プログラムによってリアルタイムに描き続ける新作「時に咲く花」をJPタワー商業施設「KITTE」(東京)開業1周年記念として、3/21(金)より常設展示。期間限定でチームラボによるデジタルアート作品展も
日本郵便株式会社が運営するJPタワー商業施設「KITTE」(東京)は、2014年3月21日(金)から4月6日(日)まで、開業1周年を記念したイベント「THANKS KITTE」を開催。チームラボは、1周年を記念して新作のデジタルアート作品「時に咲く花」を常設展示し、週末の3日間限定で『~伝統と革新~デジタルアート作品展by teamLab』を実施します。
日本郵便株式会社が運営するJPタワー商業施設「KITTE(キッテ)」(東京)は、2014年3月21日(金)から4月6日(日)まで、開業1周年を記念したイベント「THANKS KITTE」を開催。
チームラボは、1周年を記念して新作のデジタルアート作品「時に咲く花」を常設展示し、週末の3日間限定で『~伝統と革新~デジタルアート作品展by teamLab』を実施します。
作品展の期間は2014年3月21日(金・祝)~3月23日(日)まで。
THANKS KITTE:http://jptower-kitte.jp/thanks-kitte/
■常設展示作品
【新作】時に咲く花/ Time-blossoming Flowers
チームラボ, 2014, デジタルワーク
歴史と空間を継承したこの場で、過去、現在、未来へと、人々とつながり続ける想いを込めて、人々の時とともに咲き続ける花の作品です。
平面的だとされる伝統的な日本の美術には、西洋の遠近法とは違った、空間の論理構造があると、チームラボは、考えています。本作品はその考え(私たちは、それを「超主観空間」と呼んでいます)の基、仮想の3次元空間上で立体的に構築した世界を、チームラボが考える日本の伝統的な空間認識の論理構造によって、日本美術的な平面にしています。
そして、本作品は、プログラムによってリアルタイムに描き続けています。
花は、1時間をかけ、咲き渡る量が、だんだんと増えていき、1時間たつ度(それぞれの時間の0分の時)に、咲き渡った花は、一斉に散り花吹雪となります。
作品の世界は、日々のこの場所の日の出と日の入りと連動し、日の出とともに明るくなり、日の入りが近づくと夕焼けになり、そして、夜が深くなるにつれ、暗くなっていきます。
そして、この場所の移り変わる季節に合わせて、咲いていく花々も、日本のその季節の花々へと刻々と変わっていきます。
そうすることによって、1年と1日と1時間と、そして、永遠に移ろう時間を表現しているのです。
自然の景色が2度と同じではないのと同じように、今、この瞬間の絵は、2度と見ることができず、常に初めて見る絵を、時と共に創り出しています。
なお、花々とともにある木は、タラヨウの木をモチーフにしています。葉の裏面に傷をつけるとその部分のみが黒く変色し、長期にわたって残るため、字を書いておくことができ、はがき(「葉書」)の語源になったともいわれ、葉書の木、郵便局の木と呼ばれています。このJPタワーの横にも、旧東京中央郵便局時代からのタラヨウの木があります。作中のタラヨウの木も、季節とともに、花を咲かせ、実を成らします。
季節の花々
1月 水仙、寒椿、サイネリア
2月 梅、水仙、サイネリア、菜の花
3月 沈丁花、水仙、サイネリア、菜の花、梅
4月 桜、水仙、サイネリア、菜の花、蓮華草
5月 カキツバタ、蓮華草、キンケイ菊、タニウツギ
6月 あじさい、百合、キキョウ、夏椿
7月 朝顔、百合、キキョウ、サルスベリ
8月 ヒマワリ、百合、タマスダレ、サルスベリ
9月 ヒガンバナ、タマスダレ、コスモス、サルスベリ
10月 キンモクセイ、コスモス、浜菊、パンジー
11月 菊、コスモス 浜菊、シクラメン、パンジー
12月 寒椿、菊、シクラメン、パンジー
■~伝統と革新~デジタルアート作品展by teamLab
【新作】 まほろば / The Land of Peace and Bliss
2014, チームラボ, デジタルワーク, 10min 30sec, 6480×1920 pixels, 監修:松岡正剛
平城京という新しい都ができていく様子を、様々な人々の物語が同時に平行して進んでいく様子を描くことで、描いた絵巻物語。都ができていく様子を、コンピューター上で作った3次元空間上に立体的に構築し、その3次元空間を、視点が動いていくことによって、本作品は作られている。
光の線は、截金(日本には、飛鳥時代に渡来した、金箔や銀箔を細長く切って貼り付ける美術技法)をモチーフにしている。
本作品は、チームラボが2010年に奈良県主催「平城遷都1300年記念式典」のために制作した作品を基に、再構築したものである。
【新作】 道端で踊る人々 / The Dancing People on the Wayside
チームラボ, 2014,インタラクティブデジタルインスタレーション
作品動画:http://youtu.be/vUq0Ze6_3gs
暗闇の道の両側で、いろんな人々が踊っている。
それぞれの踊る人は、鑑賞者がその前を通ると、鑑賞者に気付き踊りを止めて、喜んだり、歌を歌いはじめたりと、リアクションする。
踊る人が歌を歌いはじめると、近くの踊る人も、呼応して歌い始める。
世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う/
United, Fragmented, Repeated and Impermanent World
チームラボ, 2013, インタラクティブデジタルワーク, (9:16 x 8), 音楽: 高橋英明
作品動画:http://youtu.be/GO-qoW9ZgFU
生命は生命の力で生きている/ Life survives by the power of life
チームラボ, 2011, アニメーション, 6min 23sec (9:16), 書: 紫舟
作品動画:http://youtu.be/jFTFVBb_K0A
【概略】
■時に咲く花
展示期間:2014年3月21日(金・祝)より施設開館時間内において常設展示
会場:KITTE館内1Fアトリウム 大型モニター
休館日:1 月1 日及び法定点検日
展示時間:6:00~24:30
住所:東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
http://jptower-kitte.jp/
■~伝統と革新~デジタルアート作品展by teamLab
開催期間:2014年3月21日(金・祝)~23日(日)
開館時間:11:00~21:00
料金:無料
http://jptower-kitte.jp/thanks-kitte/
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(プログラマ、UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ロボットエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、絵師、編集者など、情報社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。
主な実績として、カイカイキキギャラリー台北で『生きる』展開催(2011)。フランス『LAVAL VIRTUAL』にて「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」が建築・芸術・文化賞を受賞(2012)。台湾美術館にてチームラボ「We are the Future」展を開催(2012)。『シンガポールビエンナーレ2013』にて、「秩序がなくともピースは成り立つ」を展示(2013~2014年)。「teamLabBody」がUnity Awards 2013のBest VizSim Projectを受賞。『チームラボって、何者?』がマガジンハウスより刊行(2013年12月19日)。
現在、佐賀県内の4会場(佐賀県立美術館、佐賀県立九州陶磁文化館、佐賀県立名護屋城博物館、佐賀県立宇宙科学館)にて、国内初の大規模な展覧会「チームラボと佐賀巡る!巡り巡って巡る展」を開催(2014年2月28日~3月22日)。東京・六本木『MEDIA AMBITION TOKYO 2014』にて「世界は、均質化されつつ、変容し続ける」を展示(2月7日(金) ~3月30日(日))。
チームラボ株式会社
http://www.team-lab.com/
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
■本件に関するお問い合わせ
チームラボ(広報担当・工藤/森)
lab-pr@team-lab.com
03-5804-2356
チームラボは、1周年を記念して新作のデジタルアート作品「時に咲く花」を常設展示し、週末の3日間限定で『~伝統と革新~デジタルアート作品展by teamLab』を実施します。
作品展の期間は2014年3月21日(金・祝)~3月23日(日)まで。
THANKS KITTE:http://jptower-kitte.jp/thanks-kitte/
■常設展示作品
【新作】時に咲く花/ Time-blossoming Flowers
チームラボ, 2014, デジタルワーク
作品:http://www.team-lab.net/all/artlist/time_blossoming_flowers.html
歴史と空間を継承したこの場で、過去、現在、未来へと、人々とつながり続ける想いを込めて、人々の時とともに咲き続ける花の作品です。
平面的だとされる伝統的な日本の美術には、西洋の遠近法とは違った、空間の論理構造があると、チームラボは、考えています。本作品はその考え(私たちは、それを「超主観空間」と呼んでいます)の基、仮想の3次元空間上で立体的に構築した世界を、チームラボが考える日本の伝統的な空間認識の論理構造によって、日本美術的な平面にしています。
そして、本作品は、プログラムによってリアルタイムに描き続けています。
花は、1時間をかけ、咲き渡る量が、だんだんと増えていき、1時間たつ度(それぞれの時間の0分の時)に、咲き渡った花は、一斉に散り花吹雪となります。
作品の世界は、日々のこの場所の日の出と日の入りと連動し、日の出とともに明るくなり、日の入りが近づくと夕焼けになり、そして、夜が深くなるにつれ、暗くなっていきます。
そして、この場所の移り変わる季節に合わせて、咲いていく花々も、日本のその季節の花々へと刻々と変わっていきます。
そうすることによって、1年と1日と1時間と、そして、永遠に移ろう時間を表現しているのです。
自然の景色が2度と同じではないのと同じように、今、この瞬間の絵は、2度と見ることができず、常に初めて見る絵を、時と共に創り出しています。
なお、花々とともにある木は、タラヨウの木をモチーフにしています。葉の裏面に傷をつけるとその部分のみが黒く変色し、長期にわたって残るため、字を書いておくことができ、はがき(「葉書」)の語源になったともいわれ、葉書の木、郵便局の木と呼ばれています。このJPタワーの横にも、旧東京中央郵便局時代からのタラヨウの木があります。作中のタラヨウの木も、季節とともに、花を咲かせ、実を成らします。
季節の花々
1月 水仙、寒椿、サイネリア
2月 梅、水仙、サイネリア、菜の花
3月 沈丁花、水仙、サイネリア、菜の花、梅
4月 桜、水仙、サイネリア、菜の花、蓮華草
5月 カキツバタ、蓮華草、キンケイ菊、タニウツギ
6月 あじさい、百合、キキョウ、夏椿
7月 朝顔、百合、キキョウ、サルスベリ
8月 ヒマワリ、百合、タマスダレ、サルスベリ
9月 ヒガンバナ、タマスダレ、コスモス、サルスベリ
10月 キンモクセイ、コスモス、浜菊、パンジー
11月 菊、コスモス 浜菊、シクラメン、パンジー
12月 寒椿、菊、シクラメン、パンジー
■~伝統と革新~デジタルアート作品展by teamLab
【新作】 まほろば / The Land of Peace and Bliss
2014, チームラボ, デジタルワーク, 10min 30sec, 6480×1920 pixels, 監修:松岡正剛
作品:http://www.team-lab.net/all/pickup/mahoroba.html
平城京という新しい都ができていく様子を、様々な人々の物語が同時に平行して進んでいく様子を描くことで、描いた絵巻物語。都ができていく様子を、コンピューター上で作った3次元空間上に立体的に構築し、その3次元空間を、視点が動いていくことによって、本作品は作られている。
光の線は、截金(日本には、飛鳥時代に渡来した、金箔や銀箔を細長く切って貼り付ける美術技法)をモチーフにしている。
本作品は、チームラボが2010年に奈良県主催「平城遷都1300年記念式典」のために制作した作品を基に、再構築したものである。
【新作】 道端で踊る人々 / The Dancing People on the Wayside
チームラボ, 2014,インタラクティブデジタルインスタレーション
作品:http://www.team-lab.net/all/artlist/dancingfigures_wayside.html
作品動画:http://youtu.be/vUq0Ze6_3gs
暗闇の道の両側で、いろんな人々が踊っている。
それぞれの踊る人は、鑑賞者がその前を通ると、鑑賞者に気付き踊りを止めて、喜んだり、歌を歌いはじめたりと、リアクションする。
踊る人が歌を歌いはじめると、近くの踊る人も、呼応して歌い始める。
世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う/
United, Fragmented, Repeated and Impermanent World
チームラボ, 2013, インタラクティブデジタルワーク, (9:16 x 8), 音楽: 高橋英明
作品:http://www.team-lab.net/all/pickup/ufri.html
作品動画:http://youtu.be/GO-qoW9ZgFU
生命は生命の力で生きている/ Life survives by the power of life
チームラボ, 2011, アニメーション, 6min 23sec (9:16), 書: 紫舟
作品:http://www.team-lab.net/portfolio/ilfesurvives/life.html
作品動画:http://youtu.be/jFTFVBb_K0A
【概略】
■時に咲く花
展示期間:2014年3月21日(金・祝)より施設開館時間内において常設展示
会場:KITTE館内1Fアトリウム 大型モニター
休館日:1 月1 日及び法定点検日
展示時間:6:00~24:30
住所:東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
http://jptower-kitte.jp/
■~伝統と革新~デジタルアート作品展by teamLab
開催期間:2014年3月21日(金・祝)~23日(日)
開館時間:11:00~21:00
料金:無料
http://jptower-kitte.jp/thanks-kitte/
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(プログラマ、UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ロボットエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、絵師、編集者など、情報社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。
主な実績として、カイカイキキギャラリー台北で『生きる』展開催(2011)。フランス『LAVAL VIRTUAL』にて「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」が建築・芸術・文化賞を受賞(2012)。台湾美術館にてチームラボ「We are the Future」展を開催(2012)。『シンガポールビエンナーレ2013』にて、「秩序がなくともピースは成り立つ」を展示(2013~2014年)。「teamLabBody」がUnity Awards 2013のBest VizSim Projectを受賞。『チームラボって、何者?』がマガジンハウスより刊行(2013年12月19日)。
現在、佐賀県内の4会場(佐賀県立美術館、佐賀県立九州陶磁文化館、佐賀県立名護屋城博物館、佐賀県立宇宙科学館)にて、国内初の大規模な展覧会「チームラボと佐賀巡る!巡り巡って巡る展」を開催(2014年2月28日~3月22日)。東京・六本木『MEDIA AMBITION TOKYO 2014』にて「世界は、均質化されつつ、変容し続ける」を展示(2月7日(金) ~3月30日(日))。
チームラボ株式会社
http://www.team-lab.com/
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
■本件に関するお問い合わせ
チームラボ(広報担当・工藤/森)
lab-pr@team-lab.com
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