「令和6年度埼玉県LINE、電話及びメタバースによる性の多様性に関する相談事業」受託 メタバースを活用した相談窓口の運営開始
~安心して悩みを打ち明けられる体制の拡充へ~
■背景:
令和2年度の「埼玉県多様性を尊重する共生社会づくりに関する調査」*1では、無作為抽出した県民の3.3%が性的マイノリティに該当すると回答し、そのうち65.8%は自死の可能性等を考えたことがあり、82.1%は不快な冗談やからかいを受けたことがあると判明しています。性的マイノリティ当事者やその周囲の方が安心して悩みを打ち明けることができる、相談しやすい体制を充実させることが求められています。
*1:埼玉県多様性を尊重する共生社会づくりに関する調査の結果について
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0303/2020lgbtqchousa.html
■概要
パーソルワークスデザインでは、性的指向・性自認に関する悩みについて、埼玉県在住、在学及び在勤の方が相談できる専門相談窓口の「にじいろ県民相談」を埼玉県から受託し運営しています。HDI国際スタンダードに基づいた電話やチャットの応対やアバターメンタル支援サービス「KATAruru」での心理相談のノウハウを活かした相談体制を提供し、2024年4月の開始から130件以上の相談を受けています。
今回、相談に心理的な抵抗感を持つ方も少なくないことを踏まえて、埼玉県が運営する「バーチャル埼玉」にてメタバースを活用した相談窓口の運営を月1回開始します。メタバース上での相談は、アバターを介して相談となるため双方の実際の顔は見えず、より匿名性が高く安心して気軽に相談ができる場として利用することが可能です。相談方法の選択肢を増やすことで、更なる相談体制の充実を図ります。
「埼玉県にじいろ県民相談」(埼玉県性的マイノリティ県民相談)の詳細
受付日時 :毎週土曜日(年末年始を除く) 18時から21時30分まで(相談時間は22時まで)
相談対象者:性的指向・性自認に関する悩みがある方及びその周りの方など
(埼玉県内に在住、在学及び在勤の方)
相談内容 :性的指向(好きになる性別)や性自認(自分の性別の認識)に関する悩み
【例】
・好きになる性別や自分の性別に違和感がある。
・家族や友人が好きになる性別や自分の性別に悩んでいる。
・誰にも打ち明けられない想いを聞いて欲しい。
相談方法
【電話による相談】
電話番号 0570-022-282(ナビダイヤル)
ナビダイヤルの音声案内後に相談員につながります。
【LINEによる相談】
次のアからウのいずれかの方法でLINEの登録を行うことで、相談できます。
ア 以下の二次元コードを読み込む。
イ 以下のURLをクリックする。
ウ LINEアプリのホーム画面で「埼玉県 にじいろ県民相談」を検索し登録する。
【メタバースによる相談】
月1回土曜日
詳細は決まり次第、埼玉県ホームページに掲載されます。
相談費用 :無料
<本件に関する問い合わせ先>
パーソルワークスデザイン株式会社
BPO事業本部 ヘルスケアソリューション部 営業課
メール: org_00828106_emp@persol.co.jp
■パーソルワークスデザイン株式会社について< https://www.persol-wd.co.jp/ >
パーソルグループのパーソルワークスデザインは、2018年10月に日本アイデックス、ハウコム、テンプスタッフ・ライフサポートが統合し誕生いたしました。BPO(Business Process Outsourcing)のプロフェッショナルとしてあらゆる業種のお客さまの一般事務から情報処理、システム設計、ソフトウェア開発、コールセンター、ヘルプデスク、保健指導、採用代行などのBPOサービスを提供しています。
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