PTC、Creo 13で設計環境にAI搭載ガイダンスを提供

PTCジャパン株式会社

  • AI Assistant:エンジニアリングに関するガイダンス、ベストプラクティス、トラブルシューティング情報を提供し、導入期間の短縮と外部ドキュメントへの依存低減を実現

  • ベータ機能:3Dモデルを読み取るAIにより、チームはより早い段階で問題を検出し、設計検証を迅速化

  •  機能強化:設計、シミュレーション、製造の各領域において数多くの機能強化を実施し、反復作業の削減とワークフローの高速化を実現

 米 PTC(本社:米国マサチューセッツ州、 CEO:ニール・バルア、NASDAQ : PTC、以下 PTC /日本法人: PTC ジャパン株式会社、社長執行役員:神谷 知信)は、同社のオンプレミスおよびSaaS型のCreo®コンピュータ支援設計(CAD)ソリューションの最新バージョンである「Creo 13」および「Creo+ 13.3」の提供開始を発表しました。この最新バージョンでは、新たに「Creo AI Assistant」が導入されたほか、モデルベース製品開発、シミュレーション主導設計、製造の各領域において数多くの機能強化を実施し、エンジニアリングチームがより短時間で優れた設計を実現できるよう支援します。

設計環境にAIを導入

 Creo AI Assistantは、エンジニアのワークフローに直接組み込まれた専門的なリソースを提供します。Creoのチャットインターフェースを通じて、エンジニアはドキュメントを検索したり同僚の回答を待ったりすることなく、ベストプラクティスに基づいた即時のガイダンスを得ることができます。Creoを初めて使う方でも、熟練ユーザーであっても、慣れないワークフローに取り組む際に、このアシスタント機能を使えば、作業を迅速に進め、より適切な判断を下し、ドキュメントを検索する時間を削減することができます。

 さらに、3Dモデルから直接情報を読み取り、洞察を抽出するベータ機能も公開されました。この機能により、設計上の問題を早期に検出し、コンプライアンス検証を行い、必要な設計データをオンデマンドで取得することが可能になります。これは、AIが単なる付加的な汎用ツールではなく、設計プロセスの一環として積極的に組み込まれていくことを示す初期の例です。

 PTC Creo ゼネラルマネージャーのブライアン・トンプソン(Brian Thompson)は、次のように述べています。「設計環境におけるAIは、エンジニアリングチームの業務のあり方を大きく変えつつあり、作業のスピードアップや、より確信を持って意思決定を行うことを可能にしています。Creo AI Assistantにより、お客様は特定の個人に蓄積された知見の量に制約されることがなくなりました。これにより、事業の拡大や適応、競争のあり方が根本から変化します。」

設計プロセス全体にわたる機能強化

新しいAIアシスタント機能に加え、Creo 13およびCreo+ 13.3では、製品設計ワークフロー全体において以下のような強力な機能強化が実施されています。

  • ユーザーの生産性向上:フィーチャープリセットの拡張や、サーフェシング、スケッチャー、板金、溶接、マルチボディ設計機能の改善により、エンジニアは設計そのものに集中できます。

  • アセンブリ管理の高速化:広域ネットワーク(WAN)環境下でのWindchillからのアセンブリ読み込みが最大70%高速化され、大規模CADデータを扱うリモートユーザーのパフォーマンスを向上させます。

  • モデルベース定義(MBD):3D PDF出力機能の拡張およびアノテーションツールの改善により、製品開発に関わる関係者間で設計意図をより容易に共有できます。

  • 複合材設計・製造:複合材設計の再利用(コピー&ペースト)が可能となり、設計効率を向上します。最大60倍高速化された遷移計算を含む新しい複合材設計・製造ツールにより、高性能材料を扱うチームは、精度を損なうことなく、コンセプトから生産へとより効率的に移行できます。

  • シミュレーション主導設計:アセンブリやプリント基板のシナリオ全体にわたるシミュレーション範囲の拡大により、エンジニアは、コストのかかる物理的な問題に発展する前に、デジタルモデル上で問題を特定し、解決することが可能になります。

  • ジェネレーティブデザイン:アセンブリ環境での設計最適化に加え、マルチフィジックスシナリオおよび制約条件の適用範囲を拡張することで、最適な設計をより迅速に導き出すことが可能になります。

  • アドバンスドマニュファクチャリング:5軸加工のツールパス機能の拡張、ツールパス設定ワークフローの改善、ならびに金型設計オプションの強化により、製造業者は部品品質と生産サイクルタイムをより細かく管理できるようになります。

  • 電動化に向けた設計:ハーネスアセンブリ設計および初期段階のケーブルルーティングに関するワークフローを強化し、電気設計と機械設計の連携を一層促進します。

 Creo 13、Creo+ 13.3、およびCreo AI Assistantは、6月9日から10日に米国シカゴで開催された「PTC NEXT Chicago」において紹介されました。「PTC NEXT On-Demand Experience Hub」では、イベントで共有されたコンテンツや追加コンテンツを、参加の有無にかかわらずすべての顧客およびパートナーが閲覧できます。

 PTCは、Creoをはじめとする製品ポートフォリオを通じて、「インテリジェント製品ライフサイクル」のビジョンを推進しています。これにより、製造業および製品企業が製品データ基盤を構築し、その価値を企業全体に拡張するとともに、AI主導の変革を加速できるよう支援します。製品データの幅広い活用により、企業はより高品質な製品を迅速に市場投入し、製品の複雑性管理、規制やコンプライアンスへの対応などをより効果的に実施できるようになります。

 Creoの詳細については、以下をご覧ください。

 www.ptc.com/en/products/creo/whats-new

★本内容は米PTCが2026年6月10日に発表した報道資料の翻訳です。

PTC(NASDAQ:PTC)について

PTCは、世界で利用されている製品の設計、製造、サービスのデジタル変革で製造業を支援するソフトウェアのグローバルカンパニーです。PTCは米国マサチューセッツ州ボストンに本拠を置き、7,000名以上の従業員が世界30,000社以上の顧客企業をサポートしています。

詳細は、http://www.ptc.com./をご覧ください。

 

PTC ジャパン株式会社について

米PTCの日本法人(本社:東京都中央区)。主力製品として、拡張性と相互運用性に優れた三次元CAD のCreo、CAD と PDM を統合したクラウドネイティブプラットフォームのOnshape、製品コンテンツと業務プロセスを一元管理する製品ライフサイクル管理  (PLM) のWindchill、ソフトウェアの開発と管理を支援するアプリケーションライフサイクル管理 (ALM)のCodebeamer、保守やメンテナンス、利用者の利便性を向上させるサービスライフサイクル管理(SLM) の ServiceMaxを提供しています。PTCは、これらのソリューションにより、設計から製造、運用、サービス、廃棄に至るライフサイクルを通じて製造業のデジタルスレッドを構築し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。https://www.ptc.com/ja

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 ※PTC の社名、ロゴマーク、Creo、Windchillおよびすべての PTC 製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

PTCジャパン株式会社

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URL
https://www.ptc.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー
電話番号
-
代表者名
神谷 知信
上場
未上場
資本金
-
設立
1992年03月