“コミュニケーション創出カンパニー”のミクシィがお届けする「ミクシィ コミュニケーション白書」第4弾 スポーツとコミュニケーションに関する調査
— スポーツへの注目度が高まる今、スポーツを通じたコミュニケーションの実態を探る —
友人や家族など親しい人同士のコミュニケーションをテーマにしたサービスの提供に取り組んできた当社は、コミュニケーションの視点から現代社会の実態に迫り、人々のより良い未来を考えるきっかけづくりのため、定期的に様々なテーマでの調査を行い「ミクシィ コミュニケーション白書」として発信しています。
国内外のアスリートが国境を越えて活躍し、国際的なスポーツイベントが日本で開催されることも多くなっている昨今、スポーツは家族、友人、職場の同僚などとの共通の話題として、日々の会話やSNSでの交流を盛り上げるだけでなく、人と人との新たなつながりを生むなど私たちのコミュニケーションに大きな影響を与えていることが今回の調査で明らかになりました。
<調査トピックス> ■ 観戦するのが好きなスポーツの1位は「野球」。男性では女性より「陸上競技」「マラソン(駅伝)」「バスケットボール」が、女性では男性より「フィギュアスケート」が上位に。約半数が特定のチームや選手を応援しており、特に10代と20代の女性はチームや選手のSNSをチェック。 観戦するのが好きなスポーツの1位は「野球」(64.1%)、次いで「サッカー」(52.7%)、「テニス」(34.8%)という結果に。特定のスポーツチームや選手を好きになった時にとる行動について聞いたところ、「テレビやネットで試合の中継を観る」(54.7%)が最も多く、50代女性では8割近く。10代と20代の女性では他の層と比べて「チームや選手のSNSをチェックする」という割合が高くなった。 ■ スポーツ観戦中に最も利用されているSNSは「Twitter」。観戦後、男性は勝敗や記録など結果について、女性は選手の容姿や表情について会話が盛り上がる傾向。約4割がスポーツ観戦がきっかけで友人との仲が深まった、新たに友人・知人ができた経験あり。 観戦中に利用するSNSは「Twitter」、「Instagram」、「LINE」、「Facebook」の順で多い。観戦後に最も会話で盛り上がる話題は「その日の選手のプレーについて」(73.0%)だが、男女で話題の違いがあることも明らかに。38.7%の人がスポーツ観戦がきっかけでコミュニケーションが深まったり拡がった経験をしている。 ■ 日本での国際的なスポーツイベント開催を機に、外国語を勉強しようと思う人は約6割と、訪日外国人とのコミュニケーションに積極的。ボランティアに対する意向が強く、約4割が「道案内など困っている人への手助け」をしたいと考えている。 10~20代は、仕事やプライベートでの外国人との交流に備えたいという意識が高く、40代女性では「きっかけが無いと外国語を勉強する決断ができないから」と答えた人が最も多かった。勉強したいと思う言語は、「英語」(90.2%)が最も多く、2位以下は年代・性別によって異なる結果に。訪日外国人と交流したいこととしては、「道案内など困っている人への手助け」(40.8%)と「一緒にスポーツ観戦をする」(38.4%)が多い。10代は男女ともに他の人と比べて「道案内など困っている人への手助け」と答えた割合が高かった。 ■ 一緒にスポーツ観戦したいのは?スポーツ解説者は「松岡修造」、スポーツ好き芸人は「明石家さんま」が1位に。 |
■ 観戦するのが好きなスポーツの1位は「野球」。男性では女性より「陸上競技」「マラソン(駅伝)」「バスケットボール」が、女性では男性より「フィギュアスケート」が上位に。約半数が特定のチームや選手を応援中で、特に10代と20代の女性はチームや選手のSNSをチェック。
スポーツ観戦が好きな人を対象に行った今回の調査。観戦するのが好きなスポーツの1位は「野球」(64.1%)、次いで「サッカー」(52.7%)、「テニス」(34.8%)という結果に。性別・年代別では、男性では女性よりも「陸上競技」「マラソン(駅伝)」「バスケットボール」、女性では男性よりも「フィギュアスケート」が上位になり、50代女性では「フィギュアスケート」が1位となりました。[図①]
最も好きなスポーツ観戦のスタイルは、「家での観戦(自宅・友人宅を含む)」(66.9%)が断トツで多く、特に30代男性は家での観戦を好む傾向が顕著でした。[図②] 小さな子どもがいる家庭も多く、家族で観戦を楽しんでいるのかもしれません。
また、約半数(53.4%)の人が、現在、継続的に特定のスポーツチームや選手を応援していました。特定のスポーツチームや選手を好きになった時にとる行動について聞いたところ、「テレビやネットで試合の中継を観る」(54.7%)が最も多く、次いで「チームや選手に関するニュースをチェックする」(43.9%)、「チームや選手の公式サイトをチェックする」(38.2%)という順に。特に50代女性では他の層よりも約20ポイント高い8割近くが「テレビやネットで試合の中継を観る」と答えており、スポーツ中継におけるコアな視聴者層であることがうかがえます。また、10代と20代の女性では男性や他の世代と比べて「チームや選手のSNSをチェックする」という割合が10ポイント程度高くなりました。[図③]
「なぜスポーツ観戦が好きなのか」も聞いたところ、「選手の素晴らしいプレーが見られるから」が最も多く(58.0%)、次いで「感動できるから」(49.6%)、「試合のゲーム性・戦略性が面白いから」(47.7%)という順になりましたが、「試合のゲーム性・戦略性が面白いから」と答えた割合が男性は女性よりも約14ポイント高く、逆に、「感動できるから」「応援することで一体感を得られるから」と答えた割合が女性は男性よりも約10ポイント程高い結果に。[図④] 男性は論理的に、女性は直感的にスポーツ観戦を楽しむ傾向があるようです。
■ スポーツ観戦中に最も利用されているSNSは「Twitter」。観戦後、男性は勝敗や記録の結果、女性は選手の容姿や表情について会話が盛り上がる傾向。約4割がスポーツ観戦がきっかけで友人との仲が深まった、新たに友人・知人ができた経験あり。
スポーツ観戦を通じて人々はどのようなコミュニケーションをしているのでしょうか。スポーツ観戦をこれまでよりも豊かなコミュニケーションの機会とするために、どのようなツールが使われているか、どのような話題で盛り上がっているのか、また気を付けるべき点は何か、を探りました。
スポーツ観戦中のSNS利用について聞いたところ、4人に1人が利用しており、利用するSNSは「Twitter」、「Instagram」、「LINE」、「Facebook」の順に多いという結果に。上位4つのSNSの投稿内容について見てみると、「観ている場所の雰囲気(会場・自宅・スポーツバーなど)」(28.6%)、「試合中の監督の采配について」(28.6%)などでFacebookの割合が多かったものの、「試合中の選手のプレーについて」(50.9%)、「勝敗・記録の途中経過について」(45.3%)、「試合中の応援コメント」(34.0%)など、半数以上の項目でTwitterが最も多く、スポーツ観戦中はTwitterが他のSNSに比べて様々な内容で多く投稿されていることが分かりました。[図⑤]
スポーツ観戦後に盛り上がる話題を聞いたところ、最も多かったのが男女ともに「その日の選手のプレーについて」(73.0%)でした。また、男性は女性よりも「その日の監督の采配について」、女性は男性よりも「その日の選手のプレー以外の様子について(容姿、表情、ファンサービスなど)」と答えた割合が共に10ポイント以上高く、男性は試合の内容、女性は選手個人について会話が盛り上がっている様子が分かりました。[図⑥]
スポーツ観戦がきっかけで友人との仲が深まった、新たに友人・知人ができたなどの経験があるかを聞いたところ、約4割(38.7%)の人が経験があると回答。また、女性よりも男性、特に10代と20代の男性でスポーツ観戦を機にコミュニケーションが深まり、拡がっている経験のある人が多いことが分かりました。[図⑦] 逆に、スポーツ観戦がきっかけで家族や友人、恋人などと仲がこじれた経験があると回答した人は全体の9.0%おり、特に20代男性ではその倍の18.0%が経験していました。
このように人と人とのコミュニケーションを活性化させるスポーツ観戦ですが、観戦する際に注意すべきことは何でしょうか。他の人と一緒にスポーツ観戦をする上でNG・マナー違反だと思う行動を聞いたところ、「アルコールを飲みすぎる」(47.9%)、「大声で騒ぐ」(47.0%)、「壁や床や座席をたたく」(46.3%)、「選手・監督・審判を罵る」(44.9%)という順に。10代は他の年代と比べて「大差がついたときに観戦をやめる」ことをNG・マナー違反だと考えていることも分かりました。[図⑧] もしかすると、これらの結果に耳が痛い思いをした方も多いかもしれません。お互いが配慮し合い気持ちよく観戦できるように心がけたいものです。
■ 日本での国際的なスポーツイベント開催を機に、外国語を勉強しようと思う人は約6割と、訪日外国人とのコミュニケーションに積極的。ボランティアに対する意向が強く、約4割が「道案内など困っている人への手助け」をしたいと考えている。
国内外のアスリートが国境を越えて活躍し、国際的なスポーツイベントが日本で開催されることも多くなっている昨今、スポーツイベントに関連した外国人とのコミュニケーションに対して、日本人はどのような意識をもっているのでしょうか。
日本での国際的なスポーツイベント開催を機に、外国語を勉強しようと思うと答えた人は約6割(勉強しようと思う:19.4%+やや勉強しようと思う:40.9%)で、若い世代ほどその傾向が強いようです。[図⑨] 外国語を勉強しようと思うと答えた人にその理由を聞いたところ、「訪日外国人と話したいから」(43.0%)が最も多くなりました。年代別・性別で見ると、20代では男女ともに「仕事で外国人とのやりとりが増えると思うから」、10代男性では「プライベートで外国人とのやりとりが増えると思うから」が最も多く、仕事やプライベートでの外国人との交流に備えたいという意識の高さがうかがえます。また、40代女性では「きっかけが無いと外国語を勉強する決断ができないから」と答えた人が最も多く、国際的なスポーツイベント開催が外国語習得に一歩踏み出せなかった人たちの背中を押すきっかけにもなることが分かりました。[図⑩]
勉強したいと思う言語は、1位が「英語」(90.2%)、2位が「中国語」(20.7%)、3位が「スペイン語」(16.6%)となりましたが、特に10代では「フランス語」が男女ともに3位でした。また、20~40代女性には「韓国語」も人気のようで、普段からエンターテインメントや食を通じて韓国を身近に感じている様子がうかがえます。[図⑪]
訪日外国人とどのような交流がしたいと思うかを聞いたところ、「道案内など困っている人への手助け」(40.8%)が最も多く、ボランティアに対する高い意向が見られます。また、男性よりも女性の方がその割合が高いという結果になりました。次いで「一緒にスポーツ観戦をする」(38.4%)が多く、国際的なスポーツイベントにおいても、観戦は人と人との新たなつながりを生む機会になると言えます。[図⑫]
■ 一緒にスポーツ観戦したいのは?スポーツ解説者は「松岡修造」、スポーツ好き芸人は「明石家さんま」が1位に。
スポーツの盛り上がりに伴って、様々なジャンルの著名人たちがメディアを賑わせています。今回は、一緒にスポーツ観戦したいスポーツ解説者とスポーツ好き芸人を自由回答形式で調査しました。
スポーツ解説者では、特徴的なキャラクターと熱の入った独特な解説スタイルが人気の面々が上位にランクイン。3位以下と大差をつけた「松岡修造」と「松木安太郎」が僅差で競い、「松岡修造」が1位となりました。[図⑬]スポーツ好き芸人では票が割れ接戦に。サッカーやテニス、ゴルフをはじめあらゆる種目に造詣が深く、様々な場面でスポーツへの愛を語っている「明石家さんま」が1位に。2位は「渡部建(アンジャッシュ)」、3位が「ワッキー(ペナルティ)」となりました。[図⑭]
【「ミクシィ コミュニケーション白書」実施の背景】
ミクシィは創業以来“コミュニケーション創出カンパニー”として、SNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライク」といった友人や家族など親しい人と楽しめるサービスを提供してきました。これら2つは、いずれも家族・友人・知人間の「バイラルコミュニケーション」によって指数関数的なユーザーの増加を引き起こす特徴を持たせたサービスであるという共通点があります。これからもミクシィは、事業ドメインを「コミュニケーションサービス」と定義し、「バイラルコミュニケーション」の設計力を生かせるサービスの創出に取り組んでいきます。
“コミュニケーション創出カンパニー”として、当社はコミュニケーションの視点から現代社会の実態に迫り、より良い未来を考え、コミュニケーションに関する調査企画「ミクシィ コミュニケーション白書」を今後も実施していきたいと考えています。
第1弾: 平成とコミュニケーションに関する調査
https://mixi.co.jp/press/2018/1217/3753/index.html
第2弾: 健康とコミュニケーションに関する調査
https://mixi.co.jp/press/2019/0301/3785/index.html
第3弾: 家族とコミュニケーションに関する調査
https://mixi.co.jp/press/2019/0417/3799/index.html
■ミクシィグループ < mixi.co.jp >
ミクシィグループは、“ユーザーサプライズファースト”の企業理念のもと、ユーザーの皆さまの想像や期待を超える価値提供に取り組んでいます。当社グループは1997年の創業以来、SNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライク」など、友人や家族といった親しい人と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきました。これからも、"フォー・コミュニケーション"と定めたミッション(私たちのやるべきこと)を遂行するため、人々の生活がより豊かになる未来を思い描き、ITの側面からコミュニケーションの活性化を促す事業・サービスを推進し、より良いコミュニケーションの創造に取組んでいきます。
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