高齢者専門宅配弁当『宅配クックワン・ツゥ・スリー』四万十町店オープン

高知県4店舗目　県内で薬局を営むオーナーが「薬」による健康づくり支援に加え、「食」を通して地域住民の低栄養・介護予防に寄与

株式会社シニアライフクリエイト

2023年4月12日 10時00分

高齢者専門宅配弁当サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイト（本社：東京都港区、代表取締役：高橋洋）は、高知県で4店舗目となる『宅配クックワン・ツゥ・スリー』四万十町店を、2023年4月6日(木)にオープンしました。

◆高齢化率が40％を超える四万十町に出店し、より多くの高齢者へお弁当のお届けが可能に

四万十町が公表した「四万十町の現状と人口減少等に対する主な施策について」※1によると、総人口の減少と65歳以上の老年人口の増加により、高齢化率は44.9％と全国の高齢化率28.9％を大きく上回り※2、今後も上昇していく見込みです。加速する高齢化に伴い、介護予防と健康・生きがいづくりの促進や、地域で高齢者を支える仕組みづくりなど、高齢者が住み慣れた町で暮らし続けるための多様な施策が求められています。当社は、高知県においてこれまで3店舗を展開し、7市6町3村※3の配達エリアを網羅してきました。今回新たに四万十町をカバーする四万十町店のオープンにより、高知県内のより多くの高齢者にお弁当をお届けすることが可能となりました。

◆高知県内で薬局を運営するオーナー　「食」を通した地域住民の低栄養・介護予防に寄与

『宅配クック　ワン・ツゥ・スリー』四万十町店では、栄養バランスの整ったお弁当をお届けするとともに、宅配時の高齢者とのコミュニケーションや見守り活動を行うことによって、「低栄養・フレイルの予防及び早期発見・早期対応」、「適切な医療・介護・福祉サービス等への接続」に寄与してまいります。高齢者の低栄養・介護予防や自立支援、地域住民の健康づくりに貢献し、地域の高齢者が暮らしやすい町づくりを目指します。佐竹オーナーは、四万十町店のオープンに際し、以下のように語っています。

【四万十町店　佐竹オーナーのコメント】

「もともと運営していた薬局事業を通じ、健康づくり支援機能として、薬学的栄養ケアサポート（副作用・相互作用・治療効果不十分などの回避/高齢者の食欲不振や低栄養を惹起させる薬物治療を回避）により、高齢者の低栄養予防・重症化予防（フレイル総合対策）の推進事業へ参画しております。今回、これまでの“薬・医療”の面から見た健康づくりに加え、新たに“食”を通した地域住民への介護予防・健康づくりの推進を目的とする配食サービスにも携わることに決めました。地域住民のみなさまに『宅配クックワン・ツゥ・スリー』と『昭和浪漫倶楽部』※4を利用していただき、四万十町で豊かに暮らす環境を整備するべく、ご支援をさせていただきたいと思います」

◆全国各地で切れ目のない配食網の実現へ

『宅配クックワン・ツゥ・スリー』では、在宅の高齢者を中心に、宅配時の手渡しによる見守り・安否確認を創業時より実践しており、昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問することで、顧客にとってより一層身近な存在となれるよう努めています。また、お届けの際にお客様の異常が発見された場合には、速やかにケアマネジャーやご家族と連動する地域密着型の独自のサービスを展開しています。当社では、今後より多くのお客様にこれらのサービスを提供できるよう、全国各地で切れ目のない配食網の実現を目指してまいります。

※1

四万十町「四万十町の現状と人口減少等に対する主な施策について」

https://www.town.shimanto.lg.jp/download/?t=LD&id=10836&fid=51816

※2

内閣府「令和3年度　高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況」

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/gian_hokoku/20220614koreigaiyo.pdf/$File/20220614koreigaiyo.pdf

※3

高知県内の店舗および配達エリア…店舗：高知本店、佐川店、土佐清水店、四万十町店(4月6日オープン)／配達エリア：高知市、南国市、香南市、香美市、芸西村、大豊町、本山町、土佐町、いの町、大川村、土佐市、須崎市、日高村、越知町、佐川町、土佐清水市、四万十町（4月6日以降）

※4

地域の高齢者が集まり、運動不足解消や文化教室、一緒に食事をする「共食の場」となるサロン活動(随時開設予定)