KDDIとSleepTechを活用した睡眠サービスを提供開始、複数事業者と協働し「睡眠」×「ホームIoT」で睡眠に最適な住環境を実現
〜第一弾はフランスベッドと協業し、IoT機器搭載のスマートマットレスを発売、アプリと高精度睡眠計測デバイスで、睡眠のモニタリングや改善アドバイス機能を搭載〜
テクノロジーで人々の睡眠課題を解決するSleepTech(スリープテック)事業を展開する株式会社ニューロスペース(本社:東京都墨田区、代表取締役:小林 孝徳、以下 ニューロスペース)と、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下 KDDI)は、SleepTechを活用した睡眠サービスを提供開始します。共同開発した睡眠アプリ「Real Sleep」と、イスラエルのヘルスケア IoT機器ベンチャーであるEarlySenseの高精度睡眠計測デバイスを、KDDIが展開するホームIoTサービス「au HOME / with HOME」と連携し、さらに他事業者が協業しやすい環境を整え、人々の健康・生活の質向上に資する睡眠サービスを提供します。
第一弾として、フランスベッド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:池田 茂、以下 フランスベッド)が発売する高精度睡眠計測デバイス内蔵のスマートマットレスで、睡眠のモニタリングと、モニタリング結果から睡眠改善のためのアドバイスを受け取ることができるサービスを展開します。
【社会的な課題背景】
睡眠課題による日本の経済損失の額は15兆円(2016年11月ランド研究所調査)と発表されており、「仕事のパフォーマンス劣化による経営効率の低下」「若年期の学校成績不振による個人の能力開発の妨げ」「死亡率上昇による労働人口の減少」など睡眠課題に起因する経済損失への影響が言われています。また、2018年5月に発表された産業医科大学の研究(Nagata T, et al., J Occup Environ Med. (2018))では、日本企業のプレゼンティーイズム損失の内訳は肩や首の凝り(14%)に続いて、睡眠不足が2番目に大きい損失(11%、1人あたり年間約3.4万円)となっており、企業成長や企業価値の向上においても睡眠課題が大きく影響を及ぼすことが判明しています。
弊社が20代〜50代の男女800名を対象として実施した「睡眠負債」に関する実態調査の結果、半数以上(約58%)は自身の睡眠に何らかの不満を抱えており、また睡眠の満足度は日中の生産性にも影響を及ぼしていることが分かりました。また、自身の睡眠の改善については約9割が意欲的でありながらも、その半数は行動に移せていない現状が明らかになりました。
そのような課題背景から、近年従業員の健康課題の一つとして睡眠改善に取り組む企業が増えてきており、ニューロスペースでもこれまで60社以上、従業員数1万人以上の睡眠改善に取り組んでまいりました。同時に、睡眠をはじめとした社会的健康課題に対して、AI/IoT等のテクノロジーを活用して健康情報を見える化し改善するサービスの開発や利用が盛んになってきています。睡眠においてもSleepTechを活用したサービス開発が徐々に進みつつあり、世界最大のテクノロジー展示会であるCESでも、2017年よりSleepTechブースが開設され、例年盛り上がりを見せています。
今回共同開発を行う睡眠サービスで、現代社会の大きな社会課題の一つである睡眠に対して、睡眠ノウハウと最先端のIoTテクノロジーを活用して課題解決に取り組みます。
【共同開発する睡眠サービスの概要】
今回共同開発する睡眠サービスは、KDDIの「ホームIoTのサービス基盤・提供センサー」「コンシューマービジネスノウハウ・基盤」「協業パートナーチャネル」と、ニューロスペースの「睡眠改善の現場実践ノウハウ」「睡眠計測・解析テクノロジー」「睡眠アドバイス等のソリューション基盤」を連携し実現しています。
今回共同開発する睡眠サービスは、高精度に睡眠を計測可能な「睡眠センサー」、睡眠状態の見える化と個人化したアドバイスを受け取れる「睡眠アプリ」、睡眠に関係する環境情報の取得や睡眠状態等を基にした環境制御を行う「ホームIoT」の3つで構成されます。ユーザーは、毎日自身の睡眠状態を高精度に計測でき、その結果を日々確認しながらより良い質の睡眠を取るためのアドバイスを受け取ることが可能になります。また、将来的には、自身の睡眠に適した寝室環境等の制御が行える機能追加を予定しています。
【第一弾協業プロジェクト:フランスベッドとのスマートマットレス共同展開】
ニューロスペースとKDDIは、睡眠サービス展開の第一弾協業プロジェクトとして、フランスベッドと共同で睡眠センサーがあらかじめ内蔵されたスマートマットレスを展開します。これにより、購入者がマットレス購入後に自身の睡眠をモニタリングし、睡眠改善のためのアドバイスを受け取ることができるようになります。フランスベッドと共同で、これまで売り切りのビジネスモデルが中心であった寝具の販売において、販売後のユーザーへの継続的な付加価値提供を行うサービスモデル展開への試行を行い、寝具業界としての新しい試みにチャレンジします。
【詳細な商品・販売情報】
本サービスは2019年3月15日に発売・サービス開始を予定しております。サービス概要はニューロスペースのSleepTechサービス紹介ページ、詳細な商品・販売情報はKDDI・フランスベッド各社のサービス案内ページをご確認ください。
■ニューロスペースのSleepTechサービス紹介ページ
https://neurospace.jp/product-service
■KDDIの商品・販売情報ページ
https://www.kddi.com/with-home/device/uss01a/
■フランスベッドの商品・販売情報ページ
https://www.francebed.co.jp/brand_site/withhome/
【今後の展望】
今後、ニューロスペースとKDDIは、睡眠×ホームIoTでコラボレーション可能な住宅、健康サービス等を提供する企業との協業を検討していきます。また、日々計測できる睡眠ビッグデータを活用し、ユーザーに対して付加価値となる新規サービスの創出にも力を入れていきます。協業にご関心をお持ちの企業様は末尾のお問い合わせ先よりご連絡をお願いいたします。
【KDDI株式会社 理事 商品・CS統括本部 副統括本部長 山田 靖久氏からのコメント】
KDDIは、「あんしん」「たのしい」「べんり」をコンセプトにお客さまの豊かなライフスタイルをIoTでサポートする「au HOME / with HOME」を展開しています。お客さまのライフスタイルに寄り添い、更に豊かな生活をサポートするために、2019年3月15日以降、お客さまの快眠をサポートする「すこやか」をコンセプトとして、新たにデバイス、サービスを拡充します。
今回、睡眠の解析技術に強みを持つニューロスペースさまと共に、新たにデバイスやアプリを開発し、お客さまの眠りを可視化することで睡眠の質を改善する健康支援に貢献していきます。
【フランスベッド株式会社 取締役 常務執行役員 生産開発本部長 上田 隆司氏からのコメント】
今般、ニューロスペース様との共同事業の中で、睡眠計測デバイスの日々の計測結果をもとに、その方に合わせた睡眠改善のアドバイスをタイムリーに行う事が可能になりました。私共、ハードを提供するメーカーにとっては、「睡眠の質」の改善と健康支援に繋げていける可能性が広がります。個々の睡眠にあったベッド、寝具が提供できるようになり、お客様の「睡眠の質」の向上が図れる事は弊社にとって大きな一歩になります。多くの情報から、最適なベッド、寝具の開発が可能になり新しい素材、新しい寝具の開発に応用できるものと期待しています。ハード、ソフトウェアの提供によってお客様の「睡眠」と「健康」に対する考え方を大きく変革できる事業であると考えています。
【KDDI株式会社について】
本社:東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号 ガーデンエアタワー
代表者:代表取締役社長 髙橋 誠
創業:1984年6月1日
URL:https://www.kddi.com/
事業内容:電気通信事業
【フランスベッド株式会社について】
本社:東京都新宿区西新宿6丁目22-1 新宿スクエアタワー5階
代表者:代表取締役社長 池田 茂
創業:1946年6月5日
URL:https://www.francebed.co.jp/
事業内容:家庭用ベッド、家具類、寝装品、健康機器、医療・介護用ベッド、福祉用具、リネン等の製造・仕入、レンタル、小売及び卸売。国内で初めて介護用ベッドのレンタルを開始。また、家庭用ベッドでは、日本人の体格と日本の気候風土に合った独自の「高密度連続スプリングマットレス」を展開。2011年よりアクティブシニア向けのブランド「リハテック」を立ち上げるなど、やさしさと潤いのある暮らしの実現に貢献し、超高齢社会の課題の解決を図る。
【株式会社ニューロスペースについて】
企業向け睡眠改善プログラムを国内大手企業に提供し、企業の健康経営と生産性最大化を支援。また、最先端睡眠テクノロジーを活用し、独自の睡眠計測デバイスと解析アルゴリズムをもとに、共同研究開発も行う睡眠テクノロジーベンチャーです。
本社:東京都墨田区横川1丁目16−3 横川倉庫 センターオブガレージ
代表者:代表取締役社長 小林 孝徳
創業:2013年12月
URL:https://neurospace.jp/
事業内容:睡眠センシング技術および簡易評価アルゴリズムの開発、睡眠ビジネスに関わる研究開発の技術的支援、睡眠改善プログラムによる企業の健康経営の支援、睡眠ソリューション開発支援およびアルゴリズムAPIのライセンス提供
第一弾として、フランスベッド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:池田 茂、以下 フランスベッド)が発売する高精度睡眠計測デバイス内蔵のスマートマットレスで、睡眠のモニタリングと、モニタリング結果から睡眠改善のためのアドバイスを受け取ることができるサービスを展開します。
【社会的な課題背景】
睡眠課題による日本の経済損失の額は15兆円(2016年11月ランド研究所調査)と発表されており、「仕事のパフォーマンス劣化による経営効率の低下」「若年期の学校成績不振による個人の能力開発の妨げ」「死亡率上昇による労働人口の減少」など睡眠課題に起因する経済損失への影響が言われています。また、2018年5月に発表された産業医科大学の研究(Nagata T, et al., J Occup Environ Med. (2018))では、日本企業のプレゼンティーイズム損失の内訳は肩や首の凝り(14%)に続いて、睡眠不足が2番目に大きい損失(11%、1人あたり年間約3.4万円)となっており、企業成長や企業価値の向上においても睡眠課題が大きく影響を及ぼすことが判明しています。
弊社が20代〜50代の男女800名を対象として実施した「睡眠負債」に関する実態調査の結果、半数以上(約58%)は自身の睡眠に何らかの不満を抱えており、また睡眠の満足度は日中の生産性にも影響を及ぼしていることが分かりました。また、自身の睡眠の改善については約9割が意欲的でありながらも、その半数は行動に移せていない現状が明らかになりました。
そのような課題背景から、近年従業員の健康課題の一つとして睡眠改善に取り組む企業が増えてきており、ニューロスペースでもこれまで60社以上、従業員数1万人以上の睡眠改善に取り組んでまいりました。同時に、睡眠をはじめとした社会的健康課題に対して、AI/IoT等のテクノロジーを活用して健康情報を見える化し改善するサービスの開発や利用が盛んになってきています。睡眠においてもSleepTechを活用したサービス開発が徐々に進みつつあり、世界最大のテクノロジー展示会であるCESでも、2017年よりSleepTechブースが開設され、例年盛り上がりを見せています。
今回共同開発を行う睡眠サービスで、現代社会の大きな社会課題の一つである睡眠に対して、睡眠ノウハウと最先端のIoTテクノロジーを活用して課題解決に取り組みます。
【共同開発する睡眠サービスの概要】
今回共同開発する睡眠サービスは、KDDIの「ホームIoTのサービス基盤・提供センサー」「コンシューマービジネスノウハウ・基盤」「協業パートナーチャネル」と、ニューロスペースの「睡眠改善の現場実践ノウハウ」「睡眠計測・解析テクノロジー」「睡眠アドバイス等のソリューション基盤」を連携し実現しています。
今回共同開発する睡眠サービスは、高精度に睡眠を計測可能な「睡眠センサー」、睡眠状態の見える化と個人化したアドバイスを受け取れる「睡眠アプリ」、睡眠に関係する環境情報の取得や睡眠状態等を基にした環境制御を行う「ホームIoT」の3つで構成されます。ユーザーは、毎日自身の睡眠状態を高精度に計測でき、その結果を日々確認しながらより良い質の睡眠を取るためのアドバイスを受け取ることが可能になります。また、将来的には、自身の睡眠に適した寝室環境等の制御が行える機能追加を予定しています。
【第一弾協業プロジェクト:フランスベッドとのスマートマットレス共同展開】
ニューロスペースとKDDIは、睡眠サービス展開の第一弾協業プロジェクトとして、フランスベッドと共同で睡眠センサーがあらかじめ内蔵されたスマートマットレスを展開します。これにより、購入者がマットレス購入後に自身の睡眠をモニタリングし、睡眠改善のためのアドバイスを受け取ることができるようになります。フランスベッドと共同で、これまで売り切りのビジネスモデルが中心であった寝具の販売において、販売後のユーザーへの継続的な付加価値提供を行うサービスモデル展開への試行を行い、寝具業界としての新しい試みにチャレンジします。
【詳細な商品・販売情報】
本サービスは2019年3月15日に発売・サービス開始を予定しております。サービス概要はニューロスペースのSleepTechサービス紹介ページ、詳細な商品・販売情報はKDDI・フランスベッド各社のサービス案内ページをご確認ください。
■ニューロスペースのSleepTechサービス紹介ページ
https://neurospace.jp/product-service
■KDDIの商品・販売情報ページ
https://www.kddi.com/with-home/device/uss01a/
■フランスベッドの商品・販売情報ページ
https://www.francebed.co.jp/brand_site/withhome/
【今後の展望】
今後、ニューロスペースとKDDIは、睡眠×ホームIoTでコラボレーション可能な住宅、健康サービス等を提供する企業との協業を検討していきます。また、日々計測できる睡眠ビッグデータを活用し、ユーザーに対して付加価値となる新規サービスの創出にも力を入れていきます。協業にご関心をお持ちの企業様は末尾のお問い合わせ先よりご連絡をお願いいたします。
【KDDI株式会社 理事 商品・CS統括本部 副統括本部長 山田 靖久氏からのコメント】
KDDIは、「あんしん」「たのしい」「べんり」をコンセプトにお客さまの豊かなライフスタイルをIoTでサポートする「au HOME / with HOME」を展開しています。お客さまのライフスタイルに寄り添い、更に豊かな生活をサポートするために、2019年3月15日以降、お客さまの快眠をサポートする「すこやか」をコンセプトとして、新たにデバイス、サービスを拡充します。
今回、睡眠の解析技術に強みを持つニューロスペースさまと共に、新たにデバイスやアプリを開発し、お客さまの眠りを可視化することで睡眠の質を改善する健康支援に貢献していきます。
【フランスベッド株式会社 取締役 常務執行役員 生産開発本部長 上田 隆司氏からのコメント】
睡眠に対しての個々の考え方が大きく変わり、睡眠障害、睡眠負債等の改善が求められ「健康」への意識が変化しています。「食」・「フィジカル」・「睡眠」と健康への要素は様々にあります。私共、フランスベッドは「睡眠」をサポートする企業としてベッド、寝具を生産して参りました。「睡眠の質」は個々に異なり、その質の向上は大きな課題となっていました。
今般、ニューロスペース様との共同事業の中で、睡眠計測デバイスの日々の計測結果をもとに、その方に合わせた睡眠改善のアドバイスをタイムリーに行う事が可能になりました。私共、ハードを提供するメーカーにとっては、「睡眠の質」の改善と健康支援に繋げていける可能性が広がります。個々の睡眠にあったベッド、寝具が提供できるようになり、お客様の「睡眠の質」の向上が図れる事は弊社にとって大きな一歩になります。多くの情報から、最適なベッド、寝具の開発が可能になり新しい素材、新しい寝具の開発に応用できるものと期待しています。ハード、ソフトウェアの提供によってお客様の「睡眠」と「健康」に対する考え方を大きく変革できる事業であると考えています。
【KDDI株式会社について】
本社:東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号 ガーデンエアタワー
代表者:代表取締役社長 髙橋 誠
創業:1984年6月1日
URL:https://www.kddi.com/
事業内容:電気通信事業
【フランスベッド株式会社について】
本社:東京都新宿区西新宿6丁目22-1 新宿スクエアタワー5階
代表者:代表取締役社長 池田 茂
創業:1946年6月5日
URL:https://www.francebed.co.jp/
事業内容:家庭用ベッド、家具類、寝装品、健康機器、医療・介護用ベッド、福祉用具、リネン等の製造・仕入、レンタル、小売及び卸売。国内で初めて介護用ベッドのレンタルを開始。また、家庭用ベッドでは、日本人の体格と日本の気候風土に合った独自の「高密度連続スプリングマットレス」を展開。2011年よりアクティブシニア向けのブランド「リハテック」を立ち上げるなど、やさしさと潤いのある暮らしの実現に貢献し、超高齢社会の課題の解決を図る。
【株式会社ニューロスペースについて】
企業向け睡眠改善プログラムを国内大手企業に提供し、企業の健康経営と生産性最大化を支援。また、最先端睡眠テクノロジーを活用し、独自の睡眠計測デバイスと解析アルゴリズムをもとに、共同研究開発も行う睡眠テクノロジーベンチャーです。
本社:東京都墨田区横川1丁目16−3 横川倉庫 センターオブガレージ
代表者:代表取締役社長 小林 孝徳
創業:2013年12月
URL:https://neurospace.jp/
事業内容:睡眠センシング技術および簡易評価アルゴリズムの開発、睡眠ビジネスに関わる研究開発の技術的支援、睡眠改善プログラムによる企業の健康経営の支援、睡眠ソリューション開発支援およびアルゴリズムAPIのライセンス提供
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