The Register / Blocks & Files調査:企業のサイバーセキュリティにおいてはサイバーストレージレジリエンスと迅速な復旧が「最後の防衛線」として重要な役割を持つ
調査対象となった従業員1万人以上の企業の56.2%が全社的なサイバーセキュリティ戦略にストレージソリューションをすでに組み込んでいると回答し、20%が計画中と回答

※Infinidat本社が2025年7月16日に発行したプレスリリースの抄訳です。
2025年7月16日 マサチューセッツ州ウォルサム:エンタープライズストレージソリューションのリーディングプロバイダー、インフィニダット(以下、Infinidat)は本日、同社が「The Register / Blocks & Files」に依頼して実施した調査の結果を発表しました。この調査は、従業員1万人以上の企業でデータインフラストラクチャ保護のためのITインフラストラクチャを担当するCISO、CIO、副社長のサイバー戦略、優先事項、調達パターンを明らかにすることを目的としています。調査結果では、「復旧第一のサイバー戦略」と次世代データ保護、自動化されたサイバー保護の統合、サイバー検知の迅速化、サイバーストレージレジリエンスと迅速な復旧を全社的なサイバーセキュリティ戦略に組み込むことの重要性が強調されました。
InfinidatのCMO、Eric Herzogは、次のように述べています。
「The Register / Blocks & Files による大企業を対象としたこの画期的な調査結果は、エンタープライズ市場においては、サイバー攻撃の影響を軽減するために、サイバーセキュリティに焦点を当てた復旧第一のアプローチを採用する方向へのシフトが起きていることを明らかにしています。ランサムウェアやマルウェアなどのサイバー攻撃を受けた際に、ビジネスクリティカルなデータとミッションクリティカルなデータを可能な限り迅速に復旧可能であることは、組織にとって最後の防衛線です。サイバーストレージレジリエンスと復旧機能は、企業がサイバー攻撃から立ち直るための最も効果的な方法としてInfinidatが開拓してきた次世代データ保護の基礎となるものです。サイバーレジリエンスを備えたストレージを導入しない企業は、高いリスクの中に無防備な状態で置かれることになるでしょう。」
最新のトレンドを反映して、The Register / Blocks & Filesの調査レポートには次のように記載されています。「大半の回答者(56.2%)は、自社がストレージソリューションを全社的なサイバーセキュリティ環境に統合していると回答しました。また、15%は統合に着手しており、将来統合するための計画を策定中(4.4%)でした。このステップを実行していない(17.5%)、または今後も実行する予定がない(6.9%)は、わずか4分の1でした。
調査では、混乱が「致命的」になる前にエンタープライズビジネスが耐えられるダウンタイムの長さについて質問しました。ITインフラストラクチャに対するサイバー攻撃からの迅速な復旧が最優先事項であり、その範囲は数分から数時間でした。30%以上が、目標復旧時間(RTO)を「1時間未満」または「30分未満」と回答しています。また、30%の回答者が「1時間から12時間の間」、残りの回答者は「24時間以内」と回答しました。この結果は、InfinidatのInfiniBox®およびInfiniBox™ SSAでは、データセットのサイズに関係なく1分以内のサイバーリカバリを保証していることが、グローバル企業のクリティカルなサイバーリカバリ要求に合致していることを示しています。
The Register / Blocks & Filesの調査レポートでは、重要なデータとアプリケーションを脅威から保護することは、すべての組織にとって絶え間ない戦いであり、インシデントが発生した際の迅速なリカバリの調整と検証は、効果的なサイバーセキュリティ防御においては同様に重要な要素となっている、としています。
Infinidatは、この調査によって浮き彫りになった課題に加え、エンタープライズ市場で起きている変化に対応しています。サイバーセキュリティに焦点を当てた復旧第一のアプローチを開拓してきたInfinidatは、サイバーストレージレジリエンスを高め、迅速な復旧を保証する次世代データ保護の高度な機能セットを備えたInfiniSafe®ソリューションを提供しています。
InfiniSafe Automated Cyber Protection(ACP)は、企業のセキュリティオペレーションセンター(SOC)やデータセンター全体のサイバーセキュリティソフトウェアアプリケーションとシームレスに統合し、脅威ウインドウを縮小し、サイバー脅威の影響を最小限に抑える、初のサイバーセキュリティソリューションです。InfiniSafe Cyber Detectionは、潜在的な問題を特定するために必要なストレージ領域についてAI(人工知能)およびML(機械学習)ベースのディープスキャンとインデックス作成を行い、企業がサイバー攻撃に抵抗し、迅速に回復できるよう支援します。
主な調査結果
The Register / Blocks & Filesの調査では、以下のことも明らかになりました:
・調査対象者の約43%は、ストレージとデータの保護を、サーバやアプリケーション/ワークロードのサイバーセキュリティソフトウェアへの投資と同等の支出優先事項として挙げています。
・回答者のほぼ3分の1が、検知とリカバリのプロセスを自動化することは「必須」(30%)であり、同数が「非常に重要」と認識していると回答しています。
・調査回答者の3分の1は、現在ストレージシステムベースのサイバーリカバリソリューションに依存しており、増加傾向にあります。
・調査回答者の50%以上が、セキュリティ情報およびイベント管理(SIEM)、セキュリティオーケストレーション、自動化、および応答(SOAR)のアプリケーションを重要な投資分野と見ていると回答しています。
Situation Publishingが発行した The Register / Blocks & Filesレポートの全調査結果と解説を含む全文は、こちらからダウンロードいただけます。
Infinidatについて
Infinidatは、InfiniVerse®に基づく包括的なデータサービスを実現するプラットフォームネイティブなプライマリおよびセカンダリストレージアーキテクチャを企業とサービスプロバイダに提供します。Infinidatのユニークなプラットフォームは、卓越したIT運用のメリットを提供し、オンプレミス、ハイブリッドマルチクラウド環境にわたって最新のワークロードをサポートします。Infinidatのサイバーレジリエントバイデザインインフラストラクチャ、消費ベースのパフォーマンス、100%のデータ可用性、サイバーセキュリティ保証SLAは、企業のITおよびビジネスにおける優先事項に合致しています。Infinidatの受賞歴のあるプラットフォームネイティブデータサービスと、高い評価を得ているホワイトグローブサービスはお客様から継続的に推奨されています。
詳細は、 https://www.infinidat.com/ja をご参照ください。
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