ベーリンガーインゲルハイム、好調な2011年上半期業績を示す
‐革新的な医薬品を擁し新たな成長段階に
2011年8月9日 ドイツ/インゲルハイム
ベーリンガーインゲルハイムは2011年上半期、現地通貨ベースの売上高で前年同期比4%増の業績を示すなど、引き続き持続的な成長を遂げました。ユーロベースでの総売上高は、為替の影響を受けながらも2.6%の伸びを示し、64億ユーロ(日本円換算 約7,374億円)となりました。なお、前年同期の実績は62億ユーロでした。
ベーリンガーインゲルハイム取締役会会長のProf. アンドレアス・バーナーは次のように述べました。「複数の革新的な医薬品が上市され、ベーリンガーインゲルハイムは期待した通りの成長を遂げていることを、特に嬉しく感じています。私たちのビジョン“Value through Innovation -革新による価値のクリエーション‐”が、当社の基盤として継続的に存在することを自ら示したのです。」
上半期の医療用医薬品のユーロベースでの売上高は49億ユーロ(約5,672億円)となり、前年同期と同レベルを維持しました。為替の影響、及び複数製品の特許期間が米国やドイツで終了するといった特殊な要因を除き、成長率は約10%でした。特に米国、日本、カナダがその成長をけん引しました。この売上増加分の約60%を、Pradaxa®(日本での販売名:プラザキサ®、抗凝固薬)、Twynsta®(日本での販売名:ミカムロ®、高血圧治療薬)、Tradjenta®(日本での予定販売名:トラゼンタ®、糖尿病治療薬)という新製品が占めました。スピリーバ®(慢性閉塞性肺疾患治療薬)、ミカルディス®(高血圧治療薬)など既に市場で確立された製品も、それぞれ前年同期比10%増、11%増と更に伸長しました。
ベーリンガーインゲルハイム取締役会メンバーで財務担当のフベルトゥス・フォン・バウムバッハは、「ベーリンガーインゲルハイムの2011年上半期の業績は新製品の上市の成功によってもたらされたものです。また収益状況が全般に好調であったことから、医療用医薬品に対する薬価調整の影響があったものの、私たちは研究開発へ更に積極的に投資することができました」と述べました。実際、上半期の営業収益は、前年同期と比べて増加しています。
コンシューマーヘルスケア事業の売上高は6億6,700万ユーロ(約772億円)となりました。現地通貨ベースでは前年同期比11%増となっています。
新興市場でのヒト用医薬品の売上高は8億9,000万ユーロ(約1,031億円)となり、全体で約12%増の成長を示すことが出来ました。中国、ロシア、ベネズエラ、メキシコが特に力強い成長を遂げました。
インダストリーカスタマー事業は、2011年上半期に前年同期比13%増となる3億3,200万ユーロ(約384億円)の売上高を示しました。バイオ医薬品の受託開発・製造事業がこの成長をけん引しました。その他の受託事業は9%減でした。
アニマルヘルス事業は2011年上半期、4億6,800万ユーロ(約542億円)の売上を達成しました。現地通貨ベースでは前年同期比3%増の成長です。革新的な豚用ワクチンのインゲルバック®サーコフレックスが前年同期比10%増の売上高を示し、成長を支えました。
ベーリンガーインゲルハイム独自の研究開発による新薬候補物質の開発段階は更に前進したと、Prof. バーナーは力強く述べています。バイオまた化学合成による一連の新薬候補物質を、前臨床段階から臨床開発段階に進めることができました。後期開発段階にある新薬候補物質も計画通りに、開発ステージを前進させています。
ベーリンガーインゲルハイムグループの社員数は2011年6月30日時点で42,486人、前年から4.8%(1,957人)の増員となっています。
当プレスリリースについて
当資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム社(Boehringer Ingelheim GmbH)が8月9日付でグローバルに配信したプレスリリースの日本語版であり日本国内の状況と異なる情報が含まれる場合があります。内容および解釈は、オリジナルである英文が優先します。下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.com/news.html
ベーリンガーインゲルハイムについて
ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界50ヵ国に142の関連会社を持つベーリンガーインゲルハイムグループは、世界で42,500人の社員を有するトップ20の製薬企業のひとつです。1885年の設立以来、125年を超えてもなお、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、人々の健康および保健医療の向上に寄与すべく、ヒト用医薬品およびアニマルヘルス(動物薬)を中心にビジネスを展開しています。2009年度は127億ユーロの売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の約5分の1相当額を研究開発に投資しました。
日本では、ベーリンガーインゲルハイムは半世紀にわたり企業活動を展開しています。ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が、持ち株会社として、その傘下に、完全子会社である日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約3,000人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。
日本ベーリンガーインゲルハイムは、呼吸器、循環器、中枢神経などの疾患領域で革新的な医療用医薬品を提供しています。また、グローバルな研究・開発の一翼を担う医薬研究所を神戸に擁しています。
エスエス製薬は、ベーリンガーインゲルハイムの優れた経営資源を最大限活用し、スイッチOTC薬の開発・導入など、日本市場への新しい価値の提案を行っています。長期的には、同グループにおけるコンシューマーヘルスケア分野の担い手としての成長を視野に入れ、アジア市場への進出も見据えた取り組みを進めています。
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは、日本の動物用医薬品市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルの健康分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。
ベーリンガーインゲルハイム製薬は、日本における医薬品の製造拠点として、その卓越した生産および包装技術を発揮しています。
詳細は下記をご参照ください。
www.boehringer-ingelheim.co.jp
2011年8月9日 ドイツ/インゲルハイム
ベーリンガーインゲルハイムは2011年上半期、現地通貨ベースの売上高で前年同期比4%増の業績を示すなど、引き続き持続的な成長を遂げました。ユーロベースでの総売上高は、為替の影響を受けながらも2.6%の伸びを示し、64億ユーロ(日本円換算 約7,374億円)となりました。なお、前年同期の実績は62億ユーロでした。
ベーリンガーインゲルハイム取締役会会長のProf. アンドレアス・バーナーは次のように述べました。「複数の革新的な医薬品が上市され、ベーリンガーインゲルハイムは期待した通りの成長を遂げていることを、特に嬉しく感じています。私たちのビジョン“Value through Innovation -革新による価値のクリエーション‐”が、当社の基盤として継続的に存在することを自ら示したのです。」
上半期の医療用医薬品のユーロベースでの売上高は49億ユーロ(約5,672億円)となり、前年同期と同レベルを維持しました。為替の影響、及び複数製品の特許期間が米国やドイツで終了するといった特殊な要因を除き、成長率は約10%でした。特に米国、日本、カナダがその成長をけん引しました。この売上増加分の約60%を、Pradaxa®(日本での販売名:プラザキサ®、抗凝固薬)、Twynsta®(日本での販売名:ミカムロ®、高血圧治療薬)、Tradjenta®(日本での予定販売名:トラゼンタ®、糖尿病治療薬)という新製品が占めました。スピリーバ®(慢性閉塞性肺疾患治療薬)、ミカルディス®(高血圧治療薬)など既に市場で確立された製品も、それぞれ前年同期比10%増、11%増と更に伸長しました。
ベーリンガーインゲルハイム取締役会メンバーで財務担当のフベルトゥス・フォン・バウムバッハは、「ベーリンガーインゲルハイムの2011年上半期の業績は新製品の上市の成功によってもたらされたものです。また収益状況が全般に好調であったことから、医療用医薬品に対する薬価調整の影響があったものの、私たちは研究開発へ更に積極的に投資することができました」と述べました。実際、上半期の営業収益は、前年同期と比べて増加しています。
コンシューマーヘルスケア事業の売上高は6億6,700万ユーロ(約772億円)となりました。現地通貨ベースでは前年同期比11%増となっています。
新興市場でのヒト用医薬品の売上高は8億9,000万ユーロ(約1,031億円)となり、全体で約12%増の成長を示すことが出来ました。中国、ロシア、ベネズエラ、メキシコが特に力強い成長を遂げました。
インダストリーカスタマー事業は、2011年上半期に前年同期比13%増となる3億3,200万ユーロ(約384億円)の売上高を示しました。バイオ医薬品の受託開発・製造事業がこの成長をけん引しました。その他の受託事業は9%減でした。
アニマルヘルス事業は2011年上半期、4億6,800万ユーロ(約542億円)の売上を達成しました。現地通貨ベースでは前年同期比3%増の成長です。革新的な豚用ワクチンのインゲルバック®サーコフレックスが前年同期比10%増の売上高を示し、成長を支えました。
ベーリンガーインゲルハイム独自の研究開発による新薬候補物質の開発段階は更に前進したと、Prof. バーナーは力強く述べています。バイオまた化学合成による一連の新薬候補物質を、前臨床段階から臨床開発段階に進めることができました。後期開発段階にある新薬候補物質も計画通りに、開発ステージを前進させています。
ベーリンガーインゲルハイムグループの社員数は2011年6月30日時点で42,486人、前年から4.8%(1,957人)の増員となっています。
当プレスリリースについて
当資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム社(Boehringer Ingelheim GmbH)が8月9日付でグローバルに配信したプレスリリースの日本語版であり日本国内の状況と異なる情報が含まれる場合があります。内容および解釈は、オリジナルである英文が優先します。下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.com/news.html
ベーリンガーインゲルハイムについて
ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界50ヵ国に142の関連会社を持つベーリンガーインゲルハイムグループは、世界で42,500人の社員を有するトップ20の製薬企業のひとつです。1885年の設立以来、125年を超えてもなお、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、人々の健康および保健医療の向上に寄与すべく、ヒト用医薬品およびアニマルヘルス(動物薬)を中心にビジネスを展開しています。2009年度は127億ユーロの売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の約5分の1相当額を研究開発に投資しました。
日本では、ベーリンガーインゲルハイムは半世紀にわたり企業活動を展開しています。ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が、持ち株会社として、その傘下に、完全子会社である日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約3,000人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。
日本ベーリンガーインゲルハイムは、呼吸器、循環器、中枢神経などの疾患領域で革新的な医療用医薬品を提供しています。また、グローバルな研究・開発の一翼を担う医薬研究所を神戸に擁しています。
エスエス製薬は、ベーリンガーインゲルハイムの優れた経営資源を最大限活用し、スイッチOTC薬の開発・導入など、日本市場への新しい価値の提案を行っています。長期的には、同グループにおけるコンシューマーヘルスケア分野の担い手としての成長を視野に入れ、アジア市場への進出も見据えた取り組みを進めています。
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは、日本の動物用医薬品市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルの健康分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。
ベーリンガーインゲルハイム製薬は、日本における医薬品の製造拠点として、その卓越した生産および包装技術を発揮しています。
詳細は下記をご参照ください。
www.boehringer-ingelheim.co.jp