グロービス経営大学院、インフラ分野のDXを推進するDAC-NOTEに出資 在校生・卒業生の起業を支援するビジネスコンテスト「G-CHALLENGE」にて大賞受賞
DAC-NOTEは、2022年1月に開催された「GLOBIS Venture Challenge(G-CHALLENGE)2021」において、「世界中からインフラ事故で不幸になる人をゼロにする」というビジョンを掲げ、インフラメンテナンス業務のDXを推進するビジネスプランをプレゼンテーションし大賞を受賞しました。その後、グロービスの教員によるメンタリングを重ね、その事業の可能性、社会貢献性を評価され、出資が決まりました。なおDAC-NOTEは、G-CHALLENGE受賞後、グロービスがシード期の起業家向けに提供するアクセラレータープログラム「G-STARTUP」の4th Batch Incubate Trackに参加し、経営面で視座を高めると共に製品開発・事業開発を加速してまいりました。
グロービス経営大学院は、今後も在校生・卒業生が「創造と変革の志士」として社会で活躍することを応援してまいります。
■G-CHALLENGE2021審査員長 グロービス経営大学院研究科長(英語プログラム) 廣瀬 聡
DAC-NOTE代表の岡辺 スバル 雅之氏は、公共インフラ施設のメンテナンス現場での勤務経験を持ち、日本の公共インフラの劣化が進む現状に強い問題意識を持ってグロービス経営大学院に入学し、ビジネスプランを磨かれてきました。ビジネスプラン作成、そしてチーム作りの過程で、多くのグロービスMBA生が協力をしています。またエンジェル投資家として、グロービス経営大学院2012年卒業のi-plug代表の中野智哉氏が支援してくださっているのも、ありがたく思います。今後も私たちグロービス経営大学院は、事業の創造と社会の変革を志す起業家たちを支援してまいります。
■DAC-NOTE 代表取締役CEO 岡辺 スバル 雅之氏(グロービス経営大学院 2021年入学)
私は「世界中からインフラ事故で不幸になる人をゼロにする」という志を持ってDAC-NOTEを起業しました。笹子トンネル事故から10年が経過しましたが、犠牲者やご遺族の方々の苦しみを察すると心が痛みます。そんな事故が二度と発生しないように、私自身の現場経験を活かし、もっと高品質、効率的な点検が可能になり、かつ現場の負荷を減らす「アナログ感覚あふれるデジタルツール」を展開し、業界に新しい風を送り込みます。同時にインフラメンテナンスは世界中で必要な営みです。G-STARTUPに参加したこともあり、足元のニーズにしっかりと応えつつも「目標は高く、世界に通用するサービスをつくり、ユニコーンを目指す」という大きな構想を描き、精一杯前進してまいります。
<プロフィール>
1999年京都産業大学中退後、東京消防庁に入庁。2014年からは(株)特殊高所技術にて橋梁・ダム・石油タンクなど高所の現場にロープを用いて近接し、外観目視・打音点検や各種非破壊検査に従事。2019年からは勤務の傍ら、起業を視野に入れつつグロービス経営大学院でMBAの学びを開始し、現在も同大学院に在籍中。2022年3月にDAC-NOTE株式会社を創業しCEOを務める。
■DAC-NOTE株式会社
所在地 : 東京都 千代田区一番町6 相模屋本社ビル7階一番町インキュベーションセンター内
代表者 : 代表取締役CEO 岡辺 スバル 雅之
設立 : 2022年3月
URL: http://dac-note.jp/company/
- グロービスの創造の生態系について
グロービス経営大学院では、ベンチャー企業の成功事例から学ぶ「創造」系の科目の提供をはじめ、在学中、そして卒業後も起業支援のためのさまざまな仕組みを提供しています。起業準備中の方に向けては、メンタリング、新規事業の実行支援や、3,527名(2022年1月時点)ものメンバーが在籍し起業に向けた交流を行う学校公認クラブ活動「GEC(グロービス・アントレプレナーズ・クラブ)」などを通じて、起業を志す多くの在校生・卒業生が交流しています。また2018年10月に、在校生または卒業生が起業したベンチャー企業を対象とする投資プログラム「GLOBIS Alumni Growth Investment」(通称:G-GROWTH)を開始。累計1億円以上の調達実績を条件に、1社あたり最大1億円を出資するプログラムで、これまでに8社へ投資を行っています。加えて、グロービスでは2019年4月に、ユニコーン企業を100社輩出するプラットフォームの構築を目指し、シード期の起業家を対象とするアクセラレータープログラム「G-STARTUP」を開始。将来的に日本を代表するベンチャー企業へ成長することが期待されるスタートアップを採択し、成功した起業家やベンチャー支援の専門家などによる講義を実施。現役ベンチャー・キャピタリストによるメンターが伴走することでプロダクト開発・事業開発を支援しています。
グループ全体で、「G-CHALLENGE」「G-STARTUP」「G-GROWTH」を通じた起業支援、スタートアップの事業開発、事業成長支援を展開しており、ベンチャーの生態系構築を精力的に推進しています。
【G-CHALLENGE 2021 概要】
G-CHALLENGEは、起業を目指す多くの在校生・卒業生にビジネスプランを競う場を提供し、立ち上げ資金を支援することで、より多くの起業を促すものです。加えて、その企業が将来的にメガベンチャーへ成長する足掛かりをグロービス・コミュニティから得られることを目的としています。出資にあたっては、学校法人グロービス経営大学院と株式会社グロービスがファンドを組成。受賞者は最大1,000万円の出資を受けられる機会を得ます。審査基準は、ビジネスプランの市場性、競争優位性、実現可能性、収益性が見込めることに加えて、社会性や経営メンバーの意志や志などグロービスの教育理念に即しているかを重視します。
参考: グロービス経営大学院の起業サポート https://mba.globis.ac.jp/support/#anchor_05
◆グロービス経営大学院
(日本語MBAプログラム:https://mba.globis.ac.jp 英語MBAプログラム:https://www.globis.ac.jp)
グロービス経営大学院は、2006年の開学以来「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。日本語MBAプログラムは、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・オンラインの6キャンパスに加え、水戸・横浜に特設キャンパスを開設。英語MBAプログラムは、パートタイム・フルタイム・オンラインを展開し、世界各国から多様な学生が集まっています。2006年開学当初78名だった入学者数は、2022年4月には日本語プログラムで1,158名に達し、日本最大のビジネススクールに成長。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーを育成し、テクノベート(*)時代の世界No.1MBAを目指していきます。
*テクノベート:テクノロジーとイノベーションを組み合わせた造語。
◆グロービス (https://www.globis.co.jp)
グロービスは1992年の設立来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびに情報発信サイト/アプリ「GLOBIS 知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。
グロービス:
学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)
株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」
株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ
顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
GLOBIS ASIA CAMPUS PTE. LTD.
GLOBIS Thailand Co. Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
【取材に関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 担当:田村菜津紀、土橋涼
E-MAIL: pr-info@globis.com
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