ショートショート フィルムフェスティバル & アジアとSHOWROOMアプリ「smash.」の共同プロジェクト始動!「バーティカルシアター部門 supported by smash.」世界公募スタート

縦型ショートフィルムを募集!賞金総額300万円!最大13作品、18歳以下に与えられる賞も登場

株式会社パシフィックボイス

米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」と、SHOWROOM株式会社が新たに展開するバーティカルシアターアプリ「smash.」は、バーティカル(縦型)のショートフィルムを国際映画祭を通じて世界中から集め、同時に世界に発信していく共同プロジェクトを発表いたします。

第一弾として本日スタートするのは、SSFF & ASIA 2021に向けた「バーティカルシアター部門 supported by smash.」の世界公募です。 https://www.shortshorts.org/ja/creators/vertical.php

今回の公募では、最優秀賞、優秀賞、18歳以下の監督作品へ贈るU-18賞、奨励賞と、計4部門、最大13作品を選出予定です。このバリエーションの豊かさは、SSFF & ASIAでも珍しいケースで、主催者側の「一人でも多くの才能と出会いたい」との声をくみ取った結果となります。なお、選抜されたショートフィルムはSSFF & ASIA 2021の開催期間中、「smash.」にて、日本全国へ配信される予定です。

さらに、本共同プロジェクトでは今後、バーティカルショートフィルムの製作および、SSFF & ASIAがキュレ―ションしたバーティカルショートフィルム作品の配信も「smash.」にて行います。縦型動画はスキマ時間や移動時間に片手でも気軽に観ることができるのが魅力。ショートフィルムのように短い時間で完結する映像コンテンツとの相性の高さに映像業界でも注目が集まっています。また、「第5世代移動通信システム(5G)」の開始により、スマートフォンでの超高画質(4K)視聴環境が整うと共に、スマホでもフィルムメイキングが可能となった現在。世界各国のフィルムメイカーたちが表現する新たな時代の映画作品に期待が高まります。

プロジェクト始動に先駆け、SSFF & ASIA 代表の別所哲也と、SHOWROOMの前田裕二がバーティカルショートフィルムの可能性を語る対談を行いました。

 

レポート、スチル、および動画素材を下記よりDLいただけます(一部を別紙でご紹介)。また、本日より、「smash.」内にて、別所×前田の対談コンテンツスペシャルバーティカルバージョンを限定配信しております。「smash.」だけで楽しめる、縦型の世界をぜひ体感ください。


https://drive.google.com/drive/folders/19yp-bIEGd_9SzeVHESjjtd8AkwcsI2c3

SSFF & ASIA 2021 バーティカルシアター部門 supported by smash.【公募概要】
【応募期間】2020年11月26日(木)~2021年2月28日(日)

【登録料】無料

【応募ガイドライン】
1.縦型の作品:全編縦型 (1080w x 1920h)の作品
2. プレミア規定:ジャパンプレミア(日本初上映)は問いません。
3. ジャンル:不問
4. 尺:25分以内 (エンドクレジットを含む総尺)
5. 制作年:不問
6. 制作国:全ての国の作品対象
7. 言語:日本語または英語。
それ以外の言語が使用されている作品は、オリジナル言語の対訳の日本語字幕もしくは英語字幕をつけて下さい。
8. フォーマット:映像データ(mp4)

【賞】
最優秀賞 100万円
優秀賞 60万円
Uー18  40万円
奨励賞など 10万円(最大10作品を選出)
※賞の名称、賞金等は変更の可能性があります

【応募方法】
1.オンライン応募フォームを、全項目記入のうえ送信してください。
登録完了後、受付番号が記載された応募確認書がご登録いただいたメールアドレスに送付されます。
2. 作品をアップロードしてください。
フレームレート:30.0fps
解像度: 1080 x 1920
キーフレーム間隔:2秒
ビットレート:6000kbps
レート制御:CBR
プロファイル:high
ファイルサイズ:500MB以内 推奨

【選考結果通知】
上映作品は2021年4月末までに選考し、ウェブサイトで発表致します。

【入選作品の上映について】
映画祭期間 SHOWROOM株式会社が提供するバーティカルシアターアプリ「smash.」内にて世界配信されます。アプリケーションの都合上、作品を最大3つに分割して配信する場合がございます。その際は編集した作品素材のご提出をお願いします。

【ナショナル&インターナショナルツアー】
SSFF & ASIAでは東京開催後、国内外でツアーを実施します。上映される作品については事前に権利者へご連絡いたします。ツアーの開催地、日程については後日発表致します。

<< 注意事項 >>
・過去SSFF & ASIAにご応募された作品は、再応募いただけません。また未完成作品は選考対象外とします。
・動画のオンラインアップロード完了をもって応募完了となります。
・1作品以上を同時に応募する場合は、作品ごとにそれぞれ別の応募フォームにてご応募してください。
・作品が入選された場合には、上映素材としてmp.4データ(1080w x 1920h)をご提出いただく他、上映および映画祭プロモーションに必要な素材を別途ご提出頂きます。
・賞の名称、金額やツアーなどに関する詳細は、変更の可能性があります。・応募作品についてはSSFF & ASIA 2021内の別部門およびプログラムで上映する場合があります。

SSFF & ASIA 2021 バーティカルシアター部門 supported by smash.
SHOWROOM代表 前田裕二 × ショートショート フィルムフェスティバル & アジア代表 別所哲也対談レポート
 (一部抜粋)

~対談の全編は、以下よりDL・ご覧いただけます。前田裕二の話す「匂う作品」に関するエピソードや、別所哲也の考えるこれからの時代の映像コンテンツ論などが語られています~

URL:https://drive.google.com/drive/folders/19yp-bIEGd_9SzeVHESjjtd8AkwcsI2c3

――バーティカル(縦型)シアターアプリ「smash.」開発のきっかけ

前田:今振り返ってみると、自分が「縦型動画が集まるプラットフォームを作りたい」と思った一番最初のきっかけを明確に覚えているのですが、それは、とある一つのミュージックビデオでした。2016年に公開された、never young beachというバンドのMV(「お別れの歌」)です。一番感銘を受けたのは、映像の「画質」および、「視点」。これ、スマホのカメラロールに保存されている動画を見て、思い出を懐かしんでるというギミックなんですが、タイトル、なんだと思います?「お別れの歌」、なんです。まさに恋人と”別れた後”に、自分のスマホに残された映像たちによって、色々と複雑な心持ちになっている彼氏視点の映像になっているんです。プロが作っているのにあえて画質が粗いのも、きっとその為の演出で、途中から感情移入してしまって、胸がきゅっと苦しくなる擬似感覚を覚えます。

当時、映像の作品世界を俯瞰して見ると、まだ「スマホ向け」に映像クリエイターがエネルギーを注ぐ、ということがそこまで当たり前に行われてなかったんです。YouTubeの映像も横型ですし、そもそもスマホに特化した映像をアップする「場」自体がどこにも確立されていなかった。その問題意識がずっとあって、スマホで見ることのみを前提とした作品が集まる場所を作りたいという思いで、smash.をリリースしました。

別所: なぜこれまでスマホを横にして映像を見ていたのか? それは20世紀の生活様式や考え方に根差して積み上げられてきたものなんですけど、それが縦になるとどうなるのか?

ショートフィルム(短編作品)は「起承転結よりも奇想天外」だと思っています。起承転結で物語を語るだけでなく、そこに驚きがどれだけあるか?smash.の映像から新しいドキドキを感じたい。僕は「better life(ベターライフ)」と「another life(アナザーライフ)」という言い方をするんですけど、より良い人生を見せられた時に人は感動するし、自分にはない人生を見せられたら「あんな生き方を自分もしてみたいな」というトキメキにつながってくる。そこに踏み込んでいけるのがエンタメの良さだと思っています。

――スタートするsmash.とSSFF & ASIAによる「バーティカルシアター部門」への期待

前田:「縦型」が映像としてどういう特徴を持っているか、については、無数にあるんですが、今日は3つ、大事なポイントをお伝えします。ひとつ目はシンプルに、縦型動画は「近い」ということ。直近ではsmash.で、Hey! Say! JUMPさんのバーティカルMVを作ったのですが、メンバーがあんなに近くにいる感覚でMVを見ることってなかったから「目の前にいるようで嬉しい」というフィードバックを多くいただきました。

二つ目は、横の画角と比べて(幅が狭いので)情報が「制約」されるのが面白い。「視点を右に少しずらすとどうなってるんだろう」と、見えないことであえて想像力を掻き立てたり、その制約を逆手にとって生まれるものがあると思う。ミステリやホラーといったジャンルとの相性がいいんじゃないかと思います。

そして三つ目は「疑似体験」。スマホで見ることで、自分のスマホで実際に起きているかのように錯覚させることができる。このスマホの画角にそのままLINEやインスタの画面を出すことで、あたかも実世界で自分の身に起こっていることだと錯覚してしまう。現実と虚構の境界線を曖昧にできるのが魅力だと思います。

別所:演じ手としては、いままさにおっしゃった「制約」がある中でどれだけ解放されて演じることができるのかが俳優の仕事でもあります。技術的な部分でも横と縦でカメラワークが変わるわけで、そこでどう演じるのか? カット割りも大きく変化するし、いろんなアイディアを生み出していかないといけなくなります。切り取られた画角に映らない“外”の部分をどう見せられるか? というのもすごく大事なことで、そこを面白がってクリエーションする監督、演者たちと出会えたら面白いですね。

前田:今回の取り組みが対象にしている「縦型映像」という世界は、面白いことに、「正解」や「ルール」がなにもない――とてもプリミティヴで未開拓の領域だと言えるので、皆さんと一緒に「こんな映像の作り方があるんだ」という成功事例を、我々がいち早く作りたいです。そして、この取り組みが世界中の映像クリエイティブに影響を与えていく、海外の人たちもついマネしたくなるようなスマホ向け映像がここから沢山生まれてくる、という未来がクリアに見えます。とてもワクワクしますね。

――最大13作品、総額300万円。18歳以下(U-18)の監督に与えられる賞 も登場。

前田:日本中に、まだ我々が見ぬ、いや、むしろ本人すらまだ気づいていないような、物凄い才能が眠っているのではないかと本気で思っています。この取り組みを通じて、「そんなこと考えもしなかった!」というアイディアに触れてみたい。バーティカルシアターという領域は本当に手付かずのブルーオーシャンだと思うので、「バーティカルの第一人者になるんだ」って思いで、とにかく“匂う作品”を作っていただければと思います!

別所:U-18の若い世代は生まれたときからスマホが存在するデジタルネイティブであって、彼らの着想って僕が思っているようなものと全然違うと思うし、縦型って彼らにとっては実は当たり前の世界観なのかもしれない。もう「映画って長さじゃない」「横じゃなきゃいけない理屈がない」時代になってきています。ぜひ新しいチャレンジをしていただければと思います。楽しみにしています。

【SSFF & ASIAについて】  https://www.shortshorts.org/

米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。
現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2001年にSSFFで観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督に、SSFF&ASIAから名誉賞が送られました。
また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞、最大4作品が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。
SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。

【smash. (SHOWROOM株式会社)について】 https://smash-media.jp/

SHOWROOOM株式会社は、「機会格差を無くし、努力がフェアに報われる世界を創る」をミッションに掲げ、2015年8月より、ライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」を運営しています。2020年には、会員登録者数が400万人を突破、幅広い分野のライバー(配信者)と視聴者を結び付け、新たな視聴体験を提供してきました。
そして、2020年10月22日に、スマートフォンでの視聴に特化した、バーティカルシアターアプリ「smash.」をリリース。
音楽・ドラマ・アニメ・バラエティなどの幅広いジャンルのコンテンツを5~10分程度の短尺かつすべて縦型で展開しています。
ジャニーズ事務所や音楽プロデューサーの秋元 康氏をはじめ、大手芸能事務所、大手制作会社の協力のもと、2021年3月31日までに、2,600本のコンテンツ提供を予定しています。

【「smash.」内での取り組みについて】
別所哲也と前田裕二の対談動画コンテンツ、smash.スペシャルバーティカルバージョンを「smash.」にて限定配信しております。以下よりご確認ください。
https://sharesmash.page.link/sbsq

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会社概要

株式会社パシフィックボイス

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URL
http://www.pacvoice.com/index.php
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-12-8 SSUビル4F
電話番号
03-5474-8201
代表者名
別所哲也
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1994年08月