いただけます。(ホームページ

株式会社ハローについて

株式会社ハローは “Goodbye past, Hello future.” をミッションに掲げ、AIを根幹に置いてプロダクトを設計する”AI-First Products”の理念のもとで各プロダクトを展開しています。

会社名

株式会社ハロー

所在地

〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-21-8 VORT恵比寿Ⅲ 2F

事業内容

AutoReserve、Respo、HelloXの企画・開発・運用

代表者名

播口 友紀

設立

2018年6月20日

ホームページ

https://www.hello.ai/

関連メディア

AutoReserve:https://autoreserve.com/

Respo:https://autoreserve.com/for_restaurants

HelloX:https://www.hellovoice.ai/

会社公式note:https://note.com/helloinc/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ハロー

13フォロワー

RSS
URL
https://hello.ai
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-21-8 VORT恵比寿Ⅲ 2階
電話番号
-
代表者名
播口友紀
上場
未上場
資本金
1億4437万円
設立
2018年06月