AIの眼で「食の信頼性」を社会に提供する―セキュアとトリプルアイズがワーキンググループを立ち上げ―
■安心して外食できる環境は社会的な要請
昨今、外食店舗における度を超えたいたずら行為が発覚し、食への信頼性が揺らいでいます。こうした行為に対して適切な対応策が講じられなければ、店側の経済的損失が広がるとともに、安心して食事することができないなどユーザーにとっても不利益な状態が続きます。
問題は外食店舗にとどまるわけではありません。食物が私たちの口に入るまでには、生産現場から食品加工工場、売り場、厨房などさまざまな流通過程を経ており、異物混入などのリスクはフェーズごとに発生すると考えなくてはなりません。
当然、各フェーズにおいて予防策はとられていますが、人の目による監視には限界があるのもまた事実です。
■AIカメラを活用して食の信頼性を確保する
今回、セキュアはAIベンチャーであるトリプルアイズと共同して、「テクノロジーで食の信頼性を確保するためのワーキンググループ」を立ち上げました。
セキュアは「AI(画像認識)xセキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、AIによるセキュリティソリューション事業を推し進めています。
トリプルアイズは、これまでにさまざまな業界において、画像認識AIの実装を進めており、特に顔認証AIの実装では多くの実績を有しています。
本ワーキンググループでは、外食産業にヒアリングを行い、両社が持つAIカメラ技術を活かし、安心して食が楽しめるための最適なテクノロジーの開発に取り組みます。食の現場への実装を進めることで、テクノロジーによる食の信頼性の確保を目指します。
株式会社トリプルアイズ 代表取締役 山田雄一郎氏
誰もが安心して食事ができる環境の整備は、健康的な暮らしを送るための最低限の条件と言えます。今回、志を同じくするセキュアの谷口代表とワーキンググループを立ち上げることになりました。
食を提供する人もお客さんもハッピーになるAIシステムの開発に取り組んでまいります。
株式会社セキュア 代表取締役 谷口辰成
外食産業においては、人材不足や感染症による多大な影響がある中、昨今の迷惑行為の報道に接し非常に残念に感じるとともに、食品工場や店舗経営のお客様が多い当社においても、大きな課題意識を感じています。
本ワーキンググループにおいて、両社の強みを活かし、AIテクノロジーを活用した最適なセキュリティソリューションの開発を目指して、取り組んでまいります。
■セキュア会社概要
【会社名】 株式会社セキュア(英名 SECURE, INC.)
【所在地】 東京都新宿区西新宿二丁目6-1 新宿住友ビル20F
【設 立】 2002年10月
【資本金】 5億3633万9100円(2022年9月30日現在)
【代表者】 代表取締役 谷口辰成
【事業内容】 セキュリティソリューション事業
【コーポレートサイト】https://corp.secureinc.co.jp/
■トリプルアイズ会社概要
【会社名】 株式会社トリプルアイズ (英名:TRIPLEIZE CO., LTD.)
【所在地】 東京都千代田区神田駿河台三丁目4番地 龍名館本店ビルディング12階
【設 立】 2008年9月3日
【資本金】 13億8987万円
【代表者】 代表取締役 山田雄一郎
【事業内容】 システムインテグレーションおよびAIプラットフォームの提供
【コーポレートサイト】https://www.3-ize.jp/
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