品川区役所でウクライナの子どもたちによる絵画「キッズゲルニカ」展示
~首都・キエフの芸術学校子どもたちが平和への願いを込めて作成~
品川区は3月23日~3月31日(開庁日・時間内)、品川区役所第2庁舎3階ロビーで、ウクライナの首都キエフの芸術学校の子どもたちが平和へのメッセージを込めて描いた絵画作品「キエフ」を展示しています。みなさん、ぜひ足をお運びください。
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/shinagawaphotonews/shinagawaphotonews-2022/20220323110627.html
キエフの芸術学校の子どもたちが平和へのメッセージを込めて描いた絵
・「キッズゲルニカ」と展示中の作品「キエフ」について
ピカソがスペイン市民戦争に抗議して制作した「ゲルニカ」(1937年)と同じサイズ(3.5メートル×7.8メートル)のキャンバスに、世界各地の子どもたちが「平和」をテーマに絵を描く国際子ども平和壁画プロジェクト「キッズゲルニカ」。現在までに世界各地で100作品以上が完成しています。
この「キッズゲルニカ」で、東日本大震災復興支援活動の一環として2017(平成29)年、ウクライナの首都キエフ、ソ連時代に爆発事故があったチェルノブイリ原発の作業員らが暮らすウクライナ北部のスラブチチ、東部ドネツク州とルガンスク州の子どもたち計100人以上が参加の下、5作品から成る「キッズゲルニカ 2017 ウクライナ」が描かれました。
品川区はこのたび、Kids’Guernica UA for Peace実行委員会から「キッズゲルニカ 2017 ウクライナ」5作品の中の1つ「キエフ」を借り受けて品川区役所第2庁舎3階ロビーで展示しています。
展示している絵は2.4m×4.5mと「キッズゲルニカ」の他の作品よりも一回り小さいですが、2017年6月に20人のキエフの芸術学校の子どもたちが平和を願い制作しました。パッチワーク的なモチーフをそれぞれが考え、一つ一つを独立したアート作品として表現したものです。
展示は3月31日まで。区役所開庁時間内であれば、どなたでも見ることができます。
キエフ芸術学校の子どもたちによる作品を展示中の品川区役所
・恒久平和と核兵器廃絶を願う品川区について
品川区は、区民の恒久平和と核兵器廃絶の願いを全世界に知らせるとともにその実現に寄与することを内外に表明するため、1985(昭和60)年3月26日に「非核平和都市品川宣言」を行い、平和に関する様々な事業を実施しています。
今年3月7日には品川区からロシア連邦によるウクライナ侵攻への抗議文を、区議会からロシアによるウクライナ侵略に抗議する決議を送付しました。
また、区役所本庁舎3階総合受付には「ウクライナ人道危機救援金(日本赤十字社)」の募金箱を設置(4月28日まで)しているほか、第2庁舎3階から本庁舎への渡り廊下では「非核平和パネル展」(3月31日まで)も開催中です。
「非核平和パネル展」の様子
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