MerchantSpring、AIによるインサイトを活用したAmazon Marketing Cloudのデータ活用強化とYahoo!ショッピング連携-マーケティング戦略の最適化を支援
LTV分析やCSVエクスポート機能なども追加され、マーケティング戦略の更なる精度向上が可能に。
長野県安曇野市を拠点に、最先端のマーケティングテクノロジーを活用したコンサルティング・アウトソーシングサービスを提供するSOPHOLA株式会社(本社:長野県安曇野市、代表取締役:飯野正紀、以下「SOPHOLA」)と、オーストラリアのMerchantSpring社(本社:メルボルン、President & Co-Founder:James Dihardjo、以下「MerchantSpring社」)は、AIによる自動コメント機能が付加されたAmazon Marketing Cloud(※1、以下AMC)の高度な利活用を可能とする分析機能、Yahoo!ショッピングとの連携などの包括的に役立つ様々な新機能をリリースしたことを本日発表いたします。
※1:Amazon Marketing Cloud:ブランドや広告主がAmazonのエコシステムから詳細なデータにアクセスし、分析できるデータ分析ソリューションです。売上、トラフィック、広告パフォーマンスなどのさまざまなデータポイントを統合し、データに基づいた意思決定をサポートします。AMCでは、カスタムレポートの作成や、顧客行動、キャンペーンパフォーマンス、市場動向の詳細な分析が可能です。これにより、企業はAmazonでのマーケティング戦略を最適化し、広告費の効率を向上させることができます。
これにより、日本のECセラーは、AmazonやYahoo!ショッピングのデータをより深く活用し、マーケティング戦略の最適化とROIの向上を実現することが可能となります。SOPHOLAとMerchantSpring社は、これらの新機能が、日本市場におけるECセラーの成長を支援する重要なツールとなることを確信しています。


AMCに関連する新機能
MerchantSpringは、より深いAMCのインサイトを提供し、ブランドや代理店が重要な顧客データを活用し、戦略の最適化をより簡単に行えるよう強力にサポートします。
1. 新規顧客を引き寄せる商品(ゲートウェイASIN)
概要: 新規顧客をブランドに引き寄せるASIN(商品ID)を特定します。
重要性: どの商品が新規顧客の獲得を促進しているかを把握することで、ブランドはマーケティング戦略を最適化し、予算配分を効果的に行い、持続的な成長を実現することができます。

2.コンバージョンパス
概要: 顧客との最初の接点から最終購入に至るまでの各接点をトラッキングします。
重要性: 顧客の購入に至るまでの全体的な道筋を可視化し、コンバージョンに大きな影響を与える接点を明らかにすることで、各段階でのマーケティング効果を高めることができます。

3. 新規顧客
概要: 初回購入顧客をセグメント化します。
重要性: 新規顧客を特定することで、ブランドは顧客との関係構築に向けたマーケティング施策を調整し、リテンション(継続的な購入)を強化し、ライフタイムバリュー(LTV)の向上を目指すことができます。

4. カスタムアトリビューション -ラストタッチ
概要: 最後に購入に影響を与えたマーケティングチャネルを正確に理解するために、カスタムのラストタッチアトリビューションを実装します。
重要性: 売上を正確にアトリビューションすることで、ブランドは広告費の最適化、キャンペーン戦略の精緻化、そして高パフォーマンスチャネルへの注力によりROI(投資対効果)を改善することができます。

5. スポンサード広告とDSPの重複
概要: スポンサード広告とデマンドサイドプラットフォーム(DSP)広告の重複を可視化し、分析します。
重要性: 異なる広告タイプの相互作用と効果を把握することで、ブランドは重複を避け、キャンペーンの効率を高め、広告投資をより効果的に調整することができます。

MerchantSpringは、AMC関連機能にAIによる分析機能を実装しており、簡単に有益なインサイトが得られるようになっています。このAI機能により、レポート作成が効率化され、戦略的な意思決定がより効果的になり、持続的な成長をサポートすることができます。
Yahoo!ショッピングとの連携
Amazonや楽天市場のように日本の主要ECマーケットプレイスの一つであるYahoo!ショッピングと連携することで、Yahoo!ショッピングの出店者にもMerchantSpringの包括的な分析機能が提供できるようになりました。これにより、Yahoo!ショッピング内での売上・利益成長を支援し、国内の主要プラットフォーム(Amazon、Yahoo!ショッピング、Shopifyなど)を一元的に管理でき、効果的なECマーケットプレイス戦略立案を可能とします。

その他の新機能
1. LTV/CAC/Repeat Purchase/Subscribe and Save(定期お得便)の新最重要指標(KPI)を追加
他にも国内外から参入するセラー数が右肩上がりに増え、競争が熾烈化する各マーケットプレイスにおいて、ライフタイムバリューやリピート顧客を育てていくことが益々ビジネスにとって重要になってきています。そのため、関連する最重要指標を追加し、セラーや代理店がモニタリング・アクションできるようにしました。
LTV(顧客生涯価値)
コホート分析を用いることで、ユーザーを一定の条件でグループに分け、それぞれの時間経過に伴う行動の変化を分析できます。これにより、毎月の新規顧客数やリピート顧客数(複数回購入した顧客数)、リピート率、売上額、LTV(顧客生涯価値)を把握でき、さらに毎月の広告費をもとにCAC(顧客獲得単価)を自動計算し、LTVとCACの比率を簡単に確認できます。これにより、従来の広告クリック直後の1回の購入に基づいた広告評価に加え、その後のリピート購入による売上貢献も考慮した広告戦略を立てることが可能になります。

ii) 主要広告プラットフォームと連携
Amazonスポンサード広告やAmazon DSPに加え、Google、Meta、TikTokなどの主要広告プラットフォームとの連携が可能になり、自社EC(Shopify)、マーケットプレイス(例:Amazon)、広告プラットフォームを統合的に管理できるようになりました。これにより、複数のプラットフォームから得られるデータを一元化して分析でき、広告戦略の最適化やROIの向上を図ることができます。
iii)レポートデータのCSV出力
代理店の多様なレポートフォーマットニーズに応えるためにMerchantSpringのレポートデータをCSV出力できるようにしました。代理店の多様なレポートフォーマットニーズに応えるために、MerchantSpringのレポートデータをCSV出力できるようにしました。これにより、代理店は自社のニーズに合わせてデータを柔軟に活用でき、レポート作成の効率化やカスタマイズが可能になります。
更に詳細についてご興味ある方は、弊社のMerchantSpringサービスページをご覧の上、お問い合わせください。
コメント
SOPHOLA株式会社代表取締役 飯野 正紀は、次のようにコメントしています。
「これらの新機能は、国内の大手広告代理店やセラーからの貴重な意見を反映し、タイムリーにMSが開発・提供したものです。この取り組みや管理画面の日本語化などは、日本市場への真摯なコミットメントを示すものであり、私たちのサービスが日本のECビジネスにどれだけ重要であるかを強く実感しています。これらの機能を活用することで、従来煩雑だったECマーケットプレイスを含むECビジネスデータの統合的な管理と利活用が可能となり、日本のEC業界の成長を一層強力に後押しできると確信しています。」
SOPHOLAについて
東京、名古屋、大阪圏などの大都市圏ではまだ深刻化していない、地方の過疎化、職人の高齢化、海外への魅力発信などの日本の社会課題に民間企業としていち早く取り組み、課題解決に有効なビジネスを創るために2018年4月創業、5月営業開始。海外の最先端マーケティングテクノロジーを活用したコンサルティング・アウトソーシングサービスを中心としたコンサルティング/アウトソーシング事業と海外向けのB2Bネット通販事業を主軸事業として、先ずは長野県で上記の日本の3つの社会課題解決のビジネスを展開している。
会社名:SOPHOLA株式会社
所在地:長野県安曇野市
代表者:代表取締役 飯野正紀
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