【警備員の意識調査2025】1年で上下番(勤怠)報告方法に変化!53.4%が業務のデジタル化を実感
引き続き「業務のデジタル化」が警備員の「仕事の満足度」に寄与!警備員継続理由も明らかに
「プロキャス警備」などシステム開発事業を行う株式会社PROCAN(本社:東京都中央区、代表取締役社長:若村和明)は、20代以上の警備業就業経験者547人を対象に、意識調査をインターネットリサーチにて実施いたしました。昨年と比較し、業務のデジタル化が進んでいると感じる人は4.1ポイント増加したことが明らかとなりました。
調査背景
人員不足や人材の高齢化が問題視される「2024年問題」は、警備業界において大きな課題となっており、昨年、プロキャス警備では、業界の変革や改善のポイントを探るべく、警備業経験者を対象に「業務のデジタル化」と「仕事の満足度」に関する調査を実施しました。その結果、業務のデジタル化が進んだ職場では、仕事への満足度が高い傾向にあることが明らかとなりました。
本年の調査では、全国の警備業経験者547名を対象に、昨年からの変化を追跡調査しました。警備員の満足度を左右する要因や、業界全体におけるデジタル化の進展状況について迫ります。
<調査結果サマリー>
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警備会社の「業務のデジタル化」昨対比4.1ポイント増。今後も労働環境の変化に期待
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仕事にとても満足している人のうち、業務のデジタル化が進んでいると感じる人は昨対比1.6ポイント増。デジタル化は労働環境の改善に寄与している可能性大
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1年で上下番(勤怠)方法に変化!「専用の打刻アプリ・システム」が増、従来型手段は減
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「専用の打刻アプリ・システム」利用者の仕事の満足度と課題
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警備員の継続理由トップ3に職場定着のヒントあり!柔軟性と労働環境の整備がカギ
調査概要
【調査方法】 インターネット調査 【調査地域】 全国
【調査対象】 47都道府県在住の警備業就業経験者20代以上の男女(年代均等割付)
【サンプル数】 547人 【調査期間】 2025年4月22日(火)~4月26日(土)
◆引用・転載時のクレジット表記のお願い
本内容の転載にあたりましては、「プロキャス警備調べ」とクレジットを付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。
調査結果概要
1. 警備会社の「業務のデジタル化」昨対比4.1ポイント増。今後も労働環境の変化に期待
Q あなたが所属する警備会社は業務のデジタル化が進んでいると感じますか(SA)

警備業界における業務のデジタル化は、確実に進展しています。警備業就業経験者に、所属する、または所属していた警備会社では、勤怠やシフト管理をするシステムの導入など、業務のデジタル化は進んでいると感じるか、をたずねました。今年の調査では、53.4%の人が、デジタル化が進んでいると「感じる」と回答(「とても感じる(13.5%)」「どちらかといえば感じる(39.9%)」の合算)し、昨年の調査が49.3%だったのに比べて 4.1ポイント増加 したことが明らかになりました。
この増加は、警備業界が業務のデジタル化を積極的に進め、現場環境の改善に取り組んでいる成果を反映しているといえます。満足度向上と直結するこの流れは、労働環境の変革に期待を抱かせるものであり、警備員の働きやすさと効率向上を後押ししてくれる重要なポイントです。
2. 仕事にとても満足している人のうち、業務のデジタル化が進んでいると感じる人は昨対比1.6ポイント増。デジタル化は労働環境の改善に寄与している可能性大
Q 仕事の満足度と業務のデジタル化の相関関係 ※わからない、その他は割愛

次に、仕事の満足度と業務のデジタル化の相関関係を昨年と比較します。
昨年は「警備員の仕事にとても満足」と回答した人のうち、業務のデジタル化が進んでいると「とても感じる」人は58.9%でした。これに対し、今年は60.5%で1.6ポイント増加したことがわかります。
これは、単にデジタル化が進んでいると感じる人が増えただけではなく、その進展が日々の業務や労働環境の改善につながっていることを示していることがうかがえます。
今後さらにデジタル化を推進することで、警備員の業務効率と満足度のさらなる向上が期待されるでしょう。
3. 1年で上下番(勤怠)報告方法に変化!「専用の打刻アプリ・システム」が増、従来型手段は減
Q あなたが所属する警備会社の「上下番報告方法」を教えてください(MA)

警備業界では安全管理や業務の進捗確認のため、警備員が現場に到着した際は「到着確認(上番報告)」を、業務終了時には「完了確認(下番報告)」を行います。そこで、現在も警備員として勤務している人に、具体的な業務の一環として「上下番報告方法」についてたずねました。
昨年の調査では、1位が「チャット(58.5%)」、2位が「メール(35.5%)」、3位が「専用の打刻アプリ・システム(29.6%)」という順位でした。
今年の調査では、1位は依然として「チャット」でしたが、利用率が7.5ポイント減少しました。一方で、2位には「専用の打刻アプリ・システム」が5.4ポイント上昇してランクインし、昨年の3位から順位を上げる結果となりました。3位には「メール」が入りましたが、利用率は昨年より1.7ポイント減少しました。
警備員の上下番報告方法において「専用の打刻アプリ・システム」の利用が増加している一方で、その他のチャット、メール、電話、タイムカードの利用が減少していることが明らかになりました。この傾向は、デジタルツールの普及が進んでいることを反映し、効率的な業務運営の基盤が整いつつあると言えるのではないでしょうか。
4. 「専用の打刻アプリ・システム」利用者の仕事の満足度と課題
Q 仕事の満足度と上下番報告方法の相対関係

現在も警備員として勤務している人の仕事の満足度と上下番報告方法の相対関係を調べた結果、仕事に「とても満足」と回答した67.2%の人が「専用の打刻アプリ・システム」を利用していることが分かりました。しかし、次に多いのが38.9%で「やや不満」と回答した人であり、仕事の満足度が勤怠方法の利便性だけに比例しているわけではないことも明らかになりました。
専用アプリを利用していても不満を抱える人が一定数いる理由としては、「上下番報告以外の業務がアナログのままで不便が残っている」ことに起因している可能性があります。例えば、シフト調整や月の給与確認など、他のプロセスもデジタル化が進めば、さらなる満足度向上が期待できるかもしれません。
5.警備員の継続理由トップ3に職場定着のヒントあり!柔軟性と労働環境の整備がカギ
Q 警備員を継続している理由を教えてください(MA)

そこで、現在も警備員として勤務している人に「継続している理由」をたずねました。
1位「シフト対応が柔軟(50.7%)」、2位「自分のペースで働くことができる(36.4%)」、3位「労働環境が整っている(31.2%)」と続きます。
これらの結果から、警備員は上下番管理にとどまらず、シフト作成から給与管理に至るまで、仕事のあらゆるプロセスがより簡単でスムーズにデジタル化されることを求めていることがうかがえます。業務のあらゆる段階をデジタル化していくことが、警備員の働きやすさと満足度を高めるカギになるようです。
警備業務に特化した「プロキャス警備」は、警備員の負担軽減と業務効率化をサポートします。
具体的には、警備員はアプリから簡単にシフトを提出でき、登録したシフトに基づいて自動的に勤務表が作成されるため、管理者の工数も大幅に削減されます。また、アプリを使って勤務場所から勤務開始・完了の上下番報告ができ、今月の給与も瞬時に確認可能です。これにより、スタッフと管理者の双方にとって利便性と効率性を向上させる多くのメリットを提供します。
※以上は第三者プラットフォームによる、客観性が担保された調査です
「プロキャス警備」について

プロキャス警備は、ユーザー数を6万人突破し、継続率96.4%を誇る、労務管理システム「プロキャス」の警備業界特化型システムです。上・下番(勤怠)管理から請求書発行まで一気通貫で行うことが可能です。
<プロキャス警備でできること>
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隊員配置機能
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管制担当が作成した案件に対して隊員を配置し、一斉に配信することができます。
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上番・下番報告(勤怠)機能
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隊員は当日あらかじめ設定した起床・出発時間に自動で通知が届き、上番・下番をボタン1つで行うことができます。
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シフト管理機能
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アプリのカレンダーから希望シフトの提出が簡単に可能。また、カレンダーから勤務決定案件のスケジュール確認もできます。
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給与計算機能
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月ごとや日ごとなど、様々な働き方の隊員の給与支払いに対応。他にも、給与明細のダウンロードや有給休暇の管理、年末調整の算出が可能です。
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請求書発行機能
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隊員の稼働状況に合わせた請求書を発行できます。明細も出るため、クライアントへの説明も透明化できます。
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地図アプリと連動
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地図アプリと連携することで、隊員自身で現場の地図を確認でき、GPSで位置情報を確認することもできます。
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チャット機能
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管制画面上ですべての隊員と1:1でリアルタイムでのコミュニケーションが可能です。配置した現場ごとの隊員など、条件に絞ったメッセージ通知もできます。
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警備報告書の提出機能
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現場終了後、警備報告書の写真を撮り管理側に即時提出をさせることができます。
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PROCANについて
『「使いやすい」を当たり前に。』をミッションに掲げ、“世の中の誰もが使いやすい”革新的なシステムを提供しています。
【会社概要】
会社名 :株式会社PROCAN
設立 :2020 年 3 月 16 日
代表者 :代表取締役 若村 和明
資本金 :5億4216万円(資本準備金含む)
所在地 :東京都中央区築地3丁目11番6号 築地スクエアビル8階
URL :https://corp.procan.co.jp
事業内容 :システム開発事業、プロカン販売事業、プロキャス販売事業
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