ドイツ児童文学賞を日本で初めて受賞した話題の作品『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』、シリーズ最新作が登場!
手紙のやりとりを通してつながる動物たちの絆を描いたお話。最新作の主人公は気の小さいサメ!
株式会社偕成社(出版社 本社:東京都新宿区 代表取締役社長:今村正樹)は、ドイツ児童文学賞を日本で初めて受賞した読み物『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(岩佐めぐみ 作/高畠 純 絵)のシリーズ続編『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』を2019年6月下旬に刊行します。
顔がこわいのでみんな逃げてしまって友達ができない、サメのサメ次郎が手紙を書きました。相手は、気ままに旅をするウミガメのカメ次郎から話を聞いた、コンブ林のプカプカさん。勇気を出して書いた手紙は、プカプカに届くでしょうか?
ひとりぼっちだったサメ次郎の世界が、手紙を通して得た友だちとの交流で少しずつ広がっていく、あたたかでゆかいなお話です。
- 1作目『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』は、ドイツ児童文学賞を受賞し話題!
1作目の『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』は、韓国、台湾、ブラジル、メキシコ、中国、ニュージーランド、トルコ、ドイツで刊行されており、ロシア、ギリシャ、ルーマニア、ベトナムでも出版される予定があるなど、世界中の子どもたちに読まれています。とくにドイツでは2018年度、日本の作品ではじめてドイツ児童文学賞を受賞し、国内外で大きな話題となりました。
★ドイツ児童文学賞 受賞ニュースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000026693.html
おはなしは、アフリカにすむたいくつなキリンが、まだ見ぬ友だちに出会うため「地平線のむこうでさいしょにあった動物にわたしてほしい」と郵便配達のペリカンに手紙を託すところから始まります。ペリカンは最初に出会ったアザラシの配達員に手紙を渡し、最終的にペンギンがその手紙を受け取ります。
会ったことのないキリンとペンギンが手紙のやり取りを通してお互いの姿を想像し、最後には自分で想像したペンギンの姿に扮したキリンが、はるばるペンギンに会いに行きます。
- それぞれの主人公が手紙を通してつながっていく。
巻を重ねるごとにクジラ海周辺のなかまは増えていて、今回発売する『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』では、これまで登場した動物たちが大集合しています。もちろん、1冊ずつ読んでも楽しめます。
想像力をふくらませて、相手のことを知りたいという気持ち、それが相手への理解につながるという、普遍的なテーマを含んだこのシリーズ。1作目が日本で出版されてから15年以上、いままさに国際的に注目されているこのシリーズ、そして最新刊『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』を、ぜひ貴媒体でご紹介ください。
- 書籍概要
作:岩佐めぐみ(いわさめぐみ)
1958年、東京都に生まれる。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、1986年まで同大学学科研究室に勤務する。作品に『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』『わたしはクジラ岬にすむクジラといいます』『オットッ島のせいちゃんげんきですか?』『おいらはコンブ林にすむプカプカといいます』(偕成社)『バッファローおじさんのおくりもの』『カンガルーおばさんのおかいもの』(講談社)がある。東京都多摩市在住。
絵:高畠 純(たかばたけじゅん)
1948年、愛知県に生まれる。愛知教育大学美術科卒業。絵本『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。作品は『もしもし…』「白狐魔記」シリーズ(偕成社)『ピースランド』『おどります』(絵本館)『らくちん らくちん』(アリス館)『わんわんわんわん』(理論社)『十二支のはやくちことばえほん』(教育画劇)『ペンギンたんけんたい』(講談社)など多数。岐阜県在住。
【書籍詳細】
書名:ぼくは気の小さいサメ次郎といいます
作:岩佐めぐみ
絵:高畠 純
定価:1,200円+ 税
対象:小学校中学年から
サイズ:22cm×16cm
ページ数:120ページ
ISBN コード:978-4-03-501130-9
発売時期:2019年6月28日
◎偕成社HP書誌情報:
https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784035011309
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