中川政七商店が、工芸に特化したECモール「さんち商店街 Selected by 中川政七商店」を始動

ミニチュア信楽焼や和紙アクセサリーなど出品、売上5倍成長へ

株式会社中川政七商店

1716年創業の奈良の老舗・株式会社中川政七商店は、全国のものづくりメーカーへの販路支援を目的に、同社初のECモール「さんち商店街 Selected by 中川政七商店(以下、さんち商店街/公式サイト:https://nakagawa-masashichi.jp/sanchi-shotengai/)」を、2023年10月より中川政七商店ECサイト内に始動。2026年度には売上2億円・出店数40ブランドの規模拡大を目指します。またサービス開始から1カ月の初動結果として、出店ブランド「明山窯」の主力商品が、さんち商店街出品によって5倍の売上※に成長していることをお知らせいたします。(※明山窯自社ECでの平均売上と比較)

ECチャネルはコロナ禍を経て一層盛り上がり、工芸メーカーにとっても直接生活者とつながれる貴重な販路となっています。一方、ECサイトの運営や集客、物流管理は、ものづくりを主軸とする中小メーカーにとって大きな費用・手間となり、うまく軌道に乗せられていない事業者が多いのも実態です。
工芸に特化したECモール「さんち商店街」は、こうした悩みを抱える工芸メーカーの販路支援として立ち上がりました。会員71万人を顧客基盤にもち、4,000アイテムを展開する中川政七商店のECプラットフォームを活用し、EC運営で直面する3つの難しさ(サイト制作・集客・物流)を解消します。「さんち商店街」が、一社でも多くの工芸メーカーの事業発展につながることを願っています。中川政七商店のビジョン「日本の工芸を元気にする!」への歩みを深める本取り組みに、ご期待ください。


  • 「さんち商店街 Selected by 中川政七商店」サービス概要

1.サイト制作・維持の難しさを解消
中川政七商店がものづくり現場を取材し、ブランドページ・商品ページを全て制作。ブランドの新たな魅力を引き出します。







2.集客の難しさを解消
中川政七商店の会員71万人の顧客基盤にリーチ。メールマガジンやSNSでの発信により、鮮度ある情報を届けます。






3.発送・対応の手間と物流コストを解消
出店ブランドは、在庫を中川政七商店に預けるだけ。同社の物流システムを活用し、商品発送および問合せに全て対応します。






  • 出店ブランド「明山窯」

    ‐信楽焼の土味を活かしたうつわ‐

日本六古窯の一つである信楽焼の産地で、400年以上にわたり焼き物作りを行う窯元。古くから続く信楽焼ならではの「景色」を大切に、緋色やビードロ釉、焦げの風合いを活かして作られるうつわが特徴です。さんち商店街には、第一弾として、土の肌合いが印象的な「古信楽シリーズ」8種、陶器で住空間を彩る「HIJICAシリーズ」21種と「信楽箸置き」1種を出品。発売後約1か月で、自社ECでの販売に対し、約5倍の売上に繋がっています。
明山窯ブランドページ:https://nakagawa-masashichi.jp/shop/e/ev0580/


一番人気は“信楽焼を持ち帰る”、ミニチュア箸置き

「信楽箸置き」は、“信楽焼を持ち帰る”をコンセプトにしたユニークな一品です。信楽壺や登窯、煙突など、信楽焼の歴史やものづくりを語るうえで欠かせない5つのモチーフがミニチュアサイズで楽しめます。価格:税込2,970円


  • 出店ブランド「YURAGU」
    ‐多彩な和紙を軽やかに楽しむ、越前和紙のアクセサリー‐

和紙の一大産地、福井県越前市で100年以上続く長田製紙所。古くはふすま紙、近年は和紙の壁紙やタペストリーを得意とし、大きな紙を手漉きできる貴重な作り手です。さんち商店街には、長田製紙所が2022年に立ち上げた越前和紙のアクセサリーブランド「YURAGU」を31種出品。ブランド立ち上げ初期ということもあり自社ECでの既存売上は僅かでしたが、さんち商店街掲載後は欠品が続出するほど人気アイテムへと成長しています。
YURAGUブランドページ:https://nakagawa-masashichi.jp/shop/e/ev0581/

重さ2g未満、軽くても華やかな存在感の和紙アクセサリー

使われているのはすべて手漉きの越前和紙。ふすま紙やインテリアを手がける中で生み出されたさまざまな和紙と、和紙原料をぽとっと落として模様を生む独自技法から着想を得たゆらぎのあるデザインが特徴です。砂やコーヒーを練り込んで漉いた質感など、それぞれの表情をお楽しみください。価格:税込2,750円~


  • さんち商店街立ち上げの背景と未来

中川政七商店は「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げる、奈良の老舗企業。工芸業界初のSPA(製造小売り)業態を確立し、全国約60の直営店および会員71万人のECサイトを運営するほか、工芸メーカーへの経営コンサルティング・教育事業・流通支援など多岐に渡り展開しています。
この度のさんち商店街で「EC領域の支援」が加わることにより、工芸メーカーへの販路支援のさらなる拡充を図ります。短期的な売上だけでなく、ものづくりブランドが世の中に知られ、ファンを増やし、飛躍するためのルートとなることがさんち商店街のゴールです。一つでも多くの工芸メーカーが自立し、事業を継続していく仕組みこそが、「日本の工芸を元気にする!」と信じています。


株式会社中川政七商店
1716 年(享保元年)に創業し、 300余年を迎える奈良の老舗。「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、工芸業界初のSPA(製造小売り)業態を確立。全国に約60の直営店を展開するほか、合同展示会・業界特化型の経営コンサルティング・教育事業など多岐に渡り拡大しています。2021年4月にはまちづくりの拠点である複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」を創業地に開業。奈良という地からビジョン実現に向け取り組んでいます。


さんち商店街 Selected by 中川政七商店

公式サイト:https://nakagawa-masashichi.jp/sanchi-shotengai/

Instagram:https://instagram.com/sanchishotengai/

サービス紹介サイト:https://www.nakagawa-masashichi.jp/sanchi_service.aspx

出店に関するお問合せ:https://form.run/@sanchi-shotengai


※「明山窯」「YURAGU」以外にも、中川政七商店がこれまで経営コンサルティングなどで販路支援してきたブランドについても、「さんち商店街」サイト内に掲載しています。

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ビジネスカテゴリ
EC・通販ネットサービス
キーワード
工芸
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会社概要

株式会社中川政七商店

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URL
https://www.nakagawa-masashichi.jp/company/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
奈良県奈良市東九条町1112-1
電話番号
-
代表者名
千石あや
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1983年11月