ハイパフォーマンススポーツ・カンファレンス2024参加申込受付開始!
HPSCが実施する支援・研究で得られた最新の知見等を紹介
日本スポーツ振興センター(JSC:JAPAN SPORT COUNCIL)が管理・運営するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC:JAPAN HIGH PERFORMANCE SPORT CENTER)で、12月11日(水)~12月12日(木)に開催する『ハイパフォーマンススポーツ・カンファレンス2024』のセッション内容が決定し、参加申込受付を開始しましたのでお知らせいたします。
HPSCは、日本のハイパフォーマンススポーツにおける競技力向上およびそれに寄与する取り組みの推進に資するため、年1回「ハイパフォーマンススポーツ・カンファレンス」を開催し、HPSCにおける各事業の取り組み・知見の紹介、国内外のハイパフォーマンススポーツに関する情報・先進事例の提供等を行っており、今年度のテーマ『Performance Optimization in Paris ~コンディションの最適化とパフォーマンスの最大化~』に基づいた7本のセッションを行います。
セッションⒶ:パリオリンピック・パラリンピックへ向けた総合型サポート
セッションⒷ:Female Athletes Research & Support Team(FARST)の新たな取り組み
~女性アスリート研究・支援の現場から~
セッションⒸ:パフォーマンス最大化のためのスポーツテクノロジー
セッションⒹ:アスリート育成・強化戦略の最適化
受賞講演:HPSC支援/研究アワード2023受賞講演
セッションⒺ:パラリンピック柔道選手のトータルコンディショニングサポート
~ACL再建術後からパリ大会銀メダル獲得までの2年間~
セッションⒻ:将来を見据えたトータルコンディショニング支援のあり方を考えよう
内容の詳細については下記概要をご覧ください。
【開催概要】
■会場開催
日時 |
2024年12月11日(水)~12月12日(木) |
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場所 |
HPSC 味の素ナショナルトレーニングセンター・ウエスト 大研修室 〒115-0056 東京都北区西が丘3-15-1 |
対象者 |
競技団体関係者(アスリート、育成・強化担当者等) 研究者(大学、研究所、地域医・科学センター等) 国内外スポーツ関係者(自治体、関連企業等) ハイパフォーマンススポーツの競技力向上・発展に資する者 等 |
参加費 |
無料(事前の申込が必要です。先着順。) |
参加 申込 |
【ウェブサイトURL】 https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Tabid/1447/Default.aspx ※「参加申込サイト」からお申し込みいただけます。 各セッション定員150名となります。 11月1日(金)から先着順で受付を開始させていただきますが、定員になり次第、申込の受付を終了させていただきます。 |
■内容 ※後日、ウェブサイトにてオンデマンド配信でもご覧いただけます。
12月11日(水)
13:10~14:20 セッションⒶ:パリオリンピック・パラリンピックへ向けた総合型サポート 概要:JISSでは2022年度より、競技力向上のために人的、物的資源を集中して分野横断的に実施する「総合型サポート」を開始し、7つの競技を対象に実施しています。このうち夏季競技のパリ大会までの活動を多角的に振り返り、今後のJISSの医・科学サポートのあり方を議論します。 <登壇者> 窪 康之(HPSC/JISS スポーツ科学研究部門) 横澤 俊治(HPSC/JISS スポーツ科学研究部門) 松林 武生(HPSC/JISS スポーツ科学研究部門) |
14:40~15:50 セッションⒷ:Female Athletes Research & Support Team(FARST)の新たな取り組み ~女性アスリート研究・支援の現場から~ 概要:女性アスリートが最大のパフォーマンスを発揮するためには、「健康にハイパフォーマンススポーツを継続する環境」が整うことが重要です。ここに近づくために前進するFARSTの取り組みから、女性アスリートのトータルコンディショニングを考えます。 <登壇者> 白井 克佳(HPSC/連携・協働推進部) 能瀬 さやか(HPSC/JISS スポーツ医学研究部門) 柏木 由美子(HPSC/JISS スポーツ医学研究部門) 添島 予理(HPSC/JISS スポーツ医学研究部門) ほか調整中 |
16:10~17:20 セッションⒸ:パフォーマンス最大化のためのスポーツテクノロジー 概要:近年、スポーツにおけるテクノロジーの重要性が急速に増しています。パリ五輪でもテクノロジーが選手を支えました。本セッションでは、競技スポーツのテクノロジー実装と活用に焦点を当て、3名の専門家が映像解析やゲーム分析、シューズ開発の最新知見を共有します。スポーツ科学とテクノロジーの融合がもたらすパフォーマンス最大化の可能性を探ります。 ※本セッションは、スポーツ庁委託事業「先端技術を活用したHPSC基盤強化事業」の一環とし て実施します。 <登壇者> 尾崎 宏樹(HPSC/JISS スポーツ科学研究部門) 相原 伸平(HPSC/JISS スポーツ科学研究部門) 山田 耕司(公益財団法人日本卓球協会) 仲谷 政剛(株式会社アシックス) |
12月12日(木)
9:40~10:50 セッションⒹ:アスリート育成・強化戦略の最適化 概要:アスリートは、いかにして国際舞台で活躍するパフォーマンスレベルに到達したのか、フェンシング競技を事例に振り返ります。パリ大会に向けた中長期の育成・強化戦略や、その土台となる約20年間で構築された地域タレント発掘・育成事業とのつながりや次世代アスリートを育成するための取り組みをアスリート育成パスウェイの視点から紹介します。 <登壇者> 山下 修平(HPSC ハイパフォーマンス戦略部) 青木 雄介(公益社団法人日本フェンシング協会) 野元 伸一郎(福岡県立玄界高校) |
11:00~11:40 受賞講演:HPSC支援/研究アワード2023受賞講演 概要:HPSCではトップアスリートの国際競技力向上を目的とした支援と研究(ハイパフォーマンススポーツ研究)を行っています。本セッションは、そうした支援の中で競技力の向上に顕著に貢献したと評価された支援活動を対象とした「HPSC支援アワード」、年間で最も多く論文を執筆した研究員・グループを表彰する「HPSC研究アワード」の2023年度受賞者による講演です。 <登壇者> HPSC支援アワード 山辺 芳(HPSC/JISS スポーツ科学研究部門) HPSC研究アワード 木村 新(法政大学スポーツ健康学部) |
13:40~14:50 セッションⒺ:パラリンピック柔道選手のトータルコンディショニングサポート ~ACL再建術後からパリ大会銀メダル獲得までの2年間~ 概要:パリ2024パラリンピック競技大会において銀メダルを獲得した半谷静香選手(柔道)の、手術後のリハビリテーションから競技復帰、そしてパラリンピック出場に至るまでの約2年間のトータルコンディショニングサポートにおける成果と今後の課題について、選手本人と各分野の担当スタッフが登壇しディスカッションします。 <登壇者> 笹代 純平(HPSC/JISS スポーツ医学研究部門) 大石 益代(HPSC/JISS スポーツ医学研究部門) 亀井 明子(HPSC/JISS スポーツ医学研究部門) 半谷 静香(トヨタループス株式会社) |
15:10~16:40(90分) セッションⒻ:将来を見据えたトータルコンディショニング支援のあり方を考えよう 概要:「10年先のトータルコンディショニング支援とは?」 これまでのスポーツ医・科学、情報等の支援基盤を踏まえ、「ピリオダイゼーション」「トレーニング負荷」「リカバリー」「パフォーマンスヘルス」の分野を強化し、これからのHPSCにおける分野融合(Inter-disciplinary)型トータルコンディショニング支援の実効化に向けて海外有識者と検討します。 ※本セッションは、スポーツ庁委託事業「先端技術を活用したHPSC基盤強化事業」の一環と して実施します <登壇者> 衣笠 泰介(HPSC/JISS スポーツ科学研究部門) Paul Wylleman(ブリュッセル自由大学) Iñigo Mujika(バスク大学) Shona Halson(オーストラリアカトリック大学) David Martin(オーストラリアカトリック大学) |
※内容は予告なく変更となる場合がございます。
『ハイパフォーマンススポーツ・カンファレンス2024』Webサイト
以上
独立行政法人日本スポーツ振興センター
日本スポーツ振興センター(JSC)は、我が国の「スポーツの振興」と「児童生徒等の健康の保持増進」を図る中核的専門機関です。ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC、国立スポーツ科学センターとナショナルトレーニングセンターの機能を一体に捉えた国際競技力向上の拠点)や、国立競技場、代々木競技場、秩父宮ラグビー場、国立登山研修所、秩父宮スポーツ博物館、災害共済給付事業、スポーツ振興事業等を展開。
https://www.jpnsport.go.jp/
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