【犬を介して多くの人を笑顔に】障がいがある男の子のご家族に介助犬の元訓練犬を譲渡(日本介助犬協会)
●日本介助犬協会のWithYouプロジェクト(https://s-dog.jp/with-you-project/)として、障がいがある男の子のご家族に元訓練犬「ジオン」を譲渡
社会福祉法人日本介助犬協会(以下、協会)は手足の不自由な方の手助けを行う介助犬の育成活動だけではなく、犬を介して多くの方が笑顔あふれる日々を過ごせるように、様々な公益的な活動を行っている。そうした活動の中に、介助犬にならなかった犬と障がい児・障がい者がいるご家庭をマッチングする『WithYouプロジェクト』という活動がある。
今回新たに、WithYouプロジェクトとして神奈川県横浜市にお住いの山本湧貴くん(12歳、脳性麻痺により四肢体幹機能障害)とそのご家族へ介助犬よりキャリアチェンジした(※注1)ラブラドールレトリーバーのジオン(3歳・オス)を12月に譲渡した。
※注1 介助犬にならなかった犬たちを協会では“キャリアチェンジ犬”と呼び、その犬はそれぞれの性格に合わせて一般家庭・WithYouプロジェクトなどの別の道に進みます。
きっかけは、山本さんご家族が以前から犬を飼いたいと思っていたところ、湧貴くんのお友達が協会から譲渡されたキャリアチェンジ犬と一緒に楽しく生活していることを知り、「やはりうちも犬を飼いたい」と協会へお話を頂いたことだった。
キャリアチェンジ犬は、それまでの訓練や評価に基づきその犬の性格や得意・不得意を理解した上でマッチングを検討していくため、ご希望のご家庭の雰囲気やニーズにあった犬を紹介してもらうことができる。また、ジオンのように介助犬の訓練が一定段階まで進んでいた犬の場合は、落としたものを拾うなど家の中で簡単な作業を犬にお願いすることができる場合がある。
譲渡前のお試し飼育期間では、家庭内で人も犬もお互いが負担なく暮らすことが出来るかどうかをしっかりと見極めてもらうため、通常のキャリアチェンジ犬譲渡より長いお試し飼育期間を設けている。「ご両親はジオンが引き出しを閉めたり、落としたものを拾う作業をご覧になり、『例えばこんなこともできたりしますか?』と、これからの湧貴くんとジオンの生活にいろいろ想像をめぐらせていらっしゃいます」と話すのは、ジオンの紹介を行った前川トレーナー。
協会はWithYouプロジェクトを通じて、「障がいがあることで犬との生活を諦めていた方が犬と楽しい生活を送れるようになる」「障がい者ご本人・ご家族の負担を減らす」など、犬の力を最大限に活かした支援を行っている。
●WithYouプロジェクト マッチング例
・お子さんに発達障害がありどうしても犬に抱きついてしまい犬との生活ができるか心配をされていたが、触れ合いが大好きなマイペースな犬をご紹介したご家族。
・大きな音が苦手なお子さんのために、吠えの少ない犬をご紹介したご家族。
・車いすのお子さんと一緒に散歩することを希望され、車いすと一緒に落ち着いて歩くことを練習した犬をご紹介したご家族。
活動を開始してから、それぞれのご家庭のニーズに沿ったマッチングにより、これまで20頭の犬たちが障害児者のいるご家族のもとに迎えられている。
●ふるさと納税を通した支援
国の認定を受ける介助犬に対しては一部自治体から公的補助金制度があることに対し、今回のWithYouプロジェクトのような「介助犬以外の道で活躍する犬」(啓発担当のPR犬、病院で多くの方を笑顔にするD I犬(Dog Interventionとして医療やリハビリ等の補助のための介入をする犬)等)には公的補助が全くなく、その育成は今年度長久手市が行う「ふるさとながくて寄附金制度」に支えられている。
障がいの有無など関係なく、すべての人に温かい時間、笑顔、癒し、楽しい時間をもたらしてくれる犬たち。
介助犬に“なれない”ではない、“ならない”犬だからこそ活躍できる場がある。全ての犬がそれぞれの個性を活かして活躍できるように!長久手市のふるさと寄附金制度を通じた支援を募集している。
◆ふるさとながくて寄附金
https://www.city.nagakute.lg.jp/soshiki/somubu/zaiseika/1/1/hurusatonagakutekihukinn/950.html
・募集期間:令和2年12月31日まで
★今回譲渡を行ったジオンの、訓練犬時代の動画が日本介助犬協会YouTubeチャンネルで公開!
https://www.youtube.com/watch?v=HZgjctTrs9g
※訓練の進み具合はそれぞれの犬によって異なります。
【問い合わせ先】
社会福祉法人日本介助犬協会
https://www.s-dog.jp/
info@s-dog.jp
今回新たに、WithYouプロジェクトとして神奈川県横浜市にお住いの山本湧貴くん(12歳、脳性麻痺により四肢体幹機能障害)とそのご家族へ介助犬よりキャリアチェンジした(※注1)ラブラドールレトリーバーのジオン(3歳・オス)を12月に譲渡した。
※注1 介助犬にならなかった犬たちを協会では“キャリアチェンジ犬”と呼び、その犬はそれぞれの性格に合わせて一般家庭・WithYouプロジェクトなどの別の道に進みます。
きっかけは、山本さんご家族が以前から犬を飼いたいと思っていたところ、湧貴くんのお友達が協会から譲渡されたキャリアチェンジ犬と一緒に楽しく生活していることを知り、「やはりうちも犬を飼いたい」と協会へお話を頂いたことだった。
キャリアチェンジ犬は、それまでの訓練や評価に基づきその犬の性格や得意・不得意を理解した上でマッチングを検討していくため、ご希望のご家庭の雰囲気やニーズにあった犬を紹介してもらうことができる。また、ジオンのように介助犬の訓練が一定段階まで進んでいた犬の場合は、落としたものを拾うなど家の中で簡単な作業を犬にお願いすることができる場合がある。
譲渡前のお試し飼育期間では、家庭内で人も犬もお互いが負担なく暮らすことが出来るかどうかをしっかりと見極めてもらうため、通常のキャリアチェンジ犬譲渡より長いお試し飼育期間を設けている。「ご両親はジオンが引き出しを閉めたり、落としたものを拾う作業をご覧になり、『例えばこんなこともできたりしますか?』と、これからの湧貴くんとジオンの生活にいろいろ想像をめぐらせていらっしゃいます」と話すのは、ジオンの紹介を行った前川トレーナー。
協会はWithYouプロジェクトを通じて、「障がいがあることで犬との生活を諦めていた方が犬と楽しい生活を送れるようになる」「障がい者ご本人・ご家族の負担を減らす」など、犬の力を最大限に活かした支援を行っている。
●WithYouプロジェクト マッチング例
・お子さんに発達障害がありどうしても犬に抱きついてしまい犬との生活ができるか心配をされていたが、触れ合いが大好きなマイペースな犬をご紹介したご家族。
・大きな音が苦手なお子さんのために、吠えの少ない犬をご紹介したご家族。
・車いすのお子さんと一緒に散歩することを希望され、車いすと一緒に落ち着いて歩くことを練習した犬をご紹介したご家族。
活動を開始してから、それぞれのご家庭のニーズに沿ったマッチングにより、これまで20頭の犬たちが障害児者のいるご家族のもとに迎えられている。
●ふるさと納税を通した支援
国の認定を受ける介助犬に対しては一部自治体から公的補助金制度があることに対し、今回のWithYouプロジェクトのような「介助犬以外の道で活躍する犬」(啓発担当のPR犬、病院で多くの方を笑顔にするD I犬(Dog Interventionとして医療やリハビリ等の補助のための介入をする犬)等)には公的補助が全くなく、その育成は今年度長久手市が行う「ふるさとながくて寄附金制度」に支えられている。
障がいの有無など関係なく、すべての人に温かい時間、笑顔、癒し、楽しい時間をもたらしてくれる犬たち。
介助犬に“なれない”ではない、“ならない”犬だからこそ活躍できる場がある。全ての犬がそれぞれの個性を活かして活躍できるように!長久手市のふるさと寄附金制度を通じた支援を募集している。
◆ふるさとながくて寄附金
https://www.city.nagakute.lg.jp/soshiki/somubu/zaiseika/1/1/hurusatonagakutekihukinn/950.html
・募集期間:令和2年12月31日まで
★今回譲渡を行ったジオンの、訓練犬時代の動画が日本介助犬協会YouTubeチャンネルで公開!
https://www.youtube.com/watch?v=HZgjctTrs9g
※訓練の進み具合はそれぞれの犬によって異なります。
【問い合わせ先】
社会福祉法人日本介助犬協会
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info@s-dog.jp
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