【大企業の部長に聞く、人材育成の課題】約7割が研修による「従業員のスキル向上」を実感も、同じく約7割が「学びを実務で活かせていない」と課題

意識人材育成で不足しているリソースとして、2位「費用(カネ)」を抑え最多となったものは?

株式会社グロースX

企業向けにマーケティングやAI、BtoB人材の育成SaaSサービスを提供する株式会社グロースX(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:津下本耕太郎、以下 当社)は、大企業(従業員数1,000名以上)の部長111名を対象に、大企業の人材育成に関する課題調査を実施しましたので、お知らせいたします。

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https://grtx.jp/media/10707

 

■調査概要

調査概要:大企業の人材育成に関する課題調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年2月2日〜同年2月5日

有効回答:大企業(従業員数1,000名以上)の部長111名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「グロースX」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://grtx.jp/

■会社の人材育成が必要だと感じた瞬間、「チームの生産性や効率が低下していたから」が43.2%で最多

「Q1.あなたの会社において、人材育成が必要だと感じた瞬間を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「チームの生産性や効率が低下していたから」が43.2%、「リーダーシップや管理職のスキルが不足していたから」が39.6%、「業界の変化や競争の激化に対応するため」が36.9%という回答となりました。

・チームの生産性や効率が低下していたから:43.2%

・リーダーシップや管理職のスキルが不足していたから:39.6%

・業界の変化や競争の激化に対応するため:36.9%

・従業員のモチベーションや職場への満足度が低下していたから:36.9%

・従業員が新しい業務や技術への適応に苦労していたから:36.0%

・会社の離職率が高まっていたから:31.5%

・従業員からスキルアップやキャリア発展に関する要望があったから:29.7%

・従業員の昇進やキャリアの進路を支援したいから:25.2%

・その他:0.0%

・特にない:7.2%

・わからない/答えられない:1.8%

■「経験豊富な人材の流出」や「社員のスキルアップ」などの瞬間も

Q1で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q2.Q1で回答した以外に、あなたの会社において、人材育成が必要だと感じた瞬間があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=101)と質問したところ、「経験豊富な人材の流出」や「社員のスキルアップ」など56の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・55歳:経験豊富な人材の流出。

・59歳:社員のスキルアップ。

・58歳:若年者の離職率が高まっているので。

・54歳:全体のレベルアップ。

・42歳:キャリア支援。

・58歳:同業からの転職が少ない。

 ・47歳:デジタル化に対応できない人材が多い。

■会社の人材育成において、社内に不足していると感じたことのある「リソース」の種類、「人材を育成できる指導者(ヒト)」が63.1%で最多

「Q3.あなたの会社の人材育成において、社内に不足していると感じたことのある「リソース」の種類を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「人材を育成できる指導者(ヒト)」が63.1%、「人材を育成するための費用(カネ)」が37.8%、「人材を育成するための研修時間(事業部が育成に非協力的)」が30.6%という回答となりました。

・人材を育成できる指導者(ヒト):63.1%

・人材を育成するための費用(カネ):37.8%

・人材を育成するための研修時間(事業部が育成に非協力的):30.6%

・人材を育成するための教材(モノ):29.7%

・人材を育成するための最新の情報:22.5%

・その他:0.9%

・特にない:15.3%

・わからない/答えられない:0.9%

■会社の人材育成の方法、「オンラインコースやeラーニングの利用」が67.6%で最多

「Q4.あなたの会社における、人材育成の方法を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「オンラインコースやeラーニングの利用」が67.6%、「社内メンバー主催の研修やワークショップ」が56.8%、「実務経験を通じたオンザジョブトレーニング(OJT)」が55.0%という回答となりました。

・オンラインコースやeラーニングの利用:67.6%

・社内メンバー主催の研修やワークショップ:56.8%

・実務経験を通じたオンザジョブトレーニング(OJT):55.0%

・社外セミナーや研修への参加:53.2%

・自己啓発や自己学習の奨励:38.7%

・外部からの専門家やコンサルタントによる指導:30.6%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:3.6%

■「全体研修」や「マニュアル整備」などの人材育成の方法も

Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、あなたの会社における、人材育成の方法があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=107)と質問したところ、「全体研修」や「マニュアル整備」など55の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・55歳:全体研修。

・61歳:OJTが中心。

・58歳:外部委託。

・63歳:マニュアル整備。

・60歳:社内での研修及び職場指導。

・63歳:先輩との同行。

■71.2%が、会社が実施している研修を通じて、従業員のスキルが「高まった」と回答

「Q6.あなたの会社で実施している研修を通じて、従業員のスキルが高まったと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が20.8%、「ややそう思う」が50.4%という回答となりました。

・非常にそう思う:20.8%

・ややそう思う:50.4%

・あまりそう思わない:27.9%

・全くそう思わない:0.9%

 ・研修は一切行っていない/答えられない:0.0%

■73.9%が、従業員が研修で得た学びを、期待するレベルまで「発揮できていない」と実感

Q6で「研修は一切行っていない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.あなたの会社では、従業員が研修で得た学びを、期待するレベルまで発揮できていないと感じることがありますか。」(n=111)と質問したところ、「とてもある」が22.5%、「ややある」が51.4%という回答となりました。

・とてもある:22.5%

・ややある:51.4%

・あまりない:26.1%

・全くない:0.0%

・答えられない:0.0%

■従業員が研修で得た学びを発揮できていない理由、「研修後のフォローアップや評価が不十分だから」や「現在の職務/プロジェクトで研修のスキルを使う機会がないから」など

Q7で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q8.従業員が研修で得た学びを、発揮できていない理由として考えられることを、教えてください。(複数回答)」(n=82)と質問したところ、「研修後のフォローアップや評価が不十分だから」が37.8%、「現在の職務/プロジェクトで研修のスキルを使う機会がないから」が35.4%、「職場でのサポートやリソースが不足しているから」が34.1%という回答となりました。

・研修後のフォローアップや評価が不十分だから:37.8%

・現在の職務/プロジェクトで研修のスキルを使う機会がないから:35.4%

・職場でのサポートやリソースが不足しているから:34.1%

・研修内容と実務の関連性が低いから:31.7%

・他の業務に忙しく、新しいスキルを使う時間がないから:29.3%

・上司や同僚からの協力や理解が得られないから:24.4%

・研修が十分に実践的ではなかったから:19.5%

・従業員のモチベーションが低いから:17.1%

・研修内容が古いから:13.4%

・従業員がスキルを実践する自信がないから:13.4%

・その他:1.2%

 ・わからない/答えられない:4.9%

■「実践で使い方が分からない」や「研修などに対する意欲が無く、実務でも発揮されていない」などの理由も

Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、あなたの会社の従業員が、研修で得た学びを、なかなか発揮できていない理由として考えられることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=78)と質問したところ、「実践で使い方が分からない」や「研修などに対する意欲が無く、実務でも発揮されていない」など40の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・58歳:研修などに対する意欲が無く、実務でも発揮されていない。

・59歳:社員のスキルアップにつながるツールが必要。

・63歳:実践で活躍できる機会が少ない。

・59歳:仕事が多方面にわたるため。

・54歳:実践と研修の感覚があまりにもかけ離れているので。緊張感が違う。

・64歳:取り組み方の問題。

 ・53歳:実践で使い方が分からない。

■自社における研修を選ぶ際に重要視している点、「従業員のモチベーションを高める仕組みがある」が45.9%で最多

Q6で「研修は一切行っていない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.あなたは、自社における研修を選ぶ際に、どのような点を重要視していますか。(上位3つまで)」(n=111)と質問したところ、「従業員のモチベーションを高める仕組みがある」が45.9%、「従業員それぞれのタイミングで学習できる」が39.6%、「各社員の進捗やスキルレベルを可視化/分析する仕組みがある」が37.8%という回答となりました。

・従業員のモチベーションを高める仕組みがある:45.9%

・従業員それぞれのタイミングで学習できる:39.6%

・各社員の進捗やスキルレベルを可視化/分析する仕組みがある:37.8%

・研修を通じて業務の幅が広がる(やれることが増えてアウトプットが増える):29.7%

・人的リソースが少なくて済む:22.5%

・復習もでき学習の継続性が担保されている:18.9%

・テストやレポートなどで知識の深化や定着が促される:10.8%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:12.6%

■まとめ

 今回は、大企業(従業員数1,000名以上)の部長111名を対象に、大企業の人材育成に関する課題調査を実施しました。

 まず、人材育成が必要だと感じた瞬間を聞いたところ、「チームの生産性や効率が低下していたから」(43.2%)や「リーダーシップや管理職のスキルが不足していたから」(39.6%)などが挙がりました。人材育成において、社内に不足していると感じたことのある「リソース」は、「人材を育成できる指導者(ヒト)」が63.1%で最多の回答となりました。また、71.2%が、会社が実施している研修を通じて、従業員のスキルが「高まった」と回答している一方で、73.9%は、従業員が研修で得た学びを、期待するレベルまで「発揮できていない」と感じています。その理由として、「研修後のフォローアップや評価が不十分だから」や「現在の職務/プロジェクトで研修のスキルを使う機会がないから」などが挙げられました。自社における研修を選ぶ際には、「従業員のモチベーションを高める仕組みがある」などが重要視されているようです。

 今回の調査では、大企業の人材育成に対する課題が浮き彫りになる結果となりました。人材育成・リスキリングに力を入れている企業が増えてきている一方で、「人材を育成できる指導者(ヒト)」が圧倒的に不足していることが明らかとなりました。自社に必要なスキルを補填するためには、外部の学習サービスなどを効率よく活用することで、組織全体のスキルの底上げを図ることも有効な手段ではないでしょうか。

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■実務に活かせる、企業向け人材育成SaaS「グロースX」とは

 

 「グロースX」は、マーケティング・BtoB・AI・DX人材育成に必要な全てをワンストップで提供するサービスです。1日15分で手軽に学習できる独自のチャットシステムと、学習進捗の分かるダッシュボードで、チーム全体のデジタルマーケティングスキルの底上げを実現します。

  

*詳細はこちら:https://grtx.jp/

■会社概要

会社名        :株式会社グロースX

代表取締役社長:津下本 耕太郎

本社所在地  :〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-2-13 リードシー恵比寿ビルB1

設立          :2020年8月

事業内容   :企業向けのマーケティングやAI、BtoB人材の育成SaaSサービスの提供

 URL     :https://grtx.jp/

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情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿南3-2-13 リードシー恵比寿ビルB1
電話番号
03-4540-1036
代表者名
津下本耕太郎
上場
未上場
資本金
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設立
2020年08月