こども宅食応援団は【#孤立を生まない社会】特集企画を始めます

一般社団法人こども宅食応援団(佐賀県佐賀市 代表理事:原水敦)は、虐待防止月間である11月から特集企画として、【#孤立を生まない社会】をテーマにしたXの毎日の投稿と記事の連載を開始いたします。

「困っていても”助けて”が言えない人がいる」「必要な支援が届かない現実がある」という社会問題についての認知度を高め、こども宅食応援団が掲げる「今日を生きるこどもたちのために、多様な人々が手を携え 孤立を生まない社会を創る」というミッションについて、みなさんと共に考える企画です。

私達が提示したい社会課題、そしてその解決方法の1つであるこども宅食の取り組みについてあらためてお伝えします。

従来の支援につながることができない、親子の現状

経済的な困窮、心理的な障壁、周囲の偏見など、様々な要因が複雑に絡み合うことで、苦しい状況に置かれていても、誰にも頼ることができず、孤立する親子がいます。

こども宅食を利用するご家庭に実施した調査※では、その多くが経済的な困難を抱えているものの、行政などが用意している支援制度を利用していませんでした。民間団体も含め様々な地域資源があるにも関わらず、本当に支援を必要とする人に届いていないことが分かっています。生活課題が増大する中で、困難を抱える親子が孤立するリスクはますます高まっています。

※「こども宅食利用家庭に関する調査」より https://hiromare-takushoku.jp/2021/09/22/3738/

つながるアウトリーチ「こども宅食」

この課題を解決するべく、助けを求める声を待つのではなく、こちらから家庭に出向き直接支援を届ける活動が、つながるアウトリーチの仕組み「こども宅食」です。様々な困りごとを抱えた子育て家庭に、定期的な「食のお届け」を実施し、LINEや配送時の対面によるやりとりから、少しずつ家庭との「つながり」を育てていきます。

そして、日々のコミュニケーションから、家庭の状況を把握したり、状況が悪化する予兆を見つけ、必要な情報や適切な支援につなげることを目指しています。

2018年のこども宅食応援団設立時から2025年までに、こども宅食は全国47都道府県、268もの団体が実施するまでに広がりました。(2025年11月4日時点)しかし、この広がりは日本全体で見ればほんの一部に過ぎません。社会から孤立する親子の現状は、これからも社会に訴え続けていかねばならないという必要性を強く感じています。

こども宅食を利用したご家庭の声

こども宅食を利用したご家庭から寄せられた声を、ご紹介します。

「ミルクもオムツも高いので、大人の食費を抑えたり、オムツ替えの回数を泣く泣く減らしたり。生活の苦しさと、妊娠中の体の変化、初めての子育て...毎日ひとりでは不安ばかりでしたが、身近で相談できる人がいることがとても心強く、前向きな気持ちで子育てすることができました。」

「なんとなく強がって、人の助けは借りない️と今まで頑張ってきましたが、時々疲れてしまうことがあります。ボランティアさんから優しく声をかけてもらうと、気にかけてくれている人がいると感じ、人に頼ることも必要だなと気付かされました。」

【#孤立を生まない社会】この企画を通じて、孤立する家庭の存在を知るきっかけを作りたい。そして、困りごとや状況の悪化に気づき「伴走する人」を増やしたい。

物価高騰、地球温暖化など、ニュースなどで話題になり誰しもの生活に影響するような社会課題と比べ、「困っていても声をあげられない家庭がいる」という問題は、直感的にわかりにくく、共感を得づらい面があります。

また、自己責任論が根強くある日本社会においては、家庭の課題を外に出しづらく、他者に助けを求めることがタブーだとさえ感じる場面もあり、より一層「孤立」の課題を根深くしている現状があります。

「こうした状況をどうにかして変えていきたい」という思いを胸に、私たちは【#孤立を生まない社会】という企画を立ち上げることにしました。

こども宅食応援団として、さまざまな情報発信をしつつ、応援していただくみなさんにはハッシュタグ「#孤立を生まない社会」を活用して、Xで当事者としての声を上げてもらったり、記事をシェアしていただくことで、この問題の認知度を上げ、こども宅食の取り組みについて知っていただく機会を増やしたいと考えています。

私たちといっしょに、すべての子育て家庭のとなりにたくさんの「ぬくもり」がいっぱいに溢れる未来をつくりませんか?

【#孤立を生まない社会】に賛同いただける方へ、お願いいたします

1.#孤立を生まない社会 をつけて、Xなどでこの記事のシェアをしてください

2.フォローをお願いします!

今後、年末にかけて【#孤立を生まない社会】に関する記事を公開していく予定です。またXでも平日の毎日投稿をいたします。さらに、メールマガジンで定期的に情報をご案内しますので、ぜひフォローをお願いします。

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メールマガジン https://hiromare-takushoku.jp/supporters

3.返礼品なしの「ふるさと納税」で、ご支援お願いいたします

こども宅食応援団は、「返礼品なしのふるさと納税」を財源として活動をしています。

今回のような広報、ソーシャルアクションだけでなく、全国各地の自治体や地域で活動する方向けのこども宅食事業の立ち上げ支援、こども宅食実施団体さん向けの勉強会の開催など、こども宅食の全国展開に向けて幅広く活動を進めておりますが、継続していくためにはみなさんの支援が必要です。

ぜひご支援お願いします!

【一般社団法人 こども宅食応援団】

「こども宅食」は、経済的困窮などの困りごとを抱えた子育て家庭に、定期的に食品等をお届けすることでゆるやかにつながる関係を築きながら、家庭を見守り、必要に応じて地域の様々な支援につなげる事業です。こども宅食応援団は、この「こども宅食」という仕組みを、日本中に広げていくため、こども宅食事業に取り組む自治体やNPO等に対して活動資金やノウハウの提供、事業推進のための伴走的な支援を実施します。また、こども宅食事業や事業を通じて解決しようとしている社会課題の認知拡大のための広報活動を実施します。https://hiromare-takushoku.jp/

孤立を生まない社会をつくる。命をつなぐ「こども宅食」を全国に広げたい

https://www.furusato-tax.jp/gcf/3979

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会社概要

URL
https://hiromare-takushoku.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
佐賀県佐賀市呉服元町2-15 COTOCO215
電話番号
03-4346-0752
代表者名
駒崎弘樹
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年10月