Datadog、低コストで大容量ログを管理できる階層を発表

Flex Logsでストレージとコンピューティングを分離し、極めて低コストで大量のログの長期間保存とクエリが可能に

Datadog Japan合同会社


サンフランシスコ -- クラウドアプリケーション向けの監視およびセキュリティプラットフォームを提供するDatadog, Inc.※1(NASDAQ:DDOG)は本日、ログ管理の新しい階層であるFlex Logsを発表しました。DatadogのHuskyテクノロジー※2に基づいて構築されたFlex Logsにより、これまでオブザーバビリティに利用するには大きなコストが発生していた、大量のデータの保持とクエリを可能にします。


※1: https://www.datadoghq.com/ja/

※2: https://www.datadoghq.com/blog/engineering/introducing-husky/


従来のログ管理ソリューションでは、「インデックス化」を使用し、アプリケーションのリアルタイムセキュリティおよびオブザーバビリティの問題を検出して解決するのに適したアラートやダッシュボードなどのクエリ機能を提供しています。これらのソリューションは、切迫した問題の調査には適していますが、断続的なネットワークの問題、使用傾向、季節的パターン、セキュリティフォレンジック、監査といった問題に対して、エンジニアが長期間保存した大量のログを分析するような場合には、法外なコストがかかります。


Flex Logsを使用することにより、これまで大きなコストが発生するため収集や保存ができなかった大量のデータを保持することができるようになります。この新機能は、Datadogの標準的なインデックス化と連動するため、ユーザーはリアルタイムのアラートやダッシュボードのためにインデックス化するログと、長期的なクエリのユースケースのために保存するログを柔軟に選択することが可能です。Flex Logsにより、必要なコンピューティングパワーのレベルも制御できるため、大量のクエリを実行する数千人のユーザーにプロビジョニングすることも、クエリの実行回数が少ない少数のユーザーに対してコストを制御することも可能です。


Datadogの製品担当バイスプレジデントであるMichael Whettenは次のように述べています。「アプリケーションが複雑化するにつれて、ログの容量も増加します。組織は、予算を適正な範囲に抑えながら、これらのログの可視性を向上させる必要があります。Flex Logsは、Datadogの使いやすいログ管理プラットフォームを、ITトラブルシューティングからコンプライアンス遵守、ビジネス分析まで、より多くのチームに費用対効果と拡張性に優れた方法で導入いただけます。これにより、すべてのログを保存して、大量のデータに基づいたアクションを実行できるようになります。」


Datadogのお客様は、Flex Logsを使用することで以下のメリットを享受することができます。


  • ROIの向上:調査、コンプライアンス監査、セキュリティ調査など、ユーザーのニーズに合わせてコンピューティングを最適化できます。

  • 過去のデータへの即時アクセス:エンジニアリングチームとセキュリティチームは、リハイドレートすることなく過去のインシデントを調査できます。

  • 予測可能な成長:ログ容量の増加に伴い、組織は予測可能な方法で予算を管理するために、コンピューティングとストレージの拡張を別々に行うことができます。

  • 統一された観測可能性:Datadogの統合プラットフォームは、アプリケーションメトリクスとセキュリティソースから、さまざまな種類のデータを自動的に統合して相関させることでログを強化します。これにより、組織は観測可能性データを統一的に確認することができます。


Datadog Log Managementの詳細については、 https://www.datadoghq.com/ja/product/log-management/ をご覧ください。


Datadogについて

Datadogは、クラウドアプリケーション向けのオブザーバビリティおよびセキュリティプラットフォームを提供しています。Datadogの SaaSプラットフォームは、インフラストラクチャーのモニタリング、アプリケーションパフォーマンスモニタリング、ログ管理、リアルユーザーモニタリング、その他多くの機能を統合および自動化し、お客様のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムのオブザーバビリティとセキュリティを提供します。Datadogは、あらゆる規模の企業、幅広い業界で使用され、デジタルトランスフォーメーションとクラウド移行を可能にし、開発、運用、セキュリティ、ビジネスチーム間のコラボレーションを促進し、アプリケーションの市場投入までの時間と問題解決までの時間を短縮し、ユーザーの行動を理解し、主要なビジネス指標をトラッキングします。


将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、新製品および新機能の利点に関する記述を含め、米国1933年証券法(Securities Act of 1933)第27A条および米国1934年証券取引所法(Securities Exchange Act of 1934)第21E条に規定される「将来予想に関する記述」が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、当社の製品および機能の強化、またそれらによってもたらされる利益に関する記述が含まれますが、これらに限定するものではありません。実際の結果は、将来見通しに関する記述とは大きく異なる可能性があり、「リスクファクター」の見出しの下に詳述されているリスクをはじめ、2023年5月5日に米国証券取引委員会に提出したForm 10-Qの四半期報告書を含む米国証券取引委員会への提出書類および報告書、ならびに当社による今後の提出書類および報告書に記載されている、当社が制御できない様々な仮定、不確実性、リスクおよび要因の影響を受けます。法律で義務付けられている場合を除き、当社は、新しい情報、将来の事象、期待の変化などに応じて、本リリースに含まれる将来の見通しに関する記述を更新する義務または責務を負いません。

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会社概要

Datadog Japan合同会社

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URL
https://www.datadoghq.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内2丁目7−2 JPタワー 19F
電話番号
-
代表者名
正井 拓己
上場
海外市場
資本金
-
設立
2010年06月