【坂角】〈姫ゆかり 初音の調度〉が名古屋市長賞を受賞!
「令和7年度 名古屋観光ブランド協会推奨品審査会」の受賞商品が発表されました。

株式会社坂角総本舖(本社:愛知県東海市、代表取締役:坂泰助)は、「令和7年度 名古屋観光ブランド協会推奨審査会」(主催:名古屋観光ブランド協会)に、昨年9月に発売した徳川美術館所蔵の国宝「初音の調度(はつねのちょうど)」とコラボレーションした〈姫ゆかり 初音の調度〉を出品し、名古屋市長賞を受賞いたしました。

■受賞商品〈姫ゆかり 初音の調度〉
発売日:2024年9月1日
内容量 / 価格:姫ゆかり32枚 / 1,620円(税込)
煎餅の特徴:江戸時代由来の技で二度焼き仕上げ。ひとくちサイズの〈ゆかり〉です。
取扱店:徳川美術館ミュージアムショップ、名古屋市内百貨店、本店、本社工場売店、オンライン通販など
デザイン:国宝「初音の調度」のひとつ「初音蒔絵小角赤手箱(はつねまきえこすみあかてばこ)」を、いまの感覚で表現しました。

■源氏物語と国宝「初音の調度」
国宝「初音の調度」のデザインには、紫式部の著書『源氏物語』に登場する明石の君が娘を想って詠んだ和歌「年月を 松にひかれて ふる人に 今日鶯の 初音きかせよ」が、隠し文字やモチーフとなって表現されています。
〈姫ゆかり 初音の調度〉のデザインの中にも、本物の初音の調度と同じ位置に和歌を隠しました。

■国宝「初音の調度」(徳川美術館所蔵)について
「初音の調度」とは、徳川将軍家の千代姫(ちよひめ)が尾張徳川家2代光友(みつとも)に嫁ぐ際に持参し、生涯ともに暮らした婚礼道具です。2年余りの歳月をかけて作られた、当時の最高峰の技と素材を結集した芸術品です。
母が娘を想って贈った和歌がモチーフに選ばれた背景には、わずか2歳半で嫁いだ幼い娘の幸せを願う、深い愛情があったといわれています。

■尾張徳川家とえびせんべい〈ゆかり〉
千代姫が嫁いだ尾張の二代目藩主・徳川光友は、坂角総本舖にとって大変に縁深い人物です。
1666年(寛文6年)に光友公が横須賀(現在の愛知県東海市)に御殿を建立された際、浜辺で漁師たちが海老のすり身を炙り焼いていた「えびはんぺい」を召し上がり、極上の美味と賞されて献上品となったことが、〈ゆかり〉の由来となっています。

海老せんべい〈ゆかり〉
坂角総本舖を代表する海老せんべい。
江戸時代、尾張徳川家2代の光友が横須賀(現在の愛知県東海市)に御殿を建てた際、漁師たちが浜辺で炙り焼いた「えびはんぺい」を極上の美味と賞され、献上品となったことに由来。
新鮮な海老の身を丹念に焼き上げた深く香ばしい味わい。ていねいな二度焼き仕上げにより、豊かな風味と香ばしさを引き立たせています。昭和41年の命名発売以来35億枚を出荷し、名古屋土産、贈答品として多くの方にご愛顧頂いております。

株式会社坂角総本舖(ばんかくそうほんぽ)
坂角総本舖は、始祖・坂 角次郎(ばん かくじろう)の姓と名をとり、1889年(明治22年)に横須賀(現在の愛知県東海市)で創業しました。
江戸時代に徳川家へ献上されていた「えびはんぺい」に創意工夫を重ねて生み出した海老せんべい「ゆかり」を中心に、自然の恵みを生かしたお菓子づくりをしています。
2025年に、おかげさまで創業136周年を迎えました。
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