【エビソル飲食店予約推移・2021年1月度(2021/1/4〜2021/1/31)】2度目の緊急事態宣言を受けた1月の飲食店予約数は、対前月比53%とさらに減少
〜10都府県における延長が決定し、春の歓送迎会シーズンに向け早期の緩和が望まれる〜
飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰、以下、エビソル)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に伴い大幅に自粛営業を余儀なくされている飲食店の厳しい状況を知っていただくことを目的に、飲食店の前年対比の予約状況(※1)を公開しております。本日は、新たに2021年1月4日〜1月31日の4週間分を更新した1月度のレポートを公開します。
- 飲食店の予約推移に関する調査サマリ
<全国(1店舗あたり)> 1月総予約数:110.3件 1日平均予約数:3.6件 (対前月比:53%) |
<大阪(1店舗あたり)> 1月総予約数:144.7件 1日平均予約数:4.7件 (対前月比:64%) |
<東京(1店舗あたり)> 1月総予約数:70.9件 1日平均予約数:2.3件 (対前月比:42%) |
●<全国>1月8日に2度目の緊急事態宣言が1都3県を対象に発令され、翌週14日には計11府県へ拡大。飲食店の予約数は広範囲でさらに減少し、忘年会に続いて新年会でも自粛の動きが見られた結果、月間の総予約数・1日平均予約数は対前月比53%に。2月2日には、栃木を除く10都府県における3月7日までの延長が発表され、営業時間の短縮要請が続く飲食店にとっては昨年大きな影響を受けた春の歓送迎会シーズンに向け早期の緩和が求められる状況となっている。
●<大阪>大阪では、1月の1店舗あたりの1日平均予約数が4.7件となり、2020年12月に対して65%と緊急事態宣言による自粛の影響を受けた結果に。総予約数も12月の224.7件から144.7件へと減少。府では宣言解除要請の独自基準を設けるなど通常の経済活動の再開に向け施策を進め、新規感染者数も減少に向かっているものの、当面は継続して厳しい状況となる見込み。
●<東京>年明け後すぐに新規感染者数が爆発的に増加した東京では、月間の総予約数・1日平均予約数は対前月比42%に。総予約数は2020年12月の169.4件から70.9件へと大きく減少。新規感染者数の減少傾向を受けてか1月第4週(25日週)は予約数が前週から微増したものの、2019年や2020年の1月に比べて厳しい状況は変わらず、コロナ禍でできる対策をすでに実施している飲食店にとって困難な環境が続く。
- エビソル飲食店予約推移・1月度(2021/1/4〜2021/1/31)
<全国(1店舗あたり)>1月総予約数:110.3件/1日平均予約数:3.6件(対前月比:53%)
2021年の1月は、新年の開始から全国的に新規感染者の増加に歯止めがかからず、2020年4月7日に続き、2度目となる「緊急事態宣言」が1月8日、1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)を対象に発令。翌週14日には 大阪、兵庫、京都、愛知、岐阜、福岡、栃木の7府県へ拡大されました。また、東京商工リサーチの発表(※2)によると、新型コロナウイルスに関連した全国の企業の倒産件数が1,000件を突破し、業種別では「飲食業」が182件で最多と、飲食店にとって重要な新年会シーズンも大打撃であったことが見受けられます。
全国における月間の総予約数・1日平均予約数は対前月比53%とほぼ半減。総予約数は、12月の206.5件から110.3件へ、1日平均予約数は6.7件から3.6件となりました。新型コロナウイルス感染症拡大前の2020年1月は、昨対120〜140%で伸長しており、外食が活況であったが、2021年は年明けから週を追うごとに大幅に減少し、前年比5割に落ち込んでいます。
2月2日には、栃木を除く10都府県における3月7日までの宣言延長が発表され、営業時間の短縮要請が続く飲食店にとっては昨年大きな影響を受けた春の歓送迎会シーズンに向け早期の緩和が求められる状況となっています。
<大阪(1店舗あたり)>1月総予約数:144.7件/1日平均予約数:4.7件(対前月比:64%)
1月14日より緊急事態宣言の対象エリアとなった大阪では、週次・月次において全国平均を上回るものの、12月に対して64%と大幅に減少する結果に。総予約数は、12月の224.7件から144.7件へ、1日平均予約数は7.2件から4.7件となりました。
府では宣言解除要請に対する独自基準を設けるなど通常の経済活動の再開に向けた施策を進め、新規感染者数も減少に向かっているものの、当面は継続して厳しい状況となる見込みです。
<東京(1店舗あたり)>1月総予約数:70.9件/1日平均予約数:2.3件(対前年比:42%)
東京では年明け以降、新規感染者数が増加の一途を辿り、飲食業界においても影響を避けられず、月間の総予約数・1日平均予約数は対前月比42%に。総予約数は、12月の169.4件から70.9件へ、1日平均予約数は5.5件から2.3件となりました。
新規感染者数の減少傾向なども受けてか1月第4週(25日週)は予約数が前週から微増したものの、2019年や2020年の1月に比べ厳しい状況は変わらず、コロナ禍でできる対策をすでに実施している飲食店にとって困難な環境が続くと考えられます。
年明けから緊急事態宣言が再発令されるといった苦境が続く2021年。緊急事態宣言の延長など2月も継続して厳しい環境となるものの、飲食店における感染予防対策の徹底や営業時間の短縮協力、消費者における事前予約の活用やテイクアウト、オンライン購入での応援など、飲食に関わる一人ひとりの努力もあり、新規感染者の減少は進んでいます。昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ふいにした春の歓送迎会シーズンにまた客足が戻るよう、新規感染者数の減少が望まれます。
今後もエビソルは、AIやIoTなど最新のデジタル技術を活用して、外食をもっと便利に心地よく体験していただけるよう尽力してまいります。
【調査概要・結果をご覧いただく際の注意事項】
調査期間:2019年12月30日〜2021年1月31日
調査対象:「ebica」および「グルメサイトコントローラー」をご利用の全国約4,000店舗
実施機関:株式会社エビソル
※1:予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している全国約4,000店舗の前年対比の予約状況
※2:東京商工リサーチによる「新型コロナ」関連の経営破たんに関する公表(2021年2月2日)
※契約店舗1店舗あたり、1週間における平均予約数を算出。
※ISO WEEKカレンダーの定義に沿って、前年同週対比となります。
※本報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、登録商標または商標です。
※本報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。
ebica(エビカ)予約台帳
「ebica(エビカ)予約台帳」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムです。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、グルメサイト経由予約の一元管理機能やオウンドメディア向け予約フォームのご提供等、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションをご提供しています。特に最近では中国最大級の生活情報メディア「大衆点評」等との連携により、訪日中国人をはじめとしたインバウンド集客にもご好評をいただいております。
株式会社エビソル 会社概要
所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-5-27 パティオクアトロ3F
代表者: 代表取締役 田中 宏彰
設立日: 2011年10月20日
資本金: 59,746,500円(資本準備金含む302619,500円)
事業内容 : 飲食OMO事業、インバウンド事業、グローバル事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像