Godot、行動科学AIと国内最大級データで生活者理解を深化
ヘルスケアから政策立案まで、多様な応用を見据える研究開発
株式会社Godot(ゴドー/兵庫県神戸市、代表取締役 森山 健、以下「Godot」)は、国内最大級の生活者データを有する株式会社インテージと、生活者の隠れた行動要因の解明をめざすAIエージェントの共同開発を2025年9月1日から開始しました。
生活者の多様な行動・心理データを基に、一人ひとりの行動原理を科学的に紐解き、AIエージェントを構築します。今後、AIエージェントによるシミュレーションを通じて、潜在的な生活者インサイトを発掘し、生活者との新たなコミュニケーションや社会課題解決につなげていくことを目指します。


研究開発の概要
生活者の行動や価値観が複雑化・多様化する中、従来の市場調査だけでは捉えきれない動機や心理を把握する、新たな分析・シミュレーション手法へのニーズが高まっています。さらに現場では、仮説検証を短期間に繰り返し、素早く成果につなげることが求められています。
Godotは、特許技術を活かし、独自の行動科学に基づくAI技術の研究・開発をおこなってきました。
今回の共同研究では、Godotの持つ技術と、インテージ社が持つ信頼性の高い生活者データを融合させることで、これまでよりも深い生活者インサイトの発掘と、新たな分析手法の確立を目指します。
具体的には、Godotの行動シミュレーション技術とインテージの生活者データを連携させ、行動科学に基づいたAIエージェントを構築します。エージェントに定量・定性調査を繰り返すことで、その行動の奥にある原理に迫り、より精緻なシミュレーションを可能にします。これにより、調査にかかる労力や時間が短縮されるだけでなく、リアルな調査と掛け合わせ、生活者インサイトに深く迫る調査の実現を目指していきます。
共同研究開発により期待される効果
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調査プロセスの効率化とコスト削減
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リアルな調査とシミュレーションの相乗効果による、深い生活者インサイトの獲得
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生活者の隠れた行動原理に基づく、不確実性・複雑性の高い社会課題や、過去のデータの延長線上にはない課題への対応
今後の展望
2025年9月1日からワクチン接種や機能性食品の購入など、生活者の健康・ヘルスケア分野における行動に焦点を当て、共同研究開発を実施する予定です。
将来的には、商品・サービス開発の初期段階での仮説検証、政策立案における行動予測、社会課題の解決シナリオ検討など、多様な分野への応用を視野に入れています。
なお、本共同研究には、インテージグループでヘルスケア領域を専門とする株式会社インテージヘルスケアの社員も参画し、ヘルスケア分野における専門知見を活かした研究を推進いたします。
【企業情報】
商号 :株式会社Godot
代表取締役:森山 健
設立 :2022年7月
所在地 :兵庫県神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内
事業内容 :行動科学とAIを融合したディープテック開発
URL :https://godot.inc/
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