日本アセアンセンター第36回年次理事会開催
2017年度事業を承認、設立協定の更新に合意
国際機関日本アセアンセンター(所在地:東京都港区、事務総長:藤田正孝)は、第36回理事会を、2017年3月23日、東京・新橋の事務局内にあるアセアンホールで開催しました。インドネシアの理事であるアーリンダ貿易省・輸出振興庁・長官が議長を務めた同理事会では、センターの2017年度の事業計画、予算案並びに中期計画が事務局より提案され、承認されました。また、同理事会では、2017年5月に更新期限となるセンターの設立協定について、本年より5年間の延長することが合意されました。
本年の会合の要旨は次の通りです。
■日時:2017年3月23日(木)
■会場:日本アセアンセンター・アセアンホール(東京)
■参加者:日本理事(梨田和也 外務省アジア大洋州局南部アジア部長)及びASEAN各国理事
■内容:
1.2017年度事業計画及び予算案の承認
日本アセアンセンターは進展する日本ASEAN関係に対応し、運営戦略及び事業内容の両面において改革を進めてきました。2017年度の事業計画においては、「持続可能な開発」を念頭に置き能力開発や政策志向を重視して策定された、貿易・投資・観光・人物交流の各分野における事業計画とともに、2016年度より着手しているサービス貿易を始めとした分野横断的テーマにおける研究・政策提言事業の継続が承認されました。また、ASEAN全体対象とした事業や、ASEAN統合推進の一環としてASEAN域内の経済格差を是正するため、後発4カ国であるCLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)に焦点を当てた事業に、引き続き注力していくことで一致しました。更に、2017年のASEAN設立50周年の佳節を記念し、在日ASEAN各国大使館等と協力し、記念事業の実施すること等についても話し合われました。
2.日本アセアンセンター設立協定の更新
日本アセアンセンターでは5年毎に設立協定の更新を行っており、前回2012年に更新された同協定は、本年5月24日に更新期限を迎えます。本理事会では、今後更に5年間、協定を継続することが確認されました。
※ ASEAN(東南アジア諸国連合)とは、1967年に結成された地域協力機構。加盟10カ国(ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)の総人口は6億人を超える。
<<国際機関日本アセアンセンター>> 正式名称:東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター 日本アセアンセンターは、日本とASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国政府との協定によって1981年に設立された国際機関です。貿易・投資・観光・人物交流の4分野を中心に、ASEAN商品の輸出促進、日系企業の進出支援、人材育成、日ASEAN間の観光促進等を通して、日本とASEAN諸国との関係促進に貢献します。 【事務総長】 藤田 正孝 (ふじた まさたか) 【設 立】 1981年5月 【事業目的】 ASEAN諸国から日本への輸出促進、日本とASEAN諸国間の直接投資、観光および人物交流の促進。 【公式サイト】www.asean.or.jp |
<<本リリース・イベント当日における取材のお問合せ先>>
国際機関日本アセアンセンター 企画調整官室 広報
東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル
TEL 03-5402-8118 FAX 03-5402-8003
E-mail: toiawase_ga@asean.or.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- 国際情報・国際サービス政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード