光村図書×フジテレビ 初コラボ! 宮沢賢治の「やまなし」を「デジタル紙芝居」で配信開始 教科書の名作をアナウンサーの声とデジタル映像で再現
「やまなし」デジタル紙芝居
URL :https://www.fujitv.co.jp/csr/kamishibai/index.html
読 み 手 :全体ナレーション 内田 嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)
かに父 立本 信吾 (フジテレビアナウンサー)
かに兄 西山 喜久恵(フジテレビアナウンサー)
かに弟 三上 真奈 (フジテレビアナウンサー)
挿 絵:杉山宏樹(フジテレビ美術制作局)
企 画:フジテレビアナウンス室&CSR・SDGsプロジェクトチーム
制作協力:フジクリエイティブコーポレーション 光村図書出版
「やまなし」概要
「やまなし」は宮沢賢治の短編童話です。
宮沢賢治が生前発表した数少ない童話の1つであり、1923年に岩手毎日新聞に掲載されました。
光村図書出版では、1971年より国語の教科書で教材として採用し、現在は小学6年生の国語の教科書に掲載しています。
物語は、五月と十二月の2つの章に分かれており、谷川に住むかにの兄弟が、かわせみや山梨などの自然の現象に出会う様子が描かれています。「クラムボン」などの不思議な表現が使われており、幻想的な情景描写から、宮沢賢治の人生観や哲学などを感じさせる作品です。
「デジタル紙芝居」に「やまなし」を選定した理由
「やまなし」は、50年以上も教科書に掲載されている作品です。今、学んでいる子どもたちだけでなく、親や祖父母世代の中にも教科書で出会った記憶がある方は多いのではないでしょうか。
子どもたちには、自分の思いを自由に表現できるという朗読の楽しさを知ってもらい、大人の方々には、子どもの頃に抱いた感想との違いを楽しんでもらいたい。そして、世代を超えて作品世界について語り合ってほしい。それにぴったりなのがこの「やまなし」だと思います。
フジテレビ美術制作局の杉山さんによる挿絵は、教科書のものと一味違い、独自の世界観が出ています。このように、読み手によってさまざまなイメージを描けるのも、この作品を選んだ理由の一つです。
※挿絵の制作現場に光村図書のスタッフがお邪魔したメイキング動画はこちらです。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=eFM04Cd8_ws
フジテレビ おうち応援プロジェクト「デジタル紙芝居」とは
「デジタル紙芝居」は、コロナによって増えた、家で過ごす時間を豊かに楽しく、親子や兄弟で過ごしてもらえるようにと、2020年よりフジテレビ公式HPとYoutubeにて配信されているものです。
「やまなし」の他にも「注文の多い料理店」「ブレーメンの町楽隊」「ごん狐」などの有名な童話、全9シリーズが「デジタル紙芝居」にて公開されています。
また、新たな読み手がラップ調で送る「新感覚やまなし」バージョンも10月1日(日)にリリースされます。
会社概要
[商 号] 光村図書出版株式会社 Mitsumura Tosho Publishing Co.,Ltd
[代表者] 代表取締役社長 吉田直樹
[創 立] 1949(昭和24)年2月26日
[資本金] 3,000万円
[年 商] 82億6,481万円(2022年10月期)
[従業員数] 229名(2023年4月現在)
[所在地] 東京都品川区上大崎 2-19-9
[TEL] 03-3493-2111(代表)
[URL] https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
[事業内容] 小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行/一般書籍・教育書等の編集・発行 学習用ソフトウェアの企画・制作
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