富士フイルムRIPCORDを連結子会社化
米Ripcord社と持分譲渡契約を締結
富士フイルムRIPCORDは、2020年に当社と米Ripcord社が合弁で設立した会社で、ロボティクス技術とAIを使って大量の紙文書を高速で電子化し、データの自動抽出や自動仕分けなどを行うクラウドサービスを提供しています。文書の電子化における高い生産性と品質、あらゆるドキュメントがスムーズかつセキュアに検索できるデータ閲覧環境を強みとし、これまで行政機関や自治体、企業におけるデジタルシフトに貢献しています。
今回、当社は、End to Endでのお客様のDX実現に向けて、お客様の大量の紙文書を価値あるデータへ変換し、そのデータ活用を支援する富士フイルムRIPCORDの重要性が高まる中、意思決定の迅速化による連携強化の更なる推進を図るため、同社を連結子会社化します。今後、当社クラウドサービス「FUJIFILM IWpro」で支援するオフィス環境で恒常的に発生するドキュメントデータから、富士フイルムRIPCORDが得意とするストックされた大量のドキュメントデータまでシームレスに連携させ、データ利活用サービスの展開を加速していきます。
当社は、紙文書の電子化に留まらず、当社の各種業務ソリューションと組み合わせた総合提案力で、お客様の業務変革を支援します。
富士フイルムビジネスイノベーションについて
働く人々がより創造力を発揮し組織の力を最大化するために、DX を通じた知識と情報の効果的な利活用を支援します。1962 年の創業以来培った技術や知見をもとに、ワークフローソリューション、IT サービス、デジタル複合機などの印刷機器に関する研究・開発・生産・販売を行っています。基幹システムの販売や導入支援、業務プロセスのアウトソーシングサービスも提供し、世界中のお客様のビジネスを革新するグローバルリーダーであり続けます。
https://fujifilm.com/fb
富士フイルムRIPCORDについて
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社と米RIPCORD社の折半出資により2020年9月に設立。国内にデジタルサービスオペレーションセンターを構え、ロボティクス技術とAIを活用して⼤量の紙文書を⾼速で電子化するとともに、OCRにより各文書の属性情報を抽出・付与。さらにデータ活用環境の構築までトータルで支援することで、お客様のDX推進に貢献します。これまで行政機関や自治体、企業など幅広い業界に対してサポート実績があります。
https://www.fujifilm-ripcord.com
米Ripcord社について
米Ripcord社は、ロボット、ソフトウェアおよび AIの活用を通じて、レコード・マネジメント、Robotic Process Automation(RPA)、Managed Print Services(MPS)、Electronic Content Management(ECM)など急成長している市場に変革をもたらしています。米Ripcord社のロボットは、紙媒体をスキャンし、インデックス化、分類することで、クラウド上で検索可能にするとともに、既存の企業 IT システムに統合できるようにしています。また、米Ripcord社の クラウド型コンテンツ・サービス・プラットフォームである Canopyは、企業に対し、電子化された書類の管理、検索、および既存の業務プロセスとのシームレスな統合を可能にします。
https://www.ripcord.com
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