これまで「何をしても貯められなかった」あなたへ脳の専門家が教える「お金が貯まる」脳科学!!
「そのお金のムダづかい、やめられます」7月1日(金)発売
ムダづかいのしくみを脳科学的に解明!
本書は、最新の脳医学と心理学に基づいた「お金の使い方・貯め方」を提案。これまで、「ガマン」や「努力」とワンセットと思われてきた「貯金」を、脳の力を借りて簡単にする方法を紹介します。
意外に知られていませんが、脳は「もともと、ムダづかいしやすい」ようにできています。
それは、脳は思考や判断をするのに非常に多くのエネルギーを必要とするから。
きちんと考えれば正しい答えを出せることでも、脳は考える手間を惜しみ、「自動的に」「反射的に」判断しようとします。その結果、脳が判断ミスをしたり、売り手の販売戦略にひっかかって、しなくてもいい出費をさせられてしまうのです。
たとえば、次のような「ムダづかいの症状」に当てはまりませんか?
- LINEの無料スタンプをよく使っている(→142ページ)
- 家計簿をつけているのに、全然お金が貯まらない(→63ページ)
- 買った瞬間は大満足。なのに、あまり使っていないものがある!(→41ページ)
- 飲み会では「とりあえずビール」で始めがち(→48ページ)
- 「いつでも返品可!」と言われると、ひと安心(→131ページ)
- 欲しいものが高価なときは、「似ている安いもの」でガマンする(→191ページ)
実はこれらは、脳の「浪費グセ」が端的にあらわれた症状です。もし、この症状に1つでも当てはまるものがある方は、脳が勝手に“ムダづかいの命令”を出しています。
■「ムダだったな……」という買い物の99%は、〝脳の思い込み〟が原因!?
お金を貯めたいと思っても、思うように貯まらない。その原因は、「浪費しよう」という命令を出している脳を、意思の力で押さえ込もうとしているからです。
脳と意思が対立している状態では、ガマンが生じ、ストレスが溜まるのは当たり前です。
一方、脳神経外科の専門医が提案する「お金の使い方・貯め方」は、これまでの「節約本」とはひと味違います。
「あ、これ欲しい!」 「買わなくちゃ!」
と思ったとき、まず「脳が欲しいと思い込まされていないか」を、自分で客観的に点検してみるのです。脳の命令やホルモン分泌は一過性のものなので、脳が思い込んだことで生じた物欲は、脳からの命令が止んだ瞬間に収まります。
この客観的な点検は、脳科学でいう「メタ認知力」を用いて行います。本書では、より簡単に「メタ認知力」を身につけるための「ストーリー思考(→174ページ)」を、練習問題を交えてご紹介します。
「真の贅沢」や「満ち足りた暮らし」は、有意義にお金を使う中でこそ、実現します。
ただの倹約でもない、ガマンでもない、これからの新しい「お金の使い方」を身につけましょう。
▼たとえば……脳にはこんな不思議な性質があります
○ ある雑誌の購読者に、「印刷版(年間125ドル)」「ウェブ版(59ドル)」
「印刷版とウェブ版のセット購読(125ドル)」の3つから、自分が購読したい形を選んでもらったとき
→84%が「印刷版とウェブ版のセット購読(125ドル)」を選び、
100人あたりの出版社の売り上げは11,444ドルに
○ 同じ購読者に、「ウェブ版(59ドル)」「印刷版とウェブ版のセット購読(125ドル)」の2つから、自分が購読したい形を選んでもらったとき
→68%が「ウェブ版(59ドル)」を選び、
100人あたりの出版社の売り上げは8,012ドルに
★ 選択肢が2つから3つになっただけで、
52%の人が「余分にお金を払うほう(ムダづかい)」を選ぶ!!
(アメリカ・デューク大学 ダン・アリエリー教授の実験より)
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【書籍概要】書名:そのお金のムダづかい、やめられます
著者:脳神経外科医 菅原道仁
定価:本体1,230円+税
頁数:248頁
判型:単行本B6変形判
ISBN:978-4-905073-45-1
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菅原道仁(すがわらみちひと)
脳神経外科医。菅原脳神経外科クリニック院長。クモ膜下出血や脳梗塞といった緊急の脳疾患を専門として、国立国際医療研究センターに勤務。その後、脳神経外科専門の北原国際病院(東京・八王子市)に15年間勤務し、2015年6月より菅原脳神経外科クリニックを開院。誰もが人生を楽しむため、人生目標を達成するための医療を目指し、日々診療にあたっている。
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