あの大スターの本音が飛び出す! 五木寛之さん自選の対談集シリーズ『五木寛之傑作対談集』第2巻が8月26日に刊行!

フランソワーズ・サガン、石原慎太郎、三宅一生、松本清張、大島渚、岩下志麻、横尾忠則……意外な人の意外なエピソードが満載の15篇。

平凡社

2025年8月26日発売『五木寛之傑作対談集Ⅱ』カバー

 

 株式会社平凡社(本社:東京都千代田区/代表取締役:下中順平)は、作家・五木寛之さんのこれまでの対談から、五木さん自ら選りすぐった「傑作」15篇を収録した対談集『五木寛之傑作対談集 Ⅱ』を8月26日(火)に発売します。本書は『五木寛之傑作対談集Ⅰ』(2024年11月26日発売)に続く、『五木寛之傑作対談集』シリーズ全3巻の第2巻です。

フランスの作家・サガンとの貴重な対談(1978年)
三宅一生さんが自らの作品について語る場面も(1977年)

 本書は、1970年代から2020年代に至るまで、作家、俳優、映画監督、美術家など多彩な人々と五木寛之さんによる対談15篇を収録しています。フランソワーズ・サガンと文学について語り合い、大島渚から『愛のコリーダ』撮影の裏話を聞き、内田裕也とは三島由紀夫の話で盛り上がり……。昭和・平成・令和と3つの時代を行き来しながら、創作論から愛車、ファッション、青春の思い出までを語り尽くします。対談という形式だからこそ飛び出した意外なエピソードが満載の一冊です。

大島渚さんから『愛のコリーダ』封切り前に撮影裏話を聞く(1976年)
30代の大原麗子さんと「年齢の重ね方」を考える(1982年)

 各界を代表する大スターたちとの気の置けない会話を、時代を超えて堪能できる一冊です。ぜひお楽しみください!

「対談」とは「一種の対決」のようなもの

 私はこれまでの月日のなかで、じつに多くの人びとと対談をする機会をえた。そして、それを作品を書くことと同じように、いや、それ以上に大切なこととして記憶している。

 ある意味で〈対談〉は、人間に対するラヴコールであるが、それと同時に一種の対決でもある。昔の武士なら真剣をまじえての対決のようなものだとも言えるだろう。

 これまで敬して遠ざけていたような先達と、対談の機会をえて百年の知己のような気持ちになったこともあった。

 また、言葉を武器にしての果たし合いというようなケースもあった。それぞれが二度とない出会いのように感じられたものだった。(本書「まえがき」より抜粋)

収録対談一覧

フランソワーズ・サガン 倦怠と孤独の作家の対談(1978年)

三宅一生 女と男がクロスオーバーする時がきた!(1977年)

石原慎太郎 「自力」か「他力」か(1999年)

大島渚 日本映画の活路を求めて(1976年)

林真理子 捨てない生き方(2022年)

横尾忠則 生涯現役をめざして(2019年)

いしだあゆみ いま、「大人の時代」幕開けのとき(1987年)

野坂昭如 若者へのぼくら二人の訣別宣言(1971年)

北方謙三 決別と流転のブルース(2013年)

岩下志麻 誇り高き女のエロチシズム(1971年)

阿佐田哲也 賭博的人生論(1978年)

内田裕也 男はロックで勝負する(1976年)

荒木経惟 接触写真家との接触(1973年)

大原麗子 昔は耐える女、今は自立する女(1982年)

松本清張 ドキュメンタリーの源泉〔抄録〕(1976年)

五木寛之さん

著者 五木寛之(いつき・ひろゆき)

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門』「筑豊篇」ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。そのほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『百寺巡礼』、近刊に『新・地図のない旅』『よりそう言葉』『忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

書誌情報

【書名】五木寛之傑作対談集 Ⅱ

【著者名】五木寛之

【発売日】2025年8月26日

【造本】四六判・上製

【定価】1,980円(税込)

【ISBN】978-4-582-83983-8

https://www.heibonsha.co.jp/book/b660845.html

★最終巻『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』は今冬刊行予定。

《好評発売中》

【書名】五木寛之傑作対談集 Ⅰ

【著者名】五木寛之

【発売日】2024年11月26日

【造本】四六判・上製

【定価】1,980円(税込)

【ISBN】978-4-582-83971-5

https://www.heibonsha.co.jp/book/b649944.html

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田神保町3-29 帝国書院ビル8階
電話番号
03-3230-6570
代表者名
下中順平
上場
未上場
資本金
8280万円
設立
1923年05月