「保険適用の条件緩和に関する緊急アンケート2025」を開始
NPO法人Fine、不妊治療の保険適用の実態把握へ
不妊治療患者をはじめ不妊・不育症で悩む人をサポートする、セルフサポートグループ「NPO 法人 Fine (ファイン、以下、当法人)」は、2025年11月13日から2025年12月15日まで、「保険適用の条件緩和に関する緊急アンケート2025」を実施します。
不妊治療の保険適用にかかる条件や制限によって、不妊・不育症の当事者にどのような困難や思いが生じているかを知り、社会に届けることを目的としています。アンケート結果は今後、プレスリリースや国への要望書提出、政策提言等に活用する予定です。

【背景】
不妊治療は2022年4月より、人工授精等の「一般不妊治療」、体外受精・顕微授精等の「生殖補助医療」が保険適用になりました。それにより、20代や30代の若い世代の人も不妊治療に踏み出しやすくなりました。
しかし体外受精や顕微授精での保険適用には年齢制限や回数制限など、他の一般的な疾病には無い制限や条件があり、その制限等を超えて治療する場合は、保険適用前と同じくすべてが自費診療になります。また、保険適用された治療と適用外の治療を併用する場合には、先進医療に位置付けられているものを除いて、年齢にかかわらずすべての方が自費診療になってしまいます。
※当法人は厚生労働大臣に「不妊・不育症治療における保険診療の改善を求める要望書」を、2024年3月7日と2025年6月13日に提出しております。また2026年4月には不妊治療の保険適用の内容を見直して改定する「診療報酬改定」が実施される予定です。
【概要】
対象者:2022年4月以降に不妊や不育症治療を経験した人、治療中の人、これから始めようと思っている人
アンケート締め切り:2025年12月15日(予定)
アンケートURL:https://questant.jp/q/GW2CDF5B
【設問例】
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Q:現在、「体外受精/顕微授精」に保険が適用されるためには条件があります。その条件は、女性の年齢が治療開始時点で43歳未満であること、「胚移植」には回数制限があり、女性の年齢が40歳未満の場合は1子につき6回まで、40歳以上43歳未満の場合は1子につき3回までです。この現状に対して、あなたの考えに当てはまるものはどれですか?
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Q:現在は、保険診療を使って胚移植した後流産しても、女性の年齢が40歳未満の場合は1子につき6回まで、40歳以上43歳未満の場合は1子につき3回までという回数はそのままです。そのことについて、どのように思いますか?
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