世界の水底に眠る、太古の遺跡群を追って。『図説 世界の水中遺跡』2月発売!
グラフィック社は、書籍『図説 世界の水中遺跡 水底に眠る「時の証人」を求めて』を、2022年2月に発売いたします。
船や建築物、街……。太古の暮らしを今に伝える水底の遺跡や引き上げられた様々な物品から、当時の暮らしや文化の謎を紐解きます。美しく、かつ貴重な多数の水中写真により「水の中の世界史」の真実に迫る一冊です。
かつて栄えた街、たくさんの積荷を積んで海を渡った巨大な輸送船、そして王族が暮らした宮殿などなど……。
現在も世界中の海や湖の底には、繁栄の証を記すたくさんの「水中遺跡」が沈んでいます。本書はそうした歴史の生き証人を美しいカラー写真と、それぞれの発掘や引き上げに携わった研究者・写真家たちの確かな解説文でご紹介します。かつてないスケールの写真、一般向けとしては類を見ない「水中遺跡」に特化した壮大な遺跡図鑑をどうぞお楽しみください。
- 深い水の底に沈んだ「歴史の生き証人」を美しいカラー写真で
- 目次
第2章:先史~有史の水没遺跡/琵琶湖粟津湖底遺跡、ユカタン半島水中洞窟、ポートロイヤル(パイレーツオブカリビアンの元になった水底の街)など
第3章:海上シルクロードとアジア海上商業時代の水中遺跡/九州・鷹島海底遺跡、沖縄・海上交易関連の海底遺跡、タイ・バンカチャイ沈没船など
第4章:大航海の歴史と失われた帆船/メアリーローズ号博物館、サン・ディエゴ号、開陽丸、沖縄の西欧沈没船遺構群 他
第5章:近代海戦と水中文化遺産/パラオで沈んだ日本戦、ドイツのUボート、マルタ島沖のボウファイター 他
- 著者プロフィール
上智大学院地域研究専攻より博士号(地域研究)取得。日本学術振興会特別研究員、日本学術振興会海外特別研究員、東海大学海洋学部准教授等を経て、現職。
主な著書に『海域世界の地域研究:海民と漁撈の民族考古学』(京都大学学術出版会)、『Prehistoric Marine Resource Use in the Indo-Pacific Regions』共編著(ANU E Press)、『環境と資源利用の人類学―西太平洋島嶼の生活と文化―』共著(明石書店)、『オセアニア:海の人類大移動』共著(昭和堂)、『地域の多様性と考古学:東南アジアとその周辺』共著(雄山閣)など。
木村 淳(キムラ・ジュン)
フリンダース大学大学院博士課程修了。博士(Doctor of Philosophy)。マードック大学アジア研究所研究員、シカゴ・フィールド自然史博物館研究員を経て、東海大学海洋学部海洋文明学科特任講師。
著書に『海洋考古学入門』(東海大学出版部)など。
- 書籍情報
著者:小野林太郎、木村 淳
発売日:2022年2月
仕様:B5 並製 総240頁
定価:2,750円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3531-2
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=46695
- 好評関連書籍
書名:世界のピラミッドWonderland
編著者:河江肖剰、佐藤悦夫
発売日:2021年1月
仕様:B5 並製 総160頁
定価:2,750円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3431-5
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=43388
【書籍に関するお問い合わせ】
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