【専修大学レスリング部】オリンピックメダリストを輩出する名門部と遺伝子検査を活用したプロジェクトを始動

遺伝子検査で勝ちを掴むプロジェクト「SENSHU WRESTLING BOOST」

株式会社KEAN Health

2025年12月10日 15時39分

ゲノム情報の社会実装をリードするヘルステック企業、株式会社KEAN Health（本社：東京都港区、代表取締役：山路恵多）は、専修大学体育会レスリング部の強化プロジェクト「SENSHU WRESTLING BOOST」を開始しました。

専修大学体育会レスリング部はオリンピックメダリストを輩出している名門大学です。「大学団体日本一」という目標達成に向け、遺伝子検査の結果をもとに勝ちを掴む本プロジェクトが始動しました。

本プロジェクトは、遺伝子検査の結果を選手専用の分析レポートとして作成し、選手の遺伝的特性を客観的に可視化します。単なるデータ提供に留まらず、コーチとともに選手一人一人の特性に合わせた「勝つための個別最適化された強化プラン」を作成し、日々のトレーニングや栄養管理などに取り入れ、効果の検証まで行う継続的な取り組みです。

詳しくはこちら： https://keanhealth.jp/lp?u=chatGENE-for-Sports-article-003

「SENSHU WRESTLING BOOST」プロジェクト内容

1.実施済みプログラム（2025年7月～10月）

本プロジェクトは、まず選手が遺伝的特性を理解することから開始しました。

・事前講義：遺伝子検査がレスリングにどのように役立つのかについての事前講義を行い、遺伝子とスポーツの関係について理解を促す機会を提供しました。

・検査実施と結果分析：遺伝子検査の結果をもとに、選手一人ひとりの筋肉のタイプや瞬発力、持久力といったレスリングに関係する能力を11項目に分けてKEAN Healthが分析。各能力を遺伝子レベルで高めるために必要な運動法や栄養素を記載した選手専用のレポートを作成しました。個別で必要なアクションプランを策定しているため、選手は日々のトレーニングや日常生活ですぐに取り入れられる仕組みとなっています。

・結果解説講義：遺伝子検査の結果をもとに、レスリングでパフォーマンスを最大化するためのトレーニング方法や摂取すべき栄養素などについて講義を行いました。

■遺伝子検査による具体的な気づき

２回の講義を受講した選手からは、自己理解の深化につながる具体的な声がありました。

・「自己認識では低いと感じていた能力が、遺伝子的には高いポテンシャルを持っていることが分かり驚いた」

・「いつも試合の直前にカフェインを摂取しているが、人によってカフェインの代謝速度が異なることを知り、最大限効果を発揮させるためには摂取するタイミングが重要であることが分かってとても勉強になった」

自身の遺伝子検査の結果を早速トレーニングに取り入れようとする姿が印象的でした。

2.今後の取組と検証

今後は遺伝子検査の結果をもとに、コーチとともに選手一人一人に最適なプランを策定します。日々のトレーニングで実践していただきながら効果の検証並びに継続的なサポートを進めてまいります。

プロジェクトロゴに込めた想い

本プロジェクトの発足にあたり、オリジナルロゴを作成しました。専修大学のシンボルカラーのグリーンを基調に、レスリングを象徴する「力強さ」「しなやかさ」をデザインで表現しています。

今後も遺伝子検査を通じて専修大学体育会レスリング部の選手一人ひとりをサポートしていきます。

遺伝子検査×アスリート支援プロジェクト「chatGENE for Sports」

2025年6月にスタートした「chatGENE for Sports」は、遺伝子検査を活用してアスリートの特性を可視化し、トレーニングやパフォーマンスの向上を支援するプロジェクトです。

遺伝子検査によって自分の遺伝子の特徴を知ることで、

・得意な部分をさらに活かす

・伸びしろを開花させる

・トレーニング、試合効果を高める

・性格に合わせたトレーニングに励む

などアスリートやスポーツ選手の可能性を広げることが期待されています。

スタートしてからの３か月で、200名以上のアスリートを支援しています。

＜具体的な支援内容＞

●遺伝子検査の実施

●アスリート専用スポーツ遺伝子タイプ分析

スポーツに関わる30以上の遺伝子解析の結果と本人の自己認識を照らし合わせることで、強化すべきポイントや最適なトレーニング方針、栄養管理を提案します。

●チームやアスリートのファン向けコンテンツ制作

アスリートの遺伝子タイプを活かし、ファンが楽しめるオリジナルコンテンツを制作。選手の魅力をより深く伝える取り組みです。

「chatGENE for Sports」公式サイト：https://keanhealth.jp/shop/pages/chatgene-sports

今後も競技種目やレベルを問わず、アスリートの自己理解とパフォーマンス向上を支援する取り組みを拡大していきます。

今後の展望

「Win by GENE - 遺伝子で己を強くする -」をスローガンに、勝つためのアスリート・スポーツ選手支援を今後も続けてまいります。競技種目やレベルを問わず、アスリートの自己理解とパフォーマンス向上を支援する取り組みを拡大していきます。

支援依頼・お問い合わせはこちら：https://keanhealth.jp/shop/pages/chatgene-sports

専修大学体育会レスリング部プロフィール

オリンピックメダリストを輩出している名門レスリング部

昭和7（1932）年に開催されたロサンゼルスオリンピックのレスリング種目に啓発されて、昭和10（1935）年に創部。

戦後になり、昭和43（1968）年のメキシコ大会からバルセロナ大会まで多数のオリンピック選手を輩出。金メダルと銅メダルを2個ずつ日本にもたらしている。

目標は、大学団体日本一。

株式会社KEAN Healthについて

人間の全遺伝子（ゲノム）を解読するヒトゲノム計画が完了し20年超。バイオテクノロジーの進化が、社会課題の解決や持続可能な経済成長に貢献し、社会の在り方そのものを大きく変革させるバイオトランスフォーメーションという概念が注目されつつある今。研究者など専門家を中心に利用されることの多かったゲノムや遺伝子が、生活者にとってより身近になる社会を創っていくことをビジョンに事業を展開。