Pathfinder、JR西日本グループの事業共創プログラム「ベルナル」二次審査を通過し、カタレン実証実験の大幅な拡大とアディッシュプラス社を迎え新たなユースケースを検証へ
MaaS社会の実現に不可欠な最適配置アルゴリズムを開発・運用するスタートアップPathfinder株式会社(東京都港区 代表取締役:小野崎悠介 以下、当社)は、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:長谷川 一明)、株式会社JR西日本イノベーショ ンズ(本社:大阪市北区、代表取締役社長:川本 亮)が展開する、JR西日本グループが持つ特徴ある資産等を活用し、スタートアップ企業等と新しい価値を創出する事業共創プログラム「ベルナル」において、二次審査を通過したことをお知らせいたします。このたびの審査通過を受け、片道レンタカー「カタレン」の実証実験を大幅に拡大し、さらなる社会実装に向けた取り組みを推進してまいります。
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実証実験の拡大について
当社はこれまで、広島駅~福山駅間において、駅レンタカー車両を用いた片道レンタカー「カタレン」の実証実験を行ってまいりました。その結果、従来の借りた場所に返すタイプのレンタカーと比較して、カタレンを使う事で、行動範囲が広がり、多くの体験ができることで、ユーザー満足度の向上に寄与することが分かりました。
今回の二次審査通過を受け、今後の実証実験では対象エリアを再検討し、エリアの拡大と、多様な利用シーンを想定した検証を行う予定です。そのため、今回の実証からアディッシュプラス株式会社が参画し、3社で検証を進めてまいります。
今後に向けて
最終審査は2025年8月29日(金)に予定されております。それまでの間、さらなる実証実験を重ね、片道レンタカー「カタレン」を活用した地域活性化の取り組みを強化してまいります。当社は、より多くの地域や利用者に寄り添うサービス展開を目指し、社会への実装を加速してまいります。
事業共創プロジェクト「ベルナル」とは
本プログラムでは、JR西日本グループの特徴ある資産(例:駅施設、車両、WESTER、モバイル ICOCA、バーチャル大阪駅3.0)を活用した事業共創を希望するスタートアップ企業等を募集し、選考審査 を経てパートナー企業を決定し、事業創出に挑戦します。 また、募集テーマについては、JR西日本グループの「長期ビジョン2032・中期経営計画2025」に掲げる 4つのビジョンとデジタルツインによる価値創出を設定いたしました。 本プログラムの特徴は、「伴走」や「支援」といった関わり方にとどまらず、JR西日本グループのアセットを活用して事業開発を進めるため、グループ社員と参加企業が推進チームを形成し、事業化へ向けた共 同検証を10カ月間かけ実施し、その後2025年8月に予定している審査会にて事業化判断を行います。また、 事業化の際には、当社グループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるJR西日本イノベーシ ョンズからの出資の可能性も併せて検討します。
(関連情報)
●プログラム特設WEBサイト(https://unidge.co.jp/project/jrw2024)
Pathfinderとは
Pathfinderは、MaaS(Mobility as a Service)時代の開拓者(Pathfinder)となることを目指し、2020年に設立されたモビリティサービス研究開発企業です。社名は火星探査計画Mars Pathfinderに由来し、同プロジェクトの革新的な姿勢にあやかり、名付けられました。
2022年3月にリリースされた、日本初の出発店舗・返却店舗が固定の片道専用レンタカーのマッチングサービス「カタレン」の開発や、回送/遊休車両マーケットプレイスの立ち上げ等、MaaS領域で移動のハードルを下げるため、幅広く取り組みます。
カタレン HP:https://app.kataren.jp/
コーポレートHP:https://pfr.technology/
社 名:Pathfinder株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門2丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー 5F ANOBASHO内
資本金:8786万円
設 立:2020年1月27日
事 業:MaaS及び関連サービス/研究開発
代表取締役:小野﨑 悠介
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